先日とあるビアバーでひとり飲みをしていた折にカウンターの隣の席でひとりで回転寿司に行けるか否かという話をしているのが聞こえまして。
その場では回転寿司にはひとりで行けない派が多数を占めていたのが意外でしてね。
いやいや回転寿司はひとりで行けるでしょって。
むしろ回らない寿司のほうがひとりで行くの怖いですし回転寿司はお店が広いし明朗会計ですからお一人様でも大丈夫って感じでしょ。
そこで思ったのですがひとりで行ける行けないひとりでできるできないっていう線引きはけっこう個人差があるものなんだろうなあってね。
僕の場合で恐縮なんですけど以前はひとりで飲み屋に入れませんでした。
クラフトビールのひとり飲みばかりしている今となってはそんな当時の自分のことすら想像もつかないんですけどね。
そんなわけでだいたいの場所はひとりで大丈夫ですし大抵のことはひとりでできます。
ええ、どうせいつもボッチですけど何か?!
焼肉とか鍋料理とか本格中華とか複数人がデフォな感じの場所でもなんら臆することなくひとりで無問題...文字にするとなんだかさみしさ倍増感あるけどね。
旅行や映画を見に行くのなんてひとりの方が気楽ですしおすし。
じゃあ逆にひとりで行ったことないとか行けないと思っているのはどんなところなんだろうって思い起こしてみると...
まず真っ先に思いついたのがカラオケ。
ヒトカラなんてすでに市民権を得ている感じあるけど僕は無理。
なんていうか世代的なものもあるのかもしれないんだけどカラオケってみんなで行くものってのが無意識レベルで染み付いていてひとりで行くのは気恥ずかしいというか楽しめる気がしないのですよ。
同じような理由でボーリングとかバッティングセンターとかチェーン店の居酒屋とかもひとりで行ったことないし行く気がしません。
アウトドアでは登山やカヌーの単独行は経験あるのだけど海水浴やプールやバーベキューはひとりでってことは経験ないです。
そういえば温泉にもひとりで行ったことないな。
温泉なんてひとりで行こうと思えば全然行けそうな感じですけどね。
どうなんだろうか。
高校生の頃は喫茶店にひとりで入れなかったし幼少時には夜のトイレが怖くてひとりで行けなかったような子供だったのにそれでもなんとかなってますから、えいやっ!て一歩踏み出しちゃえばきっと大抵の物事はひとりでできるような気がします。
どこまでならひとりでOKか。
そんな線引きの部分は生まれ育った環境や文化・時代の影響なんてのも関係してくるのだろうなあとは思います。
その辺のところをパーソナルスペースやパブリックスペースに関する個人的な感覚の変化傾向なんかと絡めて俯瞰してみるとおもしろいかもとかちょっと思いましたが所詮浅学非才の徒である僕には似つかわしくないし億劫なのでやりませんけど。
ここまで書いてきてなんなのですが、ひとりでできるやるかどうかっていうのは結局は好き嫌いの話なのかなって思ったのですよたった今。
時代の空気によってそのハードルは高低するでしょうけどすごく好きなことならひとりでもやるしそうでもないことはひとりではやらない(仲間に付き合ってやることはある)ってだけのことなのかもねって気がしてきたのでこれ以上文字を無駄に費やすことなくそろそろお開きにしましょうかね。
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