[ま]タイフェスティバル2013勤労記/疲れたけど満足度高し @kun_maa
こんにちは!一日中立ちっぱなしで足腰ヘロヘロ @kun_maa です。
毎年お客として参加しているタイフェスティバルに、初めてボランティアとして参加してきました。
地元の駅に朝7:30に集合・・・の予定が時間どおりに集まったのは日本人だけ。
集合時間になってもタイ人こない…
— Maa(หมา) (@kun_maa) 2013年5月11日
まあ、ちょっとだけ遅れて全員集合し、タイ人2人、日本人4人の埼玉在住タイ人クラブのメンバーで代々木公園の会場に向かいました。
我々の担当は午前中だけという事前の話を信じて、午後はタイフェスを見て回れるかなあなんて甘い考えでいたのですが・・・
ついて早々に命じられたのは、タイのバジル、バイカパオの葉っぱむしり。このように茎についている葉っぱをむしって料理に使える状態にします。
一生懸命葉っぱをむしる日本人チーム。
全ての葉っぱをむしり終わらないうちに、今度はブースの前に出て客寄せをしろとの命令です。ちなみに我々のブースはこんな感じ。TNJ(在日タイ人ネットワーク)という在日タイ人のための団体です。埼玉在住タイ人クラブはこの団体の下部組織のようです。タイ料理の販売を行って、売り上げは全て困っている在日タイ人のために使われます。
学生の頃のバイト以来、久しぶりに「いらっしゃいませ!」なんて言葉を使いましたよ。
しばらく立ちっぱなしで客の呼び込みを続け、気がつけば午前中はあっという間に過ぎたのですが、まったく解放される様子なし。
放っておいてもお客が列を作るようになると、今度はルークチンというタイの串焼き肉団子が売り切れ状態に。
当然のごとく、今度はルークチン作りを命じられます。人使い荒いな。
このルークチンという肉団子、ただ串に刺せばいいというものではなく、ちゃんと決まった向きに刺さないといけません。刺し方を教えてくれるタイ人に「ちがーう!」とか言われながらも楽しく串刺しをしました。これで、もうタイでルークチンの屋台が開けます。
決まった向きを目で確認することなくルークチンを鷲掴みにして一度に刺すという熟練の技を彼女が見せてくれたので、マネしたら無惨な形に刺さりました。やっぱりルークチン屋台は僕には無理?
串に刺したルークチンは切れ目を入れて、軽くボイルします。
あとは店先で、鉄板で焼いてタレを付けて売るだけです。
ルークチン作りが終わったら、また店先で客の呼び込みです。いやいや、ほんと人使い荒いから・・・。しかも午前中はとっくの昔に過ぎてるよね・・・。
途中、タイの人気モデルたちの突然の来店で、客をそっちのけでワーワーキャーキャー大盛り上がりを見せたりするところがとってもタイ人らしいなと思ったりしつつ、ちゃっかり僕も一緒に写真を撮ってもらったりして楽しみました。
その後はずっと客の呼び込みをしていたわけですが、適当に抜け出しても怒られるわけではないので、近くのブースにビールを買いにいってみたり、ドリアンを探しに行ってみましたが、あいにくドリアンは売り切れ、ほかの食事系のブースはめちゃ混みで並ぶ気にならずビールばかり飲んでほろ酔いで呼び込みしてました。
結局、タイフェスに行ったのに食べたのは自分のブースのまかない飯だけ。まあ、まかない飯もそれなりに充実していたのでこういうタイフェスもいいかな。なんてたって料理食べるのに並ばずに済むんですから。
どんどん呼び込みやっているのに、おかずはあるけどご飯が切れたとか計画性のなさを露見しながらも順調に料理は売れていき、最後は500円で売っていたガパオライスとグリーンカレーを300円で売ったりと頑張ったおかげで、2日間で100万円以上の売り上げになったそうです。このお金が、日本にいるタイ人が困った時に使われることを思えば、僕のヘロヘロになった足腰や、腰の痛みもなんてことありません。
午前中だけという話はまるで僕たちの聞き間違いだったかのように、閉店作業まで当然のように手伝い、余ったガパオやグリーンカレーをお土産にいただいたり、隣の大使館のブースにいた大使夫妻と写真を撮ったりして、大満足で帰宅の途につきました。
たしかに身体はヘトヘトでしたが、なにがうれしかったって、普段の仕事で人に感謝されることなんてほぼ皆無な僕ですが、一日一緒に働いたタイ人たちから最後に感謝の言葉をもらえたことがホントうれしかった。
そして、大好きなタイやタイの人たちに少しでも恩返しができたような気がして身体の疲労とは裏腹に心は満足感で満たされていたのでした。
こんな僕でよければ、これからもできるだけこういう活動に参加したい、少しでも役に立ちたいと本気で思いました。めんどくさがりの僕には珍しいことです。
しっかし、腰が痛いな。立ちっぱなしにも程があるよね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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