[ま]amazarashi 秋田ひろむ弾き語りライブ「理論武装解除」(12/6)最高かよ最高だよ @kun_maa
昨日(2017年12月6日)、舞浜アンフィシアターで開催された amazarashi 秋田ひろむ弾き語りライブ「理論武装解除」に行ってきた。
amazarashi 初の弾き語りライブということで当初は12/7だけの開催予定だったのだが、行く気満々だった僕はあろうことかチケットの抽選にハズレしまったのだ。
残念無念悔恨の渦に飲み込まれかけた僕だったが捨てる神あれば拾う神あり12/6の追加公演が早々に決まり今度は抽選に当たったので無事に参加することができたってわけ。
ライブ会場は舞浜アンフィシアター。
ディズニーリゾートのお膝元なので舞浜駅やライブ会場への通路となるイクスピアリは高校生や家族連れ、恋人同士らしき幸せそうな人々で溢れかえっていた。
平日の夜なのになんでこんなに混んでんだよリア充どもの巣窟だな!なんて頭の片隅で思いながらいそいそと会場へ。
やってきました舞浜アンフィシアター!
ライブの冒頭で秋田ひろむが「すごいきれいな箱ですね」と言っていたが舞浜アンフィシアターを初めて訪れた僕も同じことを思っていた。
そして思っていたよりも広い。
ステージにはamazarashiのいつものライブ同様に紗幕がかけられていた。
開演定刻から5分遅れでライブがスタートした。
会場全体が暗闇になりステージにスポットライト。紗幕を通して秋田の姿が見えた。
力強いアコギの音色と響きわたる秋田の歌声。
もうそれだけで感極まって涙が出そうになってしまった。
「夏を待っていました」からの「ジュブナイル」と懐かしい曲が胸にしみる。
amazarashiのライブに欠かせない紗幕に映し出されるアニメーションやタイポグラフィはいつもの派手さはないもののアコースティックな演奏に合わせて控えめながらしっかりとライブの空気を盛り上げていた。
曲の合間に挟まれる秋田のトークは多弁ではないが朴訥で彼の人柄が観客席に伝わってくるみたいなところがとても好きだ。
続く「ラブソング」を歌った後で「こうしてひとりで歌っているとデビュー前のことを思い出します」と語った彼は、amazarashiのメンバーである豊川真奈美とかつて居酒屋や路上、ライブハウスで歌っていた頃のことを語り、豊川を誘って一緒にやっていることは正解だったと振り返った。その頃に作った「隅田川」が次の歌だ。
そこからテレビ東京系ドラマ「金と銀」主題歌となった「ヒーロー」、プレイステーション4のゲームソフト「NieR:Automata」とのコラボ「命にふさわしい」と今年の活動で目立ったタイアップ曲へと繋いでいく。
僕は懐かしい曲の方が比較的好きなのだがライブ会場にはきっとタイアップ曲からファンになった人もいるわけでどちらのファンも満足するような流れがいいなと思った。
「隅田川」の他にも「ライフイズビューティフル」や「夕立旅立ち」「光、再考」「僕が死のうと思ったのは」を歌う前にそれぞれ曲を作った時の話や曲にまつわる話を訥々と語ってくれたのもすごくよかった。
個人的にはまさか今回のライブで聴けるとは思っていなかったamazarashiの曲で僕が一番好きな「光、再考」からの「僕が死のうと思ったのは」で感動してしまい涙腺がガバガバにゆるんだのがこの日のハイライト。
12/13発売予定のニューアルバム「地方都市のメメント・モリ」に収録されている「フィロソフィー」の演奏からはメンバーの豊川が参加してアルバム未収録曲の「夕立旅立ち」や「空に歌えば」「光、再考」の4曲を2人で奏でた。
秋田がソロで歌い上げるのはとても魅力的だったし今回のライブのメインだったのだが、2人の演奏を聴いているとやはり amazarashi はこの2人が揃ってこその amazarashi なんだなって実感したのも事実。
最後の曲として「悲しみ一つも残さないで」をひとりでガツンと歌い上げ、拍手が鳴り止まない中「また会いましょう!」とアンコールに応えることなく去っていった秋田の後ろ姿に大きな感動とライブが終わってしまったことに対する寂しさを感じながら会場を後にした。
それにしてもやはりライブ会場で全身を音と映像に包み込まれてamazarashiの世界に浸れるのは控えめに言っても最高だった。
次回は来年の5月に豊洲PITでのライブチケットを手配済みだ。
今からもう楽しみで仕方ない。
今回のライブのセットリストはこの缶バッチ写真の後に載せておく。
理論武装解除(12/6)セットリスト
1.夏を待っていました
2.ジュブナイル
3.ナモナキヒト
4.ラブソング
5.隅田川
6.ヒーロー
7.命にふさわしい
8.空洞空洞
9.ライフイズビューティフル
10.フィロソフィー
11.夕立旅立ち
12.空に歌えば
13.光、再考
14.僕が死のうと思ったのは
15.悲しみ一つも残さないで
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