こんにちは!47年の人生で初めて代官山に行きました @kun_maa です。
2013年8月12日(月)から8月20日(火)まで、代官山蔦屋書店で「TYPOGRAPHIC PASSPORT 2013」が開催されています。
「GRAPHIC PASSPORT」とは2009年から世界の様々なジャンルのトップ・クリエイターを招いて開催されているクリエイティブ・イベントで、今年で5年目。
毎年秋に東京で開催されるほか、アメリカのスミソニアン美術館やフランス国立ポンピドゥーセンターでも開催され、昨年はブラジルとインドでも開催された日本発のアートなイベントとして成長しています。
今回は大人のTSUTAYAとしても有名な代官山蔦屋書店とのコラボで「文字」に着目し、活字離れと言われる現代で、文字表現の可能性とデザインの関係性を様々なクリエイターの作品を通して考えるというコンセプトのようですね。
蔦屋書店2号館の1階にはタイポグラフィーに関する書籍やグッズの販売を行っているコーナーができていました。こちらは期間中毎日朝7時〜夜2時までやっています。
本会場となっているのは、書店の建物の奥にあるガーデンギャラリーです。
開催期間中の毎日午前11時〜19時半までの開館です。
イベント自体は、ワークショップやトーク&セッション、ライブペインティングなどの多彩なプログラムがウリで、全て無料で参加できます。
だからというわけでもないのでしょうが展示は正直たいしたことありません。
文字を使ったなんとなくアートなものがちょこっと飾ってあったり。
なぜか悪人面をしたドナルドが人質を取ってマシンガンをぶっ放している映像。
これはちょっとおもしろかったな。よく見ると所々に文字が使われています。
スイスで生まれたローマ字書体「Helvetica(ヘルベチカ)」を使って人間を表現しているアートなんてのもありました。
さて、僕が今回このイベントを訪れたのは、2008年に開催された「Helvetica a tribute to Typography〜ヘルベチカの過去・現在・未来」展の開催を記念してつくられたモレスキンの限定版ノートブック「Helvetica」を手に入れるためです。
このノートブック、とっくの昔に完売してしまい、現在はモレスキンショップやAmazonでも手に入らない貴重なものです。
今回、このイベントに合わせて数量限定で特別販売をするとの情報を嗅ぎ付けて、手ぐすね引いて待ち構えていたのです。
事前に代官山蔦屋書店に電話確認したところ、12日の午前7時から2号館の特設コーナーで販売するとのことでした。
さすがに朝の7時に代官山まで行くのは辛いので、午前10時にお店に到着。
でも、特設コーナーを見てもモレスキンが見当たりません。
店員さんに聞くとヘルベチカの書籍を持ってきたり、まったく違うノートを持ってきたりと埒があきません。どうやらモレスキンのノートブック自体を知らない様子。
モレスキンって僕が思っているほど知られていないのね・・・
いろいろ問い合わせてもらって、どうやら販売リストには載っているけど、ここではなくて会場であるガーデンギャラリーでの販売とのこと。それが判明するまで約25分。
ガーデンギャラリーは午前11時のオープンなので、まだ35分もあります。
しかし、張り切って7時に来なくてホントよかった。
代官山蔦屋書店って噂には聞いていたけど、広いし、本の品揃えにも特徴 があるし、時間をつぶすのにはまったく困りませんでした。
買うつもりのなかった本まで買っちゃったけどさ。書店の思うつぼ。
喫煙所の灰皿もちょっとオサレ。
時間になったので、オープンしたてのガーデンギャラリー会場を訪れ、グッズ販売のコーナーを見ましたがやっぱりモレスキンが置いてありません。
責任者らしき人にモレスキンのことをたずねると、それは書店の中で販売しているとの答えが・・・。
今までの経緯を話すと確認してくれて、やはり書店の中にあるから案内させると言って、バイトらしき男性に案内されて元の特設コーナへ。
そこでその男性が「これですよね」って持ってきたのが、最初にここで見せられたヘルベチカの書籍orz
違うと言うと、またもやまったく同じパターンで違うノートを持ってくるorz
モレスキンさん・・・ホントに知られていないんですね。
結局また、ギャラリーに戻り責任者に本気で確認してもらいました。
待つことしばし・・・・・・・・
やっと出てきました。ついにご対面!
グッズ販売の台の下にしまってあった木箱から出てきました。まるで秘密の宝物。
なんでも、販売数がとても少ないので、展示台に並べていなかったとのこと。
黒と赤のどちらにするか聞かれたので、もちろん両方!とお答えしました。
店についてから約1時間半、やっと買ったどー!
そして、待たせたお詫びにと、過去の「GRAPHIC PASSPORT」特製のモレスキンと今回の「GRAPHIC PASSPORT」モレスキン(薄いプレーンノートブック)をくれました。
なんか非売品みたいだし、得した気分。
こうして、僕の「Helvetica」限定版モレスキンを求める旅は終わりを告げたのでした。
めでたしめでたし。
まあ、結果的に行ったり来たり時間はかかったけど、蔦屋書店の人もイベント関係者の人もとっても丁寧に応対してくれましたよ。
モレスキンのことを知ってたのがイベントの責任者だけだったということに驚きを隠せなかったけど。
もし、「Helvetica」限定版モレスキンを狙っているならお早めに。
たぶん表には出してないから、ギャラリーにいる人に言って出してもらいましょう。
なお、TYPOGRAPHIC PASSPORT 2013のイベント日程についてはこちらをご覧ください。タイポグラフィーに興味がある人には楽しそうなイベントがあります。
無料だし、予約も不要なので近い人はふらっと立ち寄ってもおもしろいかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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