[ま]福岡市「飲酒運転撲滅キャンペーン」の鉄拳パラパラ漫画が心にしみる @kun_maa
こんにちは!飲酒運転なんて本当にこの世からなくなってほしい @kun_maa です。
福岡市と飲酒運転といえば、平成18年に当時福岡市の職員だった男による飲酒運転により、3人のお子さんが亡くなるという痛ましい事件を思い出します。
あの事件では、なんの罪もない子どもが泥酔した市職員の運転する車に追突されて車ごと海に落ちて亡くなるという悲惨な事実に加えて、当の市職員は懲戒免職にもならず、福岡市は飲酒に甘いという印象も残しました。
その後も、福岡市の職員による飲酒絡みの不祥事が相次いだことから、昨年の5月には全職員に対して1ヶ月間公私を問わず自宅以外での飲酒を禁止するという取り組みも行われています。
そんな福岡市が、昨年の12月19日から「飲酒運転撲滅キャンペーン」と称して、福岡県内のテレビ局、映画館でのCMや新聞や雑誌への広告などを使って飲酒運転撲滅に向けた啓発活動に取り組んでいます。
その取り組みの中心的役割を果たしているのが、パラパラ漫画で有名な鉄拳さんの作品。
福岡在住の方は、年末年始にかけてご覧になった方も多いのではないでしょうか。
この作品は、福岡市のHPからも見ることができます。
既に再生回数も77万回を超えていて、福岡市が発信しているその他の動画と比べて桁違いの注目を集めているようです。
作品自体は30秒ほどの短いものですが、静かに流れるBGMの中、飲酒運転事故で父親を失った娘の悲しみがじわっと伝わってきます。
福岡県内で、昨年発生した飲酒運転事故は11月末時点で174件。
前年同期比で66件減少しているそうです。
それでも、174件です。
飲酒運転なんか不可抗力でも何でもなくて、ただ酒を飲んだら車の運転をしないというだけじゃないですか。
みんながなくそうと思えばなくせるはずです。
福岡県内でのこの作品を使ったテレビCMは1月14日まで放送、映画館では18日まで流れる予定だそうです。
CM終了後も、福岡市のHP及びYouTubeではこの作品を見ることができるそうです。
ひとりでも多くの人が、飲酒運転の愚かさに気がついて欲しい、そして飲酒運転をする人がいなくなればいいという鉄拳さんのメッセージが込められたこの作品。
多くの人が見て、自分や自分の大切な人が加害者に、そして被害者になることを想像してみてほしいと思います。
飲酒運転なんて愚かで危険なものがこの世からなくなることを切に願います。