[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]タイ国鉄の線路上に広がる傘たたみ市場(動画有り)/メークロン市場(ตลาดแม่กลอง ตลาดร่มหุบ)@kun_maa

さて、前々回のバンコクからメークロンまで、そして前回のメークロンからアンパワー水上マーケットに引き続き、今回はいよいよメークロン市場です。

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前日は、アンパワー水上マーケットで遊んだあとメークロンに1泊したので、朝はゆっくりできます。

メークロン駅の時刻表によれば、メークロン発の列車は1日3本。

メークロン駅を出発する時間が6:20、10:20、14:30です。メークロン駅は終着駅なので、バーンレーム駅からきた列車が折り返します。その列車が到着するのが9:45、13:45、18:22です。それなので、9:45に到着する列車が市場を通る写真を撮って、その列車が折り返す10:20の列車に乗るのがベストです。

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メークロン市場は、このメークロン線の線路上約100mほどに広がる市場で、通称「傘たたみ市場(ตลาดร่มหุบ)と呼ばれています。

駅近くの踏切から市場は始まります。こんなちっぽけな踏切なんですけどね。奥の線路が市場で隠されて見えないでしょ?

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列車の到着時刻が近づくと、観光客が大勢写真を撮ろうとこの踏切に集まってきます。大半はバンコクからの日帰りツアー客でガイドがついています。

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列車の到着時刻になると、交通整理のための駅員が現れて、観光客を適当にどかしながら、市場の下に埋もれている線路が現れるよう、列車の到着を知らせます。

市場の人々は慣れたもので、手際よく店と日よけを動かし始めて見る見るうちに線路が現れます。

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列車が警笛を鳴らしながら、ゆっくりとやってきます。手慣れた市場の人たちより撮影に夢中になっている観光客の方が危ないってww

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列車は、市場のお店ギリギリを走ります。商品によっては線路のすぐ脇に置きっ放しなので、列車はその上を何事もないように通り過ぎます。毎日繰り返される不思議な風景。

日本じゃ絶対にあり得ないですよね。タイは自由で自己責任の国ですから。

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市場の人たちはホントに必要最低限しか日よけ傘や商品を動かさないから、列車もそれらをまるで押しのけるようにして進んできます。このへんはもう阿吽の呼吸なんでしょうね。日本なら列車の運行妨害でみんな捕まるレベル。

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列車が通り過ぎて、駅に到着すると今度は出発までの時間に列車に群がって写真撮影ができます。

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こんなふうに勝手に飛び乗って記念撮影しても怒られません。自由すぎます。

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バンコクからのツアー客は、撮影が終わるとガイドと一緒に車で次の観光地に向かうので、列車に乗る観光客はほとんどいません。

窓口が開いたら、バーンレーム駅までの切符を買います。

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バーンレームまで約1時間40分の列車旅ですが、運賃はたったの10バーツ(30円)です。切符に表示されている時刻が実際の列車の時刻と違うんだけど・・・

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このメークロン駅からバーンレーム駅に向う列車では最後尾の車両に乗りましょう。

実は、絶好の撮影ポイントは最後尾なんです。

最後尾の車両に乗って、一番後ろの車掌室のところを勝手に開けて占拠します。

あとで車掌が来て退かそうとしますが、そこで上手く車掌にお願いをすると、そのまま撮影させてくれます。

そうやって撮影したのがこちらの動画です。

メークロン市場では、列車が通り過ぎるとすぐに日よけ傘を元に戻して市場が復活するので、その様子をおもしろいように見ることができます。だから、最後尾がいいのです。


タイのメークロン市場。線路上に広がる市場を列車の最後尾から。 - YouTube

 

この撮影をする時にタイ語で会話をしたことから車掌と仲良くなったので、これ以降はやたらと僕の世話を焼いてくれるガイドのようによくしてくれました。

車掌は2人いるのですが、どちらも暇そうでロクに仕事がないようです。新聞を読みながら、車窓に珍しい景色が広がると僕に声をかけて説明してくれます。

たとえば塩田とか、塩田とか、塩田とか・・・塩田ばっかりだ。

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運河沿いの家並みやのんびりとした田舎の泥の一本道とか。

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広がる広大な雑草地とかね。駅に生えているマンゴーの木も教えてくれたな。

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その他には、新聞に載っていた日本のニュースをわざわざタイ語で説明してくれたりとか、ホントいい奴らでした。日本の大雪のことや都知事選の結果は彼らに教えてもらいました。

そして、仕事中は上着のボタンを外して着崩しているくせに、写真を撮る時はちゃんとボタンを締めるところがちょっと可愛かったよ、おっさんだけど。

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そして、彼らのおかげで退屈することもなく、無事に列車はバーンレーム駅に定刻どおり到着しました。

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これは、列車のトイレね。もちろん紙はないよ。

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バーンレームの駅ものんびりとした田舎の駅でした。

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ここからは、歩いてマハーチャイ行きの船着き場まで行きます。

船着き場までは徒歩10分くらい。ほぼ一本道なので迷わないとは思いますが、わからなかったらそのへんにいるタイ人に聞くと、すぐに教えてくれます。

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船着き場から、マハーチャイ行きの渡し船に乗ります。船賃は1人3バーツ(9円)ね。

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ということで、今回はここまで。

これで、全3回にわたってバンコク→マハーチャイ→メークロン→アンパワー→メークロン→バーンレーム→マハーチャイとループが繋がりました。

バンコクからおすすめの週末1泊旅行コースなので、よかったらぜひお試しください。

のんびりできるし、一般のタイ人とは交流できるし、ツアーでは味わえない楽しい旅が待っています。

前2回はこちらをご覧ください。

[ま]バンコクから国鉄と船でマハーチャイ経由メークロン市場(線路上の傘たたみ市場)まで行ってみる @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

[ま]【タイ】メークロンからアンパワー水上マーケットに行ってみた @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

 

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