[ま]死にたくなったので飲酒をやめました。そして眠ります @kun_maa
突然ですが死にたくなりました。
先々週の火曜日のことです。
正確に言うと積極的に「死にたい」というよりは、「生きているのがめんどくさい」という感覚。
朝、目が覚めたときから体が鉛のように重く感じて仕事に行きたくないなあと思ったのですが、とりあえず体を引きずるように出勤してみました。
職場についても物事に集中できず、なにをするのも億劫で極端な話、息をするのもめんどくさかったです。
そして頭の中でずっとぐるぐるまわっている考えは「死んでしまいたい」「消えてしまいたい」「なにもかも虚しい」ばっかり。
さすがに自分でもこれはヤバいなって思いました。
ヤバいと思って楽しいことや好きなことを考えようとするのですが、なにも思い浮かばないんですよね。そしたらなんか悲しくなって、トイレでひとりで泣きました。
原因はなんとなく自分でもわかっていたんです。
iPad Air にモンハンにブログに読書。やりたいことが増えて毎日寝るのが遅くなっていました。
睡眠時間が平均で4〜5時間。健康なときならこのくらい眠ればなんてことはなかったんですけど、うつになってからはこれは短すぎる睡眠時間。
そして、夏から続いている毎日のビール。量は多くないです。毎日500ml缶1本だけ。
でも、抗うつ薬や抗不安薬とアルコールって本当はよくないんですよね。知ってはいたけど、心のどこかでもう大丈夫なんじゃない?って思い上がっていました。
まったく減薬にもなっていなくて、今でも最大量の薬を飲み続けているっていうのにさ。
結局その日はトイレで泣いたら少し気が楽になったんだけど、それでもやっぱり何をするのもめんどくさくて、頭からは「もう生きているのがめんどくさい」って考えがずっと離れなくて・・・
それでも仕事はできたんです。集中力もコミュニケーションもいらない、ひとりでできるルーチンワークだけですけど。死んでしまいたいと思いながらでも淡々と仕事はできるものですね。
でも終業時間になるまでが恐ろしく長く感じました。
そのときに感じていたことはいまブログを書いていても、あまり正確には思い出せなくてモレスキンにいろいろと書いたことを見ながら書いています。
終業時間と同時に職場をあとにしました。
でも家に帰るのもめんどくさかった。このまま消えてしまいたい、生きるのがめんどくさいって思いながらとぼとぼ歩いていました。
そのときなんでそんな気持ちになったのかよくわからないんですけど、唐突にパチンコで財布の中身を空っぽにしてから死のうかなって思ったんです。パチンコなんかするのめんどくさいのに。
なるべく出なさそうな台を選んで、淡々と財布のお金をつぎ込んでいきました。
財布には2万円ほど入っていたのですが、順調になくなっていきました。ただハンドルに手を添えてボーッと玉を打ち続けているだけ。
あと500円で財布が空っぽになるってところで、当たっちゃったんです。
全然うれしくないけど、とりあえず続けました。
でも、出た玉を使い尽くすには体力的にも気力的にも限界って感じで。
パチンコ屋を出て換金したら、使った金額とまったく同額が戻ってきて、それを見たらなんかわかんないけど死ぬことも含めていろんなことがバカらしく思えてね。
そのまま電車に乗って家に帰りました。生きているのはめんどくさいけどもう少し生きてみようかなって。そのへんの感情の動きはあまり思い出せません。
そして、その日からビールを飲むのをやめました。
睡眠時間は意思が弱いせいで、やはり十分とはいえないけれど少なくとも以前よりは多く眠るようにがんばっています。
翌日からは、相変わらずいろんなことはめんどくさいけど「生きるのがめんどくさい」って気持ちは消えていました。なぜあの日だけって不思議に思う気持ちはあります。
でも、理由を考えてもわからないし、やっぱりめんどくさい。
昨日は月に1度のメンタルクリニックの診察日でした。
主治医に死にたくなったこと、自分なりに思い当たる原因(飲酒、睡眠不足)について、そして改善しようと飲酒をやめたこと、なるべく早く眠るよう努力していることを説明しました。
主治医からは「とにかく睡眠時間だけは削るな。平均睡眠時間が4〜5時間なんて自殺行為」「アルコールは週末くらいは飲んでもいい」「(死にたい気持ちになったことは)その程度で済んでよかった。自分で改善に向けてコントロールできることはいい傾向だ」「現在の薬の量でうつが再発するようなら治療は相当長引くことになる」「日光を浴びて運動しろ」ということを告げられました。
とりあえず、週末くらいはいいと言われたけど禁酒はまだしばらく続けます。
そして睡眠時間の確保を最優先にやっていきます。
最近は、あの日バカみたいに思い詰めて死ななくてよかったなって思えるようになりました。
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