僕自身は、うつ病治療中ですが今のところ精神障害者保健福祉手帳の取得対象となるほどの状態ではありません。もう治療も3年目に入るし、薬は全然減ってないんですけどね。
僕の職場にも保健福祉手帳を取得して働いている人がいます。
たしかに業務的に不得意な分野や無理がきかないという点はあるにしても、お互いに理解・協力し合えば仕事を上手く進めることができるのも事実です。
2013年6月の障害者雇用促進法の改正により、2018年4月からは企業に精神障害者の雇用が義務づけられることになりました。
これについては雇用される方も、雇用する方もお互いに雇用制度や障害について理解がないとなかなか難しいと思います。
そこで、精神障害者雇用制度を利用するために、就労のノウハウや体験談などを盛り込んだ小冊子「働いて元気になるー『障害者雇用』で働くためのガイド」を障害がある当事者と医師らでつくるNPO法人「地域精神保健福祉機構(コンボ)」が作製したそうです。
読売新聞の2014年4月15日の記事によると、
2013年6月1日現在、企業で働く障害者は約32万人。そのうち精神障害者は約2万6000人で、前年に比べ35%増えていた。精神障害者が働くことに、「再発のリスクが高まる」などの意見もあるが、働くことに関心を持つ人は増えている。
とのことです。そんな今だからこそ制度についての詳しい知識、一般求人との違いや、企業が何を求めているかなどについて、具体的にまとめられたガイドブックの存在は貴重だと思うんです。
冊子はA5判、32ページ。就職が決まるまでのステップや受けられる支援サービスなどもまとめられています。
現在、このガイドブックを作製したコンボに郵便で申し込むと、2014年6月15日到着分まで、送料のみの負担で1人1冊無料で配布してくれるそうです。
申し込みは、週刊誌が入る大きさの封筒に205円切手を貼った返信用封筒を同封して、自分の住所・氏名を記入の上、下記の住所まで。
〒272-0031
千葉県市川市平田3−5−1コンボ・ガイドブック係
2014年6月15日以降は1冊216円で販売するそうですから、興味がある人は無料でもらえるうちに申し込みをした方がいいですね。
このガイドブックに対するお問い合わせは、コンボ(047-320-3870)へお願いします。
1人でも多くの人が、この制度について理解を高め、より働きやすい職場で無理をせずにやりがいを持って働けることを願っています。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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