[ま]ハーゲンダッツの高級品「スペシャリテ ピスタチオ ベリー」を喰らう @kun_maa
ハーゲンダッツってもうそれ自体が全て高級品で低ランクの商品がないじゃないですか。それなのにさらに高みを目指すなんて。
税込価格449円ってワンコインで51円しかお釣りが返ってこないハーゲンダッツの中でもさらに高級品となる新作「スペシャリテ ピスタチオベリー」が発売中です。
コンビニをのぞいたらうっかり見つけてしまいまして...
縁にカットが施されて光沢のあるブラックのカップがイヤミなくらい高級感を醸し出しています。
果汁・果肉4%って多いのか少ないのかよくわかりませんがやけにでかく書いてあるのでウリのひとつなのかもしれません。
もちろん種類は「アイスクリーム」。そしていろいろ入っています。
気になるカロリーは1個(105ml)当り266kcalですが、先日ご紹介したデコレーションズと比べるとこちらの方が量が多いのでカロリー的には同じくらいの感じでしょうか。
ふたを開けると登場するシートには特に高級感は感じません。
シートをはがすと緑のピスタチオアイスクリームの上に、まるで雪が降ったかのように粉糖と銀箔というか銀粉というかとにかく本物の銀がトッピングされています。
ピスタチオアイスをスプーンですくうと赤いベリーソースがもれなく付いてきます。
ベリーソースを挟んでさらに下にはブロンドチョコレートアイスクリームが控えています。この写真だとちょっとわかりにくいけど。
緑色のピスタチオアイス、赤のベリーソース、白のブロンドチョコレートアイスと色合いが完全にクリスマスを意識していますね。違いますか?ハーゲンダッツさん!
下層のブロンドチョコレートアイスクリームには洋酒と砕いたグラハムクッキーが入っています。この食感がサクサクとしてケーキの土台を思い出させます。
ピスタチオアイスの香ばしさとやさしい甘さ、ベリーソースの酸味、ブロンドチョコアイスの甘さとクッキー食感、表面のトッピングのしゃりしゃり感がそれぞれ独立した美味しさを保ちながら口の中で順番に弾けていきます。
これは混ぜずに層になったまま優しく口に運ぶのが正解。
前回のデコレーションズとは対照的にスペシャリテは混ぜないアイス。
そして高い値段相応の美味しさが楽しめます...と僕は思ったのだけどこの判断はけっこう分かれるかもしれません。
まあとにかく絶対に不味くはないので(この値段で不味かったヤバいよね)安心して自分にプチご褒美をあげちゃってください。
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[ま]映画「ヒメアノ〜ル」で森田剛の狂気に震えろ/予告編程度のネタバレ @kun_maa
気になっていながら劇場公開中に観に行くことができなかった「ヒメアノ〜ル」をようやく観ることができた。
評判どおりのすごい映画だった。
観終わって3日間経った今でも作品のシーンがいくつも脳裏に浮かんで胃のあたりが重たくなる。森田剛の声が耳元で聞こえるような気がする...
軽い気持ちで観ると間違いなくトラウマとなる想像以上に衝撃的な作品だ。
ちなみに「ヒメアノール」とは体長10cmほどのヒメトカゲのこと。猛禽類のエサともなる小型の爬虫類であることから強者のエサとなる弱者を意味しているのだそうだ。なぜこのタイトルなのか、そして弱者とは...それは観ればわかるはずだ。
前半の濱田岳とムロツヨシの秀逸な演技が光るダメダメな二人のほのぼのシーンや佐津川愛美が絡むラブコメ部分はとても楽しい。
こいつらどーしようもねぇなあなんてポップコーン片手にニヤニヤしながら観ていられる。余裕だ。
それが不気味な空気をまとってくるのは意外なところで挿入されるタイトルから。
このタイトルと出演者名の入り方がスタイリッシュで不気味カッコいいんだけどそれはまた別の話。え?ここでタイトルが入るの?って不思議な気がしたのだがそれが合図のように映画の空気が変わっていく。
それまで無邪気に笑えたようなシーンでさえも背後に不吉な予感が覆いかぶさってしまい素直に笑えなくなる。
後半でも濱田岳とムロツヨシがいい味を出しているのは変わらないのだが、それすら凌駕して観ている者を不安な気持ちで埋め尽くしてしまう森田剛の無機質で虚無的な狂気。残酷で吐き気をもよおすような暴力的なシーンの連続の中で見せる森田の飄々として心の欠片も感じさせない表情と口調とその目に宿る静かすぎる狂気。
いくらすごい映画だって評判でも、所詮ジャニーズでしょって舐めててゴメンなさいってマジで思った。
ありふれた日常生活と隣り合わせに存在し、次第に日常に侵食してくる希望の欠片も感じさせない絶対的な悪意の世界。
凶行に及ぶ森田剛の姿を見るたびにブルーハーツの「トレイン トレイン」のあるフレーズが何度も頭の中で再生された。
森田剛の演じるむき出しの狂気に震えたというと表現が陳腐すぎるだろうか。悲惨な過去とその過去を叩き潰したはずなのに幻影に囚われ続けて永遠に止まってしまった幸せな記憶に凄惨なバイオレンスが重なる。
登場人物の演技にもストーリー展開にもすっかりやられた。あまりにも無防備に油断していた。心の奥の大事なものを無理やりこじ開けられてその一部をえぐり取られたような不快感と恐怖心に僕自身が囚われてしまったようだ。
そのせいで今でもフラッシュバックのように映画のシーンが突然頭に浮かぶのだろう。
ラストシーンはとても切なくて涙がじわっと浮かんだにもかかわらず、観終わった後の救いようのない絶望感に打ちひしがれた。心を揺さぶられる映画というのはこういう作品を指すのかもしれない。いや、心を潰されるというべきか。
最初にも書いたけど、僕は未だにこの作品の呪縛から逃れられずにいる。今これを書きながら様々な思いが頭の中を駆け巡り、胃がずしりと重たくなり、沈みがちな気持ちがさらに落ち込んでしまった。
自分がこんな感じなので、決してすべての人におすすめできる映画ではないと思うが、観る人の心に刺さるすごい作品であることは間違いない。
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[ま]北浦和「BEER HUNTING URAWA」で飲んだ美味しいクラフトビールとおつまみ集合 @kun_maa
今月中旬に1周年を迎え、これからますます楽しみなクラフトビールの美味しいビアバー「BEER HUNTING URAWA」さんです。
遅ればせながら1周年記念ウィークに飲んだビールのことを書こうと思ったら、それ以前に飲んだクラフトビールのことがすっかり抜け落ちていることに今更ながら気づきまして慌ててアップしようという魂胆です。
飲んだ時の写真とメモはバッチリ残してありますから記憶の糸を辿りながらつらつらと。誰得?僕得なエントリでございます。
すっきりと飲みやすくキリッとしたラガー。米の甘みのようなものをかなり感じて、苦味はあまり強くないので夏にゴクゴクと飲みたいビール。実際飲んだのは夏でした。
つまみはアンチョビローストポテト。素揚げしたポテトに絡めたアンチョビの塩気と旨味がホント絶妙な組み合わせで美味い。当時の僕はこれが店で一番美味いつまみなんじゃないの?ってくらい気に入っていたようです。
続いて松江地ビールビアへるんの「EX001〜ペールエール」。
イングリッシュスタイルのペールエールのように感じた。モルト感がしっかりしていてどっしりとした感じ。ホップの爽やかさよりもモルトの旨味が強く感じられる美味しいビール。
そしてベアレン醸造所の「アルト」へ。
深みのある琥珀色が特徴的なエール。色の割にというか色とは関係なく軽くて飲みやすいです。ホップの香りが爽やかでさっきの「EX001〜ペールエール」よりも軽やかに飲めました。
こちらは NORTH ISLAND BEER の「グレフルIPA」。
グラスに近づくとふわっと香るグレープフルーツのアロマ。口に含むとさらにグレープフルーツ感が際立つ味わいとしっかりとした苦味でとても美味しいIPAです。
3年ぶりに造られたという貴重なビール。ゲップまでグレープフルーツでした。
そろそろつまみの第二弾。自家製ビール煮のチリビーンズです。ピリ辛なひき肉感がとてもいい感じにバゲットに合います。もちろんビールにも。トマト感とか全然ないので僕でも大丈夫っていうか、かな〜り好きです。
そしてチリビーンズをつまみながら、のぼりべつ地ビール鬼伝説の「金鬼ペールエール HBC431・シトラver.」へと進みます。
ホップが効いた柑橘系の香りと爽やかな苦味のペールエール。グレフルIPAの後に飲んでしまったので最初は薄く感じてしまいましたが、飲むほどにシャープな苦味と爽やかな香り、ほんのりと感じる酸味が印象的な美味しいビールでした。
この日の〆は海軍さんの麦酒「ヴァイツェン」です。
これを飲んだ時点では一番バナナっぽい香りのするヴァイツェンでした。苦味はほとんどなくてすごく飲みやすい。一般的なビールが苦手な人でもこれならいけるんじゃないでしょうか。
ちなみに「BEER HUNTING URAWA」の店内は山小屋風でとても居心地がいい空間。店員さんもみんな親切でビールに詳しいのでたずねればいろいろと教えてもらえます。
テーブル席は後払い、カウンター席はキャッシュオンなのでカウンターに座る時は財布を握りしめて。別に握りしめることはないですね。
さてお次はベアレン醸造所の「ホッペンラガー」から。
かすかに香るフルーツのようなメロンっぽい華やかなアロマのラガー。苦味もちょうどよくてすっきり飲みやすかったです。こういうラガーを飲むと、エールの方がラガーよりも美味しいよねとかって軽々しく言えないよなあって思います。
続いて宮崎ひでじビール「花のホワイトヴァイス」です。
濁りのないクリスタルタイプのベルジャンホワイト。香りはあまり強くなくかなり軽い。ベルジャン酵母特有の香りはあるもののあまり気にならない程度だし、苦味はなくてとにかく飲みやすい。酸味というか渋みみたいなものを少し感じました。
つまみには「厚切りうずまきスワールベーコン」を選択。これがまた肉肉しいベーコンでさ。スモーク香もすっごくよくて美味しいんですよ。
花のホワイトヴァイスとスワールベーコンで至福のひととき。
宮崎ひでじといえば「日向夏ラガー」でしょ。
日向夏のアロマが抜群に爽やかで華やか。ラガーのキリッとしたすっきりさの中に香る日向夏のフレーバーもたまらんです。ただ、今回は初めて飲んだ時よりも軽い感じがしました。味覚もその日その日でけっこう変わるのでよくわかりませんけど。美味しいことに変わりはありません。
お次は T.Y Harbor Brewery の「セッションIPA」。
アロマがとても爽やかでフルーティ。飲んでみるとしっかりと苦くてやっぱりIPAだよねぇって感じ。セッションとは思えないほどしっかりとしたどっしり感があってクセになる苦味の美味しさ。これは好きなやつです。
さてさて、続いてうしとらブルワリー「風神〜IPA〜」です。
まるでマンゴーのようなトロピカルなアロマ。フレーバーはパッションフルーツのようです。T.YのセッションIPAと比べると苦味もボディも軽くすっきりとしていて苦味のキレもいいです。とても軽くて飲みやすいフルーティなIPAでした。飲み進めたらアルコール感が少し出てきましたけど。
そしてまた「自家製ビール煮のチリビーンズ」を食べちゃいます。やっぱりこの味好きです。IPAによく合います。
この日の〆は伊勢角屋麦酒「ペールエール」。
とてもフレッシュで苦味もしっかりあるし香りも爽やか。ずっしりとした存在感もある美味しいペールエールでした。
またまた日をあらためましてスタートは、あくらビール「あきたこまちIPA」から。
アルコール度数3.5%のセッションIPAです。とても軽くて飲みやすい。苦味はそれなりにあって美味しい。さらりとした感じでフルーティでもあります。
この日のつまみは「焼津特産黒はんぺんのグリル」。はんぺんといいつつイワシのつみれのようですね。生姜を効かせて食べるととっても美味しいです。
お次は伊勢角屋麦酒「Happy Hop IPA」です。
まるでパッションフルーツのようなアロマとフレーバーにしっかりとした苦味。ああこれは確かにホップがハッピーなんだなって思いました(よくわからんメモより)。ホップがいい感じに効いていて飲みやすくて美味しいIPAです。
そして城山ブルワリー「黒糖スタウト」に突入。
見た目の割に意外と軽い飲み口です。ほのかな甘みと酸味があって黒糖のフレーバーが美味しいスタウトでした。一口にスタウトといってもなかなか奥深いものがあります。
追加のつまみは「ガーリックピーナッツ」。もうBEER HUNTING URAWAの定番おつまみですね。安定の美味しさです。
黒糖スタウトとガーリックピーナッツでひとり飲み至福のひととき到来です。
まだまだ書ききれていないのですが、書いているうちにビール飲みたくなっちゃったんで次回へと続きます。っていうかどんだけ飲んでんだよって自分でツッコミを入れたくなりました。すいません。
これではいつになったら1周年ウィークのエントリが書けることやら...
ビール語辞典: ビールにまつわる言葉をイラストと豆知識でごくっと読み解く
- 作者: リース恵実,瀬尾裕樹子
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[ま]ペンハリガン「ブレナムブーケ」の香りに癒される日々/お得なホリデーキットを購入 @kun_maa
いろいろあって気分転換がしたくなり、久しぶりに新しい香水を買ってみた。
いろんな気分転換の方法はあるけど気に入った香りに癒されるというのはけっこう手っ取り早くて効果的。それが悲しい思い出と紐付けされていないという限りにおいては。
ここのところ僕が愛用しているのはイギリスの「JO MALONE(ジョーマローン)」のコロン。どれも上品でふくよかな優しい香りだ。
過去の記事を読んでみると自分ではすっかり忘れていたけど、何かがあって気分を変えたい時に僕は香水に頼る傾向があるようだ。
少し前に読んだ本の中に登場した香水にやはりイギリスの「PENHALIGON'S(ペンハリガン)」の「ブレナムブーケ」という男性用のオードトワレが出てきた。
ペンハリガンというのは初めて聞いた名前だったけど、かなり歴史のある「英国王室御用達」の香水店のようだった。
ペンハリガンのリーフレットには次のような紹介文が掲載されている。
1870年にウィリアム・ペンハリガンによって創られた英国のフレグランスハウス。一軒の理髪店から始まったペンハリガンはトータルグルーマーとしての実績が評価され、後に「英国王室御用達の理髪師兼香水商」の称号を与えられます。創業当時からのクリエイティブで画期的な香水づくりという遺産を今も引き継ぎ、現代のペンハリガンは由緒正しき伝統と奇抜さを持ち合わせています。製品は今なお英国で作られ、上質な香料を贅沢に使用しています。(PENHALIGON'Sリーフレットから引用)
本を読んでからとても気になってはいたのだが、JO MALONE でさえ高級なフレグランスなのに値段を調べたらそれ以上の高級品だ。さすがに簡単には手を出せないでいた。クラフトビールも飲みまくってるし。
それが今回購入に至ったのはクリスマスシーズンならではのお得なセットが数量限定で発売されたからだ。
その名も「ブレナムブーケホリデーキット」。なんだかそのまんまの捻りのない名前だけどそんなシンプルなところも英国の伝統店らしくて好感が持てる。
この数量限定のキットは通常のブレナムブーケ(100ml)の値段で、ブレナムブーケのアフターシェーブバームミニサイズ(50ml)とアトマイザーがセットになっているという代物。本来はプレゼント用なのだろうけど、僕にプレゼントをしてくれる人はいないので自分で買ったのだ。どうだ!まいったか。やけくそかっ!
プレゼント用を象徴するかのようなごっついギフトボックスに入っている。
このギフトボックスは横に引き出すようになっている。この箱だけで1000円くらい取られそうなしっかりとしたギフトボックス。
箱を引き出すと中にはブレナムブーケのオードトワレ(100ml)、アフターシェーブバーム(50ml)、アトマイザーがきれいに並んでいる。
これが憧れのブレナムブーケ。やはり香水の瓶はシンプルに限る。
ラベルがいかにも歴史がありそうなスタイルで心憎い。
ふたを外すとヘッドはスプレータイプ。
実際のところブレナムブーケの歴史は古い。「ブレナム」は英国のブレナム宮殿にちなんでいる。スペイン継承戦争で活躍したマールボロ公爵がアン女王から贈られたのがブレナム宮殿で約100年前に当時のマールボロ公爵のために調合されたのがこの「ブレナムブーケ」なんだそうだ。
ウィンストン・チャーチル首相がブレナムブーケを愛用していたことでも有名らしい。
実際の香りはというと、まずかなり爽やかなレモン・ライム系のシトラスが香る。
そしてそれはあまり長続きせずにウッディな森の香りのような落ち着いた匂いに変わっていき、そこに少しシガーっぽい渋みも加わる。
香り自体とても控えめなのでかなり付けすぎない限り周囲に迷惑をかけるようなことはないと思われる。とりあえず自分だけ、もしくはハグした人にだけわかるような控えめな上品さが好きだ。抱きよせる人がいないけど。
アフターシェーブバームもオードトワレと同じ香り。僕は電気剃刀派なのでアフターシェーブバームとしては使わずハンドクリームとして寝る前につけている。そうすると心地よい香りに包まれながらスーッと眠りにおちることができる。
そしてアトマイザーがけっこう素晴らしい。無駄に箱が豪華なんだけど。
箱を開けるとふたの裏側に使い方が図示されている。本体は丸みを帯びとてもシンプルな作りで色がシルバーなのもすっきりとしていて好きだ。
PENHALIGON'S のロゴがかっこいい。
何よりも使い方が楽でいい。アトマイザーの底に仕掛けがしてあって、香水のスプレー部分を外してこれを差し込んで何回か押し込むだけで中身をこぼすことなく簡単に入れることができるのだ。
ちなみにこのアトマイザーは非売品なのでホリデーキットを購入した人だけが手に入れられる。ふふふ。
今回は公式オンラインショップで購入したので、立派な袋までついてきたのだがプレゼントではない哀しさよ。この袋が本来の使い道で日の目を見ることはない。
そんなわけで僕は今日も上品で控えめなペンハリガンのブレナムブーケの香りに癒されて絶賛カラ元気発動中です。
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[ま]iPhone や Mac のカレンダーに出席依頼が勝手に登録されてしまう変なセールのスパムを削除する方法 @kun_maa
先週の木曜日から身に覚えのない怪しいレイバンなどのセールへの出席依頼が勝手にiPhone のカレンダーに登録されてしまい、無視していたら毎日リマインダーがうるさくて困っていました。
その後もうひとつブラックフライデーセールの出席依頼が勝手に追加されたんだけどこれまた全く身に覚えがないんですよ。
最初はアカウントでも乗っ取られたのかとガクブルだったのですが、どうやら勝手にカレンダーに予定が書き込まれて出席依頼への返事が求められる以外に異常は見受けられません。少しネットで調べたらiCloudのカレンダー機能を利用していると、このようなスパムが届くケースが11月に入ってから増えているみたいです。
具体的にはこいつらね。もう見るからに怪しげでしょ。
特にレイバンなんてこういうスパムに使われてばかりですっかり信用がた落ちだよね。レイバン=スパムみたいな。
リマインダーはもちろん鬱陶しいんだけど、カレンダーにこいつらの怪しいセールがイベントとして書き込まれたままなのもなんだか気持ち悪いので削除しようとしたんだけど、これがどういうわけか削除できません。
その上、iPhone だけではなく iCloudカレンダーで連携している iPad とMac にも同じ予定が書き込まれてリマインダーが発動する始末。まあこれは同じアカウントを使っているので当たり前なんですけどなんか腹たちますよね。
Macでブログを書いているとこんな通知が表示されるわけ。$49 野郎うるせーぞって感じです。
それぞれの詳細を確認してみるとやはりiCloudのアカウントあてにランダムに送りつけているようです。主催者名がテキトーすぎてちょっと笑えます。笑ってる場合じゃないんだけど。
こちらも同じ手口ですね。主催者名が中国語になると怪しさが100倍増しになります。
欠席にすれば予定からは削除されるんでしょうけど、それってスパムを送りつけてきた相手にこちらの情報を渡してしまうような気がして怖くてできません。
そこでもうiCloudのカレンダーを使うのをやめることにしました。Googleカレンダーを利用しているので全く困りませんし。
iPhone(iPad)のiCloudカレンダー機能をオフにする方法
①「設定」をタップして画面を開きます。設定画面から「iCloud」を選択してタップ!
②「iCloud」画面で「カレンダー」のボタンを左にスライドしてオフにします。
③iCloudカレンダー機能をオフにすると「iPhone上の、以前同期したiCloudカレンダーどうしますか?」と聞いてくるので「iPhoneから削除」を選択します。
これで気持ちの悪い出席依頼のスパム野郎を iPhone(iPad)から一挙に消し去ることができました。
iPhone と iPad それぞれの端末で同じことをしないといけないのでちょっと面倒ですが、こうしておけば iCloudカレンダーを悪用したスパムはもう届かないはず。
MacのiCloudカレンダー機能をオフにする方法
iPhone と iPad のカレンダーをきれいにしたところで Mac の iCloudカレンダー機能も止めておきましょう。
①システム環境画面を開き「iCloud」をクリックします。
②「iCloud」画面で「カレンダー」のチェックを外します。
こちらは以前同期したカレンダーをどうするか?と聞かれることもなく怪しいスパムを消滅させることができました。
今回のことで、簡単にスパムに利用されるなんてiCloudカレンダーってどれだけザルなんだよって思っちゃいました。僕はGoogleカレンダーや紙の手帳を利用しているのでiCloudカレンダーがなくても全く困りません。なんとなく同期していただけなんで。
iCloudカレンダーをがっつり利用しているという人以外は、この際オフにしちゃえば不快なスパムも届くことがなくて安心なんじゃないかと思います。
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[ま]メガガンジャの祝日限定メニュー「メガニボシ」を全マシ+アブリで喰らう @kun_maa
祝日の楽しみといえばメガガンジャの祝日限定メニュー。他に楽しみがないんかいと面と向かって言われると辛いのでとりあえずそこはスルーでお願いします。
先日の勤労感謝の日には「メガニボシ」が登場しました。
明日の祝日限定はメガニボシじゃ!! pic.twitter.com/spJhNF9jbK
— メガガンジャ (@MEGAGANJA) 2016年11月22日
当日は少し出遅れてしまいお昼少し前くらいにお店に到着。なぜか通常の列の作り方と反対方向に長い行列ができていました。どうやら店員さんが変わったばかりであまり慣れていないようです。
並び方はお店のドアにも貼り紙があるんだけど。この図が理解できない人が並んじゃったのかな。こんな簡単なのに人の理解力ってピンキリだね。
それを早めに注意できないほど店員さんもテンパってたのか。
かな〜り待ってからようやく並び直しの指示が店員さんから発せられました。そうそうこの方向に並ばないとやっぱり落ち着かない。
もちろん食券は並ぶ前に店内の券売機で購入します。店員さんは変わっても手書きの貼り紙が相変わらずのメガガンジャスタイルで微笑ましい。
行列に並ぶこと約40分(たぶん過去最長)、ようやく店内のカウンター席に案内されて食券を渡します。今回はメガニボシに炙りチャーシュー(160円)を追加。
無料トッピングは、ヤサイ、タマネギ、のり、ギョフン、コイメ、ニンニク、アブラの7種類。もちろん全マシで。
中にはニンニクのみマシマシで注文している人もいて、この人はそんなに精力をつけていったいこれから何をする気なんだろうと余計なお世話の妄想に耽ってしまいました。
席で待つこと数分。メガニボシ全マシ+アブリが キタ━(゚∀゚)━!!!!!!!
いつものメガガンジャの香りに加えて、とても濃厚なニボシのいい匂いが周囲に充満します。こちら側がヤサイ面。
そしてこちらが肉塊面。炙りチャーシューが肉肉しく鎮座しているのがなんともたまりません。ヤサイ山の頂上は海苔が覆っていて潮の香りまで漂ってきます。
上から見下ろしたところ。そびえ立つヤサイ山の空撮のようじゃありませんか。もう早く喰らいつきたくて、溢れ出すヨダレを口いっぱいにためて撮影しています。
狂おしいばかりの食欲を我慢しながらブログ用の写真を撮影しているストイックな自分に酔いながら。
メガガンジャの炙りチャーシュー!これが絶品なんだよ。
160円追加しても食いたい美味しいチャーシュー。「炙りチャーシュー」を「アブリ」と表現するのもガッツリ系らしくていいよね。
こちらが普通のチャーシュー。スープによく浸して温めてから食べるのが美味しく食べるコツなんです。
今回は珍しくレアチャーシューが入っていました。
やはり煮干系スープには低温調理のチャーシューが合うのでしょうか。合うのでしょうかって聞いちゃってるけど答えは合いますだよ、もちろん。
とりあえずはひたすらヤサイをワシワシと喰らっていくのはいつものスタイル。
スープが多めで濃厚な煮干出汁がガッツリと効いている上に、海苔が意外といい仕事をしていていつもよりもヤサイが美味しい。これならいくらでも喰えそうな気がします。
気がするだけだけど。
いつもより食べやすいといってもそこはメガガンジャ。やっぱり量がハンパないので食っても食ってもヤサイがなくなりません。これだけ食物繊維を摂ったら脂肪なんて全て綺麗さっぱり排出されるに決まっています。ホントかっ!
どこまで続くヤサイ山。
そしてついに前人未到のヤサイ山を制覇してワシワシゴワゴワの極太麺をスープの大海から引きずり出すことに成功しました。大げさかっ!
いつものトンコツとは異なる濃厚なニボシスープが極太麺によく絡みついてすごく美味しい。ニンニクやアブラ、ギョフンなどのメガガンジャ味構成要素が入り混じっているにもかかわらず、それらに負けることなくしっかりとニボシの風味がニボニボしているのはかなりのものだと思います。
あああああ!うめぇぇぇぇぇぇぇぇえ!
かなり腹の中に移動したせいか、見た目が普通のニボシラーメンっぽくなりました。ここまででけっこう満腹感あります。
ここからはメガガンジャ愛と漢としての気概が試されます。負けずにワシワシと喰らっていきましょう。
ほら、あっという間にスープだけになりましたよ。見てのとおり浮いてるアブラがスッゲーことになっているんですけどね。ギトギト。
人はどうして「ああ、これを飲み干したら健康に良くないよね」って思うものに惹かれるのでしょう。僕はその誘惑にボコボコに打ちのめされてすっかり完食です。
最後の一滴まで美味しかった。これは定番化してほしいくらい。
大満足の一杯、ごちそうさまでした!
メガガンジャ食いたい病が突発的に発症しない限り、次は天皇誕生日の祝日限定メニューでお会いしましょう。
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