読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。                     

[ま]バンコク・シリラート病院内の死体博物館と僕の腹痛 ※閲覧注意 @kun_maa

便宜的に「死体博物館」と呼びますけど、正式には「法医学博物館」と「解剖学博物館」といいます。どちらもバンコクトンブリー地区にある国立シリラート病院内にある博物館です。

f:id:kun-maa:20140212125955j:plain

トンブリー地区はバンコクの中心部とはチャオプラヤ川を挟んで対岸にあるので、行くには渡し船を使うのが便利です。

王宮やワット・プラケオの最寄りの船着き場「ター・チャーン」から対岸の「ワンラン」まで渡し船に乗ります。この船着き場からはチャオプラヤ・エクスプレスボートや、ワット・ラカンへの渡し船も出ているので、乗り場を間違えないように。

川に向かって一番右奥の乗り場が「ワンラン」行きの渡し船乗り場です。ワンランまでは片道3バーツ、わずか数分の船旅です。

f:id:kun-maa:20140212114119j:plain

ワンランの船着き場に着いて、船を降りたら右方向に歩いてください。市場の中を通ってすぐにシリラート病院の入り口に着きます。

f:id:kun-maa:20140212115137j:plain

 

病院の敷地内はけっこう広くて、多くの建物があります。この船着き場からの入り口から入ると、先に「解剖学博物館」がある27番棟に着きます。

建物の壁をよく見ると、案内表示が至る所にあるのでそれに従って行けば迷わずに済むと思いますが、もしわからなくなったら、人はたくさん歩いているので職員らしき人をつかまえて聞けば教えてもらえます。

f:id:kun-maa:20140212120036j:plain

 

※ここから先はちょっと刺激の強い写真が載せてあるので閲覧注意です。死体関係が苦手な方は見ない方がいいと思います。

<解剖学博物館>

解剖学博物館は、27番棟の3階にあります。まずは入り口で入館者帳に記帳します。

あとで紹介する「法医学博物館」は有料ですが、この「解剖学博物館」は無料です。

f:id:kun-maa:20140212120426j:plain

1階には「先史博物館」というのも併設されていますが、誰もそちらには行かずに階段で3階を目指します。

この「解剖学博物館」は「地球の歩き方 タイ 2013〜14年版」では次のように紹介されています。

タイ現代解剖学の父ともいわれるコンドン教授の研究室。神経系や消化器などの内臓標本や病理標本のほか、シャム双生児水頭症の子供、異常胎児から大人まで、ホルマリン漬けになった遺体が数十体も並んでいる。(P.94)

館内は、巨大な扇風機が何台も風を送り出しています。

そしてそこに並ぶ大量の人骨標本、内臓や死体や身体の一部のホルマリン漬けの数々。

ほんの一部を写真でご紹介します。実際の館内はもっと迫力があってとても正視に堪えないような凄惨な標本が多数あります。死体愛好者にとってはきっとたまらん施設だと思うけど、一般の人間にはなかなか厳しいものがあります。興味本位で見に行くのもいいけどたぶん後悔します。

f:id:kun-maa:20140212121036j:plain

f:id:kun-maa:20140212121149j:plain

 

子供の遺体標本のところには必ずおもちゃなどのお供え物がしてあります。その様子がかえって恐怖心を煽ります。

f:id:kun-maa:20140212121229j:plain

f:id:kun-maa:20140213234109j:plain

 

仲良く並ぶ本物の遺体のホルマリン漬け。内臓丸見えです。

f:id:kun-maa:20080922101954j:plain

 

解剖学博物館の見学を終えたら、入ってきた入り口から向かって右手に進み、すぐに右折して少し進むと、「法医学博物館」がある28番棟に着きます。

f:id:kun-maa:20140212122317j:plain

 

<法医学博物館>

こちらも、入り口で記帳をします。そして階段を上がって2階に受付があります。

解剖学博物館と違って、こちらは有料だからなのかとてもきれいな施設で、冷房もガンガン効いています。

f:id:kun-maa:20140212122505j:plain

 

僕は最初受付の人に、勝手にタイ人と間違われました。パンフレットを見せられて説明を聞かされ、100バーツの入館料を請求されました。

僕が持っていた「地球の歩き方」には入館料40バーツと書いてあったので、質問をしたら「あなたタイ人じゃないの?」って怒られて(自分が間違えたのに逆ギレかよ)、200バーツの入館料(外国人料金)を取られました。こんなことなら黙って100バーツ払えばよかったな。

このフロアには「法医学博物館」と併設して「タイ薬学歴史博物館」というのもあるのですが、そちらは寄生虫やら民間療法の薬品やらの模型の展示でぜんぜんおもしろくありませんでした。

先ほどと同じく「地球の歩き方 タイ 2013〜14年版」から「法医学博物館」の紹介文を引用します。

拳銃で射ち抜かれた頭蓋骨や切断された腕などパーツと化した人体の一部や、交通事故者の血まみれの写真など、何らかの犯罪や事故にかかわり、法医学による鑑定が必要だった遺体が展示されている。なかでもこの博物館の別名ともなっている「シーウィー」の死体標本が目を引く。シーウィーとは1950年代の数年間で5人の幼児を殺害し、不老長寿の薬としてその内臓を食べていたとされる人物だ。(P.94)

地球の歩き方にはこのように紹介されていますが、なぜか犯罪や事故とは関係ないと思われるシャム双生児無脳症などの異常胎児の標本までがきれいに展示されています。

背筋が寒くなるのは、エアコンのせいだけではないような・・・

f:id:kun-maa:20140212123000j:plain

f:id:kun-maa:20140213234106j:plain

 

これはレイプ魔の死体標本です。樹脂で固めた人体がそのまま電話ボックスのような箱に入れられて展示されています。死してなお罪許されずといったところでしょうか。

f:id:kun-maa:20140212123802j:plain

 

同じ場所にあるのが、「歩き方」でも紹介されていたシーウィーの死体標本。

不老長寿を求めて幼児の内臓を喰らった男も、樹脂で固められて、ある意味永久にさらし者にされ続けるわけです。

f:id:kun-maa:20100122142442j:plain

たとえお金をもらっても、夜にひとりでだけは来たくない場所ナンバーワンの博物館ですね。

「法医学博物館」は、見学を終えたら1階の記帳場で退館時間を記入するのを忘れずに。

 

ここまで、数は多くないけど2つの「死体博物館」の写真を掲載しました。

実はこの博物館、どちらも撮影は禁止されています。

僕は誘惑に負けて、この禁を破ったわけです。

 

その日の夕方から急な腹痛に襲われ、食べた晩ご飯は胃液すら出なくなるまで吐き続け、ベッドの上で腹痛にのたうち回り、ほとんど一睡もできずに日本に帰国するという酷い目にあいました。原因は思い当たりません。

帰国して間もなく1週間になりますが、腹部に痛みを伴うしこりができてしまい、病院に行かなくてはと思っているところです。

単なる偶然かもしれませんが、僕にはこの体調不良が2つの博物館で撮影禁止を破って写真を撮ったことと関係があるような気がしてなりません。

標本の撮影を禁止しているのは博物館側の都合ではなくて、見学者に災いが及ばないようにするための決まり事だったらどうしようと恐怖に震えている @kun_maa です。 

死体入門 (メディアファクトリー新書)

死体入門 (メディアファクトリー新書)

 
死体は語る (文春文庫)

死体は語る (文春文庫)

 
図説・死体論

図説・死体論

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

このブログを気に入っていただけたら、下のボタンからツイートやいいね!、お気に入り登録などしていただけるととてもうれしいです。

また、RSS登録していただける方はこちらのボタンをご利用ください。

follow us in feedly