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[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。                     

[ま]映画「シン・レッド・ライン」/美しい映像と詩的な独白で戦争を描いた異色な作品 @kun_maa

久しぶりに「シン・レッド・ライン」(1998年アメリカ映画)を観ました。
あらためてキャスティングの豪華さに感嘆。
トーリーも意外と忘れているものですな。いや決して歳のせいではないですよ。

シン・レッド・ライン オリジナル・サウンドトラック

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<あらすじ>
 アメリカ陸軍C中隊に属する二等兵ウィット(ジム・カヴィーゼル)はメラネシア系原住民に魅せられたかのように無許可離隊を繰り返していた。そんな彼を歴戦のつわものであるウェルシュ曹長ショーン・ペン)は看護兵に配属した。
 さて、C中隊を率いるたたきあげの指揮官トール中佐(ニック・ノルティ)は、クィンタード准将(ジョン・トラヴォルタ)の見守る前で兵士を上陸させる。日本軍の守備隊がたてこもる内陸の丘の攻略にかかる中隊だが、敵の銃火の下、ケック軍曹(ウディ・ハレルソン)はじめ兵士たちは次々に命を落とす。焦るトールの強引な突撃命令を、中隊長のスターロス大尉(エリアス・コーティアス)は部下を無駄死にさせたくないと拒絶した。
 結局、丘は戦場にあっても故郷に残した美しい妻(ミランダ・オットー)の面影を胸に戦い続けるベル二等兵(ベン・チャップリン)の決死の偵察とガフ大尉(ジョン・キューザック)指揮の攻撃部隊の活躍でみごと陥落。トールはさらに奥の日本軍の本拠地も攻め落とさせた。作戦に成功した中隊だが、トールは命令に背いたスターロスを解任した。
 ひとときの休養の後、進軍を再開した中隊は今度はジャングルの中で日本軍に遭遇。看護兵から一兵卒に復帰していたウィットは自ら申し出て仲間3人で斥候に出たが、部隊をかばおうとして日本軍に包囲され命を落とした。ウェルシュは彼の墓の前にひざまづく。
 スターロスに代わり新たな中隊長のボッシュ大尉(ジョージ・クルーニー)が赴任したが、戦闘はなおも続く。ウェルシュやベルは様々な思いを胸に島を離れるのだった。
(goo映画から引用)

戦争映画は数多くありますが、あまりにも戦争の悲惨さや狂気を描くことに重点を置きすぎたり、真摯に描いている風を装って兵士の英雄譚になっていたり、ひどいものはマッチョなアメリカ兵が大暴れするというものが大半。偏見かな。

 
そういう戦争映画たちもそれはそれで楽しめるのですが、この作品は冒頭から太平洋の島の美しい風景と住民の平和な生活を映し出すというちょっと戦争映画としては異色始まり方の映画です。
最初のシーンだけを観ていると「あれ、これって戦争映画だったよね...?」って混乱します。
 
戦場にあっても国に残してきた恋人との日常シーンの回想や詩的な独白の挿入。
 
また、美しい草原や丘陵、ジャングルの野鳥や動物、住民の映像などが折々に触れて効果的に使われることで、戦場でありながら戦闘シーン一辺倒にならず、戦争における見え透いた狂気に染まることなく淡々と戦争と兵士の日常を描いていくという印象です。

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個々の兵士は様々な問題を抱えながらも理不尽な戦争の中で命令に従い、ある者は怯え、ある者は勇気を振り絞り、ある者は相手を殺したことに罪を覚え、そして多くの者は死んでいきます。
 
無謀な作戦に対して異を唱えて解任される中隊長の理由は「部下を死なせたくない」という戦争の論理から外れた人としてはすごく真っ当なものです。
 
戦場でありながら説教臭くならずに真っ当な人間の心を描こうと試みているところは好感が持てます。でもこうやって文字にした途端に胡散臭い偽善臭がしてしまうのは残念至極。
 
ドンパチやり合う派手な戦争映画好きな方には物足りないかもしれませんが、ちょっと異色な戦争映画としてこういう描き方もありかなって思いました。
 
まあ、それでもやっぱりアメリカ映画なんで日本兵の描き方にちょっと不満が残りますけどね。
それでもこの手の映画の中では誠実に描いている方ではないかなとは思いました。
 
たまにはこういう詩的な戦争映画もいいものです。 
シン・レッド・ライン [DVD]

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