iPhoneのPassbook(パスブック)ってぜ〜んぜん使ってないし、そもそも使う場面が少なすぎて、なんか宝の持ち腐れみたいでもったいないなあといつも思っているのですが、iPhoneからPassbookを使って自分のアカウントに入金し、iTunesやApp Storeで使えるというサービス「iTunes Pass」をAppleが始めました。
でもこのサービスって誰が使うのかなあ?
「iTunes Pass」(アイチューンズ・パス)の利用開始は、iTunesアプリから簡単にできます。
やり方は以下①〜⑥のとおりです。
①iTunesアプリを立ち上げて、一番下までスクロールします。
②「iTunes Card/コードを使う」をタップします。
③「iTunes Storeにサインイン」の画面が表示されるので、自分のApple ID のパスワードを入力して「OK」をタップします。
④一番下に「iTunes Pass」って項目が増えています。今まではこんな項目はなかったですよね。「利用を始める」をタップします。
⑤「iTunes Pass を Passbook に追加」をタップします。
⑥このようなパスが発行されます。
でも、⑤のスクリーンショットの中の説明を読んでもらえるとわかるとおり、個人でできることはここまでなのです。
実際に入金するには、Apple Store に行ってこのPassをスペシャリストに提示して追加したい金額を告げなければならないのです。
スペシャリストってなんぞ?という疑問はさておき、とにかくApple Store に行かなければ入金できないというこんなサービス誰得なの?使う人いるの?
今は量販店でもコンビニでもiTunesカードやApp Storeカードが売っています。
アカウントに入金したければ、それを購入してカメラでコードを読み取るだけで簡単に入金できてしまいます。
そんな状況なのにわざわざ Apple Store まで行って入金とかあり得ないでしょ。
百歩譲って、何かの用事で Apple Store に行ったついでに入金しようとか思いますか?僕はそんなのめんどくさくて用事だけ済ませたら帰ります。
せっかくこんなサービスを始めたのなら、Apple Store 限定じゃなくて、全国のコンビニでPassを提示すれば入金できるっていうくらいにしないと意味がないんじゃないでしょうか?それならカードを買わずにその場で入金ってメリットがあると思うんですけどね。
いずれそうなることも見据えてのサービス開始だったらいいんですけど。
そうじゃなかったら、なんかまたPassbookの宝の持ち腐れ感が増すだけのような気がしてとっても残念です。
もし「いやいや、そうじゃねーよ。お前勘違いしてるよ。こんなに便利な使い方があるんだよ」ってご存知の方がいらっしゃいましたら、お手数でもご教示いただけるとありがたいです。ホントそう思っています。
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