[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]タイ人はなんで見知らぬ外国人に優しいのだろう @kun_maa

昨日から騒々しいバンコクを離れて、お隣のサムップラカーン県のメークロンという町に来ています。ここの名物はタラート・ロム・フップと呼ばれる線路の上を占領している市場で、列車が通過する時だけ店を動かすというものです。日本のテレビでもよく取り上げられているので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。

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ここに来ることが出来たのも、タイの人たちのおかげです。
本当は、バンコクから列車と渡し船を乗り継いでこの町に来るつもりだったのですが、渡し船で対岸に渡ったあとで、駅の場所がわからなかったので、屋台のおばちゃんに聞いたら、もう列車は行っちゃったから、駅に行ってもメークロンには行けないよって教えてくれた上に、そばにいた人を呼んで、メークロンに行くバスの乗り場まで教えてくれたんです。
嬉しかったですね。
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バスは日本のように停車地のお知らせがないので、初めて乗るバスは降りる場所がさっぱりわからないのが常なのですが、降りる場所が近づくと車掌がちゃんと教えてくれました。教えてくれなければ通りすぎるところでした。これは仕事だし、よくあることとはいえ優しさのひとつだと思います。
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メークロンのことはなにも知らないし、有名な市場への道も、ホテルの有無もさっぱりわかりませんでした。
全部町の人たちに教えてもらいました。
見知らぬ外国人が下手くそなタイ語でわけのわからんことを聞いても、イヤな顔ひとつしません。
みんな一生懸命僕の言いたい事を汲み取ろうとしてくれ、仕事をそっちのけで僕の行きたい場所をタイ語で、僕がわかるまで教えてくれます。

また、屋台で知らない食べ物があると、名前やどんなものかもめんどくさがらずに教えてくれるし、たまには味見もさせてくれます。
写真を撮ってもいいかと聞いて断られることはほとんどありません。
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ある時は、他の町への行き方をホテルのフロントでたずねて教えてもらっているときに、たまたまそばにいたタイ人の青年が自分が乗り場までバイクに乗せてあげるよと言い出して送ってくれました。今までも道を尋ねたら、そこまで送ってもらったことは何回かあります。
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ソンテオという乗り物に乗って、座席が満席に見えたので乗り口で立っていたら、おばあさんがみんなを詰めさせて僕の席を作って、大声で「あんたここに座りな!」て言ってくれたこともありました。

他にもいろんな多くの親切に囲まれています。タイを旅するといつもタイの人たちの優しさに包まれます。

この優しさってなんなんでしょうね。日本人はよく親切だと言われますが、知らない外国人に対してここまで気楽に親切だとは思えません。
観光の国だから?観光客とは無縁な人たちも見知らぬ外国人に優しいです。
もともと、いろんな民族や宗教が入り混じっているからなのかもしれません。

ただ、国民性という簡単な言葉で括って片付けてしまうには、なにかもったいないというか違和感があります。

そんなことを考えながら、今日もタイ人に助けられて旅を続けています。

そろそろ旅の終わりが近づいてきて時々ブルーな気分になる@kun_maa でした。 

最後までお読みいただきありがとうございます。

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