先月来アカウントの乗っ取りが多数発生していることで問題となっているLINEですが、アカウントの乗っ取りによる実被害が相当出ているようです。
先日の報道では、LINEで他人になりすまし、知人に電子マネーを購入させる詐欺被害が6月以降、都内だけでも100件あり、被害総額は約650万円に上ったと警視庁が発表しました。これってかなりのものですよね。人ごとじゃありません。
僕はアカウントの乗っ取りが頻発し始めた頃にパスワードの変更を行っていましたが、2014年7月17日から導入されたPINコードによる認証の設定をまだ行っていなかったので、遅ればせながら設定してみました。
とても簡単に設定でき、セキュリティ効果がかなりアップするので、まだ設定してないやって人は、この機会に設定することをおすすめします。
<PINコードとは?めんどくさくないの?>
そもそもPINコードってなんぞ?って思いますよね。これは簡単に言うと、アカウントにログインしようとしている人が本人かどうかを確認するための暗証番号のことです。
今までは、スマートフォンのLINEアプリで新たにログインする時は、電話番号やメールアドレスとパスワードで本人確認をしていたものを、新たにもうひとつPINコードという暗証番号を設けて3段階で本人確認をしようとするものです。
えー!そんなの設定したら、いちいち番号を入力しなくちゃ行けなくなるの?めんどくさーいって思ったそこのあなた、決してそんなことはありません。
このPINコードは新規でログインする時にだけ必要なので、普段使っているスマホで普通にLINEを使う時には、いちいちPINコードを入力する必要はありませんのでご安心を。今までどおりです。
いつもと違うスマホでログインしようとする時だけPINコードが必要となります(機種変更で電話番号が変わらない場合もPINコードの入力は必要ありません)。
<PINコードの設定方法>
①「その他」画面で「設定」をタップする
②「設定」画面で「アカウント」をタップ!
③「アカウント」画面で「PINコード」をタップします
この時点では未登録になっています。
④4桁の数字を決めて入力し、「OK」をタップします
もちろん、誕生日とか電話番号とか簡単に類推できてしまう数字は避けましょう。そして、自分で忘れないようにしないとね。
⑤PINコードの登録が完了しました
ね?とても簡単でしょ?
登録が終わると、アカウント画面の表示が「未登録」から「登録完了」に変わります。
たったこれだけの設定で、見知らぬ第三者がスマホであなたのアカウントにログインしようとしたときに、メールアドレスとパスワードによる認証を突破したとしても、PINコードを知らなければログインすることはできなくなります。だから不正ログイン(乗っ取り)防止にかなり役立つのです。
自分のアカウントを乗っ取られて好き放題使われてしまうことだけでもかなりのショックですが、さらに友だちに被害が出てしまったなんてことになったら目も当てられません。
自分だけのためではなく、繋がっている知人、友人のためにもPINコードを設定して、セキュリティ強化を行う必要があると思います。
アカウントを乗っ取られてから後悔しても遅すぎますから。
できる対策はきっちりやっておきましょう。
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