[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]怖くないホラー映画 「デビル」 @kun_maa

 

こんにちは!怖がりのくせに、ホラー映画大好きな男 @kun_maa です。

みなさんの中に閉所恐怖症の方はいませんか?

僕は、ややその気があって、エレベーターにギュウギュウ詰めになったりすると落ち着かなくなります。

今回ご紹介するのは映画「デビル」 

簡単に言っちゃうと、男女5人が高層ビルのエレベーター内に閉じ込められて、悪魔の餌食になるってお話です。


(あらすじ)
高層オフィスビルで一人の男が墜落死した。

現場に急行したフィラデルフィア市警殺人課のボーデン刑事(クリス・メッシーナ)は、ロザリオを握りしめた死体に不自然な思いを抱きつつも、状況から自殺と断定する。

その頃、エレベーターの一基が突然停止し、セールスマン風の男(ジェフリー・エアンド)、老女(ジェニー・オハラ)、警備員のラーソン(ボキーム・ウッドバイン)、身なりのいい若い女(ボヤナ・ノヴァコヴィッチ)、そして整備工の若者(ローガン・マーシャル=グリーン)の5人が閉じ込められた。

状況に気が付いた警備室の警備員ラスティグ(マット・クレイヴン)とラミレス(ジェイコブ・バルガス)は整備担当のドワイトに故障したエレベーターの確認に向かわせる。

エレベーターの中で5人はパニックになりながらもなんとか冷静さを保とうとしていたが、突然照明が消えて再点灯したとき、若い女の背中が切られて出血。

5人は誰が犯人かお互いを疑う。

その状況を監視カメラのモニターで見たラスティグは警察に連絡。

無線を聞いたボーデンは警備室に向かい、中の5人に落ち着くように話す。

だが、エレベーターにはボーデンの声は届いているもののエレベーターからの声はまったく聞こえない。

ボーデンは消防署のレスキューに連絡、閉じ込められている5人の身元を調べるためにロビーの入館者名簿を調べに行く。

その間にエレベーター内では再び照明が消え、鏡が割れた音が聞こえたと同時に点灯すると、そこには首に鏡の破片を突き立て、セールスマンの男が死んでいた。

そんな中、屋上からエレベーターのワイヤーを伝って下りようとしていたドワイトが墜落死。

敬虔なクリスチャンのラーソンはこれが悪魔による仕業だと言う。

最初はラーソンの戯言だと考えていたボーデンは、自殺者がオフィスに残していた「悪魔の足音が聞こえる」という謎のメモや、閉じ込められている5人の素性が明るみになることで、ラーソンの言う悪魔の存在が頭をよぎる。

閉じ込められた5人がなぜ死ななければいけないのか、その事実を知った時、ついにその恐怖の正体が目の前に現れた……。
(goo映画 解説より)



たまたまエレベーターに乗り合わせたと思われる5人の男女が、脱出のすべがないまま、誰が犯人なのかわからず疑心暗鬼のなか照明が消えるたびに1人、また1人と殺されていきます。

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でもこの映画、効果音でびっくりすることはあっても、映像的には全然怖くありませんでした。

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オープニングの逆さまに映る都会の空撮映像は斬新だなとは思いましたが、ホラー映画というにはあまりにも「恐怖感」が足りない気がしました。

ストーリーでいえば、エレベーターに乗り合わせた人たちのエピソードがけっこう重要な意味をもつはずなのですが、1人1人のエピソードが浅いので、物足りなさを感じます。


閉じ込められた5人のうち1人が悪魔なのだということは、警備員の余計な解説でわかってしまうので、そのあたりも恐怖感が薄れてしまう点かなと思いました。


なんだか、けなしてばかりになってしまいました。

でも、導入部は短く、すぐに本筋に入っていくので、退屈せずにすむところや狭いエレベーター内の様子は、息苦しく、閉塞感満タンです。

また古典的とも言える効果音や映像などサスペンスとしてはとても典型的ないい作品だと思います。

個人的に、この映画で一番よかったところは「誰でも自分の行動に責任を持つべきであり、いろんなことを他人や社会のせいにしても意味がないのだ。全ては自分の行いの結果なのだ」というメッセージです。

これは、最後までご覧になればわかります。

ホラーは嫌いだけど怖くないなら見てもいいかなと思ったら、ぜひ見てみてください。

2010年アメリカ映画
監督     ジョン・エリック・ドゥード
出演     
クリス・メッシーナ     
ローガン・マーシャルル=グリーンジェフリー・エアンド
ボヤナ・ノヴァコヴィッチ     
ジェニー・オハラ 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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