[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]東京獺祭の会2016に参加してきたよ/着席方式でとてもゆったりと獺祭を味わえました @kun_maa

今年で参加3年目になりますが、日本酒の獺祭が飲み放題というイベント「東京獺祭の会2016」に参加してきました。

先日、年々参加のための競争倍率が厳しくなっているこのイベントの申し込みについての記事を書きましたが、今年の申し込みは募集開始15分で3日分が完売したそうです。 

kun-maa.hateblo.jp

 

今回の獺祭の会での大きな変化といえば、昨年まで立食形式で会費4,000円当日払いだったものが、着席方式にして会費が6,000円になり、事前払いになったことです。

実際に参加してみての感想としては、着席方式にして大正解だよって心の底から思います。

櫻井社長の挨拶でも触れられていましたが、会場自体の雰囲気がとても平和な空気に包まれた場になったんですよね。

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なぜかというと昨年までの立食形式では料理の争奪戦がハンパなく大変で、とにかく場所を確保しつつ、料理もスタートダッシュで人を押しのけながら確保しなければならないっていう状況でして、社長の挨拶やその後の乾杯の途中からみんながジワジワと料理を包囲していく雰囲気が肌に痛いほどで、とても落ち着いてお酒を楽しむという感じではなかったんです。

まあ、それでも3人くらいで参加すれば連係プレイでなんとかなるし、なんだかんだ言ってもベロベロになるまで飲んでたんですけどね。 

kun-maa.hateblo.jp

 

それが今年はご覧のとおり丸テーブルでの着席制となり、コース料理が自席に運ばれてくるので本当に落ち着いて楽しむことができました。

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ちなみに1テーブル8人ずつで、テーブルの指定はありますが席の指定はありませんでした。ちゃんと仲間同士が同じテーブルになれるように配慮もされているので安心です。

 

昨年は会場の外の廊下に設置されていたお酒コーナーが、今年は会場内に戻ってきたので、飲み比べに行くのも楽になりました。

なんだか昨年までの悪い点を全て改善したかのように素晴らしい今年の獺祭の会。

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毎年おなじみ山田錦の磨き具合が一目でわかるように置かれている展示も健在です。

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各テーブルに置かれていたのは、乾杯用の「純米大吟醸磨き二割三分」が2本と、「純米大吟醸磨き三割九分」が1本。昨年まであった「仕込水」は普通のポットに入った水に変わっていました。

それ以外のお酒は各自グラスやお猪口を持ってお酒コーナーにもらいに行きます。

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お酒コーナーのラインナップ

お燗用の「温め酒50」。テーブルの後ろで40度くらいの適温に保たれて提供されます。

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こちらは「寒造早槽48」。10月から3月の期間限定しぼりたてのお酒です。

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こちらはスパークリングタイプ。

「発泡にごり酒スパークリング50」と「磨き三割九分スパークリング」です。

写真がブレブレなのは早く飲みたくて手が震えたから。

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そして「純米大吟醸50」。

これは比較的手に入りやすい印象があるんですがどうなんでしょう。

ここまでで既にお分かりだとは思いますが、お酒の名前の後についている数字は精米歩合を意味しています。このお酒で言えば精米歩合50%の純米大吟醸ってことですね。

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遠心分離技術を使うことで圧力をかけずに搾ったお酒に、通常の搾り方のお酒をブレンドしたという「純米大吟醸磨き二割三分 遠心分離」。

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無加圧状態でもろみから酒を分離しているという「純米大吟醸磨き三割九分 遠心分離」。

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昨年までは引換券制は「磨きその先へ」だけだったのですが、今年は全部で3種類の限定品が用意されていました。

他のお酒は飲み放題ですが、これはそれぞれ1杯ずつしか飲めません。

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まず「磨き二割三分発泡にごり酒

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これが「純米大吟醸磨き二割三分 遠心分離 おりがらみ 元旦届け」

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そして720mlで1本32,400円の高級品。「磨きその先へ」です。

今年もスッゲーお願いして1杯半飲ませてもらいました。美味いです。

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その他に、このコーナーには各テーブルに置いてあるのと同じ「磨き二割三分」と「磨き三割九分」も置いてあります。

お料理編 

昨年までの食料争奪戦とは無縁のコース料理がこれほど落ち着けるとは思いませんでした。

しかも、1品1品のレベルが高い。

獺祭はもちろん全種類美味しくて飲むのが止まらないのですが、料理も全部美味しかったです。やっつけ仕事の宴会料理がひとつもなかったので満足度が高い高い。

洋食にもバッチリ合う獺祭の魅力を引き立てる料理ばかりです。

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パテ・ド・カンパーニュ ピクルス添え

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牡蠣とホタテ貝のクリームスープ

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鰆の粕漬け(獺祭酒粕) 野菜添え

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オーストラリア産 牛フィレ肉 洋わさびソース

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この肉の焼き具合も絶妙です。

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獺祭酒粕プリン。ほとんど酒粕感はなかったけど甘すぎずに美味しいプリン。獺祭飲みながらつまみにしちゃいましたよ。

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このほかに、パンとコーヒーがついてました。

このコース料理だけで会費の6,000円くらいかかってるんじゃないの?絶対赤字でしょ?って感じです。

全体の雰囲気・感想 

やはり自分の席があって、料理が運ばれてきて、ゆっくりとお酒が楽しめるというのはいいものです。

せっかく「獺祭」という素晴らしいお酒を楽しむのですから、こういう雰囲気作りも大事だよなあってあらためて思いました。

参加者全員がなんとなく和やかな雰囲気に包まれていて、とても楽しい時間を過ごせました。

また、着席方式の方が社長さんも落ち着いて各テーブルを回ることができるようで、各テーブルでの会話も弾んでいました。

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〆の前に登壇された三遊亭鳳楽師匠の、ほとんどオヤジギャクすれすれの小噺も大変おもしろく場が和んでいました。

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〆は若社長でしたが、鳳楽師匠に来年も着席スタイルでの開催を約束させられていましたから、きっと大丈夫でしょう。やっぱりかなり厳しいらいしいですけどね。

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恒例の櫻井社長との記念撮影も済ませたのですが、なんか僕の顔だけひどくテカテカに光っていたので自主規制でモザイクかけました。

それにしてもなんか太ったな、自分!全身にモザイクかければよかったか。

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何はともあれ今年も大満足で楽しい時間と美味しい獺祭と料理を満喫しました。

来年も絶対参加しますぜ!

東京獺祭の会ばんざーい!

 

あ、そうそう今回は「獺祭Tシャツ」が売ってたので買ってみました。なかなかいい感じです。

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