こんにちは! 映画大好き @kun_maa です。
自分に残された時間があと1日を切っていたら、あなたならどう過ごすだろうか?
諦めてただそのときを待つか、時間を延ばそうとするか、それとも限られた時間を精一杯生きるだろうか。
映画「TIME」の世界では人々の腕にタイム・クロックが埋め込まれている。そして25歳になった時から体内時計が余命の時間を刻んでいく。
貧しい人々は25歳になると、あと1年しか命の猶予がなく、26歳以後は自分の時間を切り売りして生きていかなければならない。
そこは“時間”が通貨として売買される世界だ。
勤労の対価も、コーヒーもバス代も家賃も税金もなにもかもが、時間を通貨としてやり取りされる。
例えばバス代に2時間分の時間が必要とされ、人生の残り時間が2時間失われる。
残時間が“ゼロ”になると死んでしまうのだ。
そこは貧しき者は早死にし、富める者は永遠の生(数千年、数万年と文字どおり時間を持っている限り永遠)を謳歌している時間格差社会だ。
貧困層は文字どおり“自らの命”を削って時間を支払い、富裕層は多すぎる時間を持て余し、緊張感をなくし、人生に倦む者も現れる。
この物語は主人公が、膨大な“余命”を持ちながら人生に倦んだ男から、100年もの時間を受け取るところから始まる。
そしてこの時間格差社会の真実を知り、行動を起こしていく。
感想としては、個人が時間を取引するという発想がおもしろいと思った。
命を果てしなく伸ばせるとしたらどうする?
命があとわずかだと知ったときに人間はなにをする?と問いかけられているような気がした。
映画自体は、アクションシーンもそこそこあり、最後まで飽きさせることなくストーリーが展開される。
時間ってのは限られているから、1秒1秒を大切に生きることができるのだと考えさせられる映画だった。
さて、そこで最初の質問に戻ります。あなたならどうしますか?
この映画を観て、時間について考えてみるのもいいと思いますよ。
『TIME/タイム』
2月17日(金)よりTOHOシネマズ 日劇他にて全国ロードショー
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