[ま]【タイ】メークロンからアンパワー水上マーケットに行ってみた @kun_maa
前回(いつだよ?)、バンコクからメークロンまで列車と渡し船とバスで行ったというエントリを書きました。
[ま]バンコクから国鉄と船でマハーチャイ経由メークロン市場(線路上の傘たたみ市場)まで行ってみる @kun_maa - [ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)
今回はその続きです。メークロンから、週末のタイ人の憩いの場アンパワー水上マーケットを往復してみましょう(2014年2月の記録です)。
①メークロンからアンパワーまでソンテオで行く
メークロンからアンパワーまではソンテオという乗り合いトラックが頻繁に出ています。
ソンテオの乗り場は、メークロンホテルを出て右に向かって少し歩き、太目の道にぶつかったところで右に曲がってちょっと行ったところにあるセブンイレブンの前です。
マハーチャイからのバスでメークロンに着いたら、バスを降りたところから線路市場を通り抜けた先にあるセブンイレブンの前です。
ソンテオが何台も並んでいるので、たぶん少しウロウロするとすぐわかると思いますが、不安ならその辺の人に「アンパワーに行くソンテオどこ?」て聞くとすぐに教えてくれます。
車体の側面にもタイ語と英語で「AMPHAWA(アンパワー)」の表記があります。乗客がそろうと順番に出発しますので、次にの車が出るのかその場にいる人に聞くとこれまたすぐに教えてくれます。
その辺に普通にいるタイの人たちはみんな親切なので、タイではわからないことは何でも聞いてしまうのがクセになります。
次に出るソンテオは既に座席が埋まっていたので、乗り口の台の上に立って風を浴びながら行くのもいいかと思ったのですが、座席に座っているおばちゃんが「あんた!ここに座りなさい!」って言ってみんなを詰めさせて、ほぼ強制的におばちゃんの横に座らせてくれました。先の乗ってた皆さんどうもすいません。別に誰も嫌な顔なんてしてなかったんですけどね。
席が埋まり、立ち乗り状態になるとソンテオは出発します。車内はこんな感じね。
メークロンを出て約15分ほどでアンパワーに着きました。バスと違って車掌はいないので、止まるところの案内はまったくありません。外を見ているとなんとなくそれっぽい感じでわかりますが、念のため同乗のタイ人に「アンパワー水上マーケットに行きたいんだ」って言っておくと着いたときに教えてくれます。
降りるときは車内のブザーを押すと止まってくれます。支払いは降りてから運転席に行って支払えばOK。メークロンからアンパワーまで8バーツ(約24円)でした。安っ!
②アンパワー水上マーケットを散策
水上マーケットの入口でソンテオを降りたら適当に市場を散策してまわりましょう。
水上マーケットといっても、メインは舟のお店ではなく運河沿いや運河から伸びる路地にびっしりとならぶお店になります。
まだ明るい(午後5時)ので、雰囲気はありませんがこんな感じで運河沿いに建物がびっしりと連なっています。散策は運河沿いにある小道を歩いてまわります。運河の両岸を全部見てまわるとけっこう時間がかかるし疲れるので適当に休みながらまわりましょう。
たくさんの土産屋と飲食店が並びます。お客は8割方タイ人です。他には中国人や韓国人、中近東系の人たちをよく見かけました。日本人は僕が行ったときはいなかったです。
これは「ルーム・クゥーン」(って聞こえました)っていうココナッツ味のゼリー見たいなお菓子。1パックに葉っぱでできたお皿に3皿分(計15個)入って20バーツ(60円)でした。シンプルな甘さとココナッツの香りがたまりません。
美味しそうなお菓子の店はたくさんあります。タイ人は甘いもの好きな人が多いからね。
市場の散策ってホント楽しくて大好きです。いろいろつまみ食いをしたり、「これなに?」「あれなに?」って聞いてまわったり、何時間いても飽きません。
運河からは何本か路地が伸びていて、行き止まりのところもあれば、そのまま市場の外に抜けられる道もあります。どんどん見てまわって雰囲気を満喫しましょう。
日が傾いて涼しくなり始めると、人の数も増えてきます。
かなりの人出で賑わってきますよ。
お店の相場はバンコクの街中と同じか少し安いくらいで、決してダムヌーン・サドゥアック水上マーケットのように観光客値段ではありません。
数年前にTシャツを買ったお店が同じ場所でまだ営業していました。今回、このお店のTシャツを買うのも目的のひとつだったのでうれしいです。ここのアンパワーTシャツは、デザインと生地がいいので気に入っています。何回頼んでもぜんぜん安くしてくれないんですけどね。普通のサイズは1枚99バーツ(約300円)なんだけど、僕に合うXLだけ120バーツ(360円)なんですよ。
メークロン川に日が沈みます。きれいな夕焼けです。日暮れが近くなったら水上マーケットから少し歩いたところにある警察署の前に行くときれいな夕日が拝めます。
ちょうど午後6時の国歌タイムになりました。みんな仕事をやめて直立して国歌を聴きます。もちろん僕も一緒にね。
さて、夕方の国歌も終わったところでまた市場をまわりましょう。
バンコクで食べるより安いよね。
日本では食べられないカブトガニも至る所で食材になっています。結局僕は食べなかったけど。だって食べるところが少なそうだし、美味しそうじゃないんだもん。
暗くなってきてからの水上マーケットの方が雰囲気も人も倍増です。
運河の対岸に行くには、何カ所かあるこのような橋を渡ります。
無数にある屋台や運河沿いにある食堂で食事をするのもいいのですが、この市場の楽しみは川岸に置かれたテーブルに座って、舟の料理を注文するところでしょう。気持ちの良さそうな場所はすぐに埋まってしまうので、いいなと思った場所があったら「後にしよう」ではなく、すぐに座ってしまうことをおすすめします。
僕は特等席を逃したので、道端のテーブルで舟で焼いてくれるシーフードを食べることにしました。ちなみに飲み物は売っていないので、そばにある別のお店で買ってきます。
とりあえずLEOビールの小瓶をぷはーっと。1本38バーツでした。
いやー生き返ります。運河からの風がすごく気持ちいいです。
焼き手長海老と名前のわからない貝の焼いたやつをいただきます。けっこう量がありましたが、全部で300バーツ(900円)でした。
市場も一通りまわったし、食事も済ませて完全に夜になったのでそろそろボートトリップに行きます。運がよければ蛍が見えるそうです。この蛍もけっこう楽しみにしてました。
ボート乗り場はいくつかありますが、値段を表示しているところが安心して利用できます。値段表示のない店もあったのでその場合はしっかりと値段を確認しましょう。
僕が乗ったボートは1人60バーツ(180円)でした。思ったよりも安かったのであまり長い時間ではないかと思ったのですが、これが大間違い。たっぷりと1時間のナイトクルージング(?)を満喫させてくれました。
ソンテオと同じで人数がそろわないと出発しません。
そして、乗客はタイ人のカップルばかり・・・。ひとりで乗ってる素っ頓狂な男は僕だけでした。哀しすぎる。
真っ暗な運河を疾走するボートというのも、スピードの迫力と飛び散る水しぶきと強風の涼しさでなかなかオツなものです。
結局、何カ所かの蛍ポイントには立ち寄ったのですが、1匹も、わずか1匹の蛍すら見ることはできませんでした。すごくがっかりです。2月は蛍のシーズンではないのかもしれません。
でも、同乗していたタイ人カップルたちもみんながっかりしていたので、運がよければ2月でも見れるのかもしれませんね。
20〜30分だと思っていたボートトリップがまさかの1時間超えだったので、降りたときにはすでに夜の8時半を過ぎていました。慌てて、何人かのタイ人にメークロン行きのソンテオの時間と乗り場をたずねてまわったのですが、みんな時計を見てから「ソンテオはもう終わっちゃったよ」と言います。バスがもしかしたらあるかもしれないというので乗り場を聞いて行ってみましたが、乗り場がよくわかりません。最悪です。
ようやくそれらしきところについたら、バスはもう終わったよっておっちゃんに言われてガックリ・・・。
なぜか近くにいた仮面ライダーを殴りたくなりました。
そばにいたタイ人に「メークロンに帰りたいんだけどどうしたらいいかな?」って聞いたら、知り合いにバイクで送らせようか?って言います。おお!ラッキーって思った直後におっちゃんから「200バーツな」の台詞が・・・。
めんどくさいんで、もうそれで頼むわっておっちゃんにお願いしました。
おっちゃんに呼ばれてきたのがこの青年。
レストランで仕事中だったのにさぼって副業していていいのでしょうか?
こいつがけっこうスピード狂で飛ばすんですよ。ずっとバイクの後ろにしがみついていました。それにけっこうアルコール臭いから飲酒運転間違い無し。恐い恐い。
でも無事にホテルまで送り届けてもらいました。約13分。200バーツはかなりボラれたな。高くついてしまいました。
帰りのソンテオはけっこう早く終わってしまうので、気をつけた方がいいです。
ちょっと小腹がすいたのでホテル近くの屋台であんかけ揚げそば(ラートナー・ミー・ゴープ 30バーツ)を食べました。普通は麺の上にあんがかかっているんですけど、これは逆でした。なんで?けっこう美味しかったです。
やはり近くの屋台でつまみを買って、ホテルの目の前にあるコンビニでビールを買い、部屋でのんびりと飲みました。
今回は、ここまで。
次回はいよいよメークロンの線路市場を見学して、バンコクに帰ります。
乞うご期待!いつになるかな?
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