バンコクに戻ってきて今日で3日目。バンコクは人も車も多くて頭痛がします。その点では、今回訪れたナコンパノムというラオスとの国境の町は、のんびりとしたもので、頭痛も肩こりも全く感じないという僕にとっては癒しの町でした。
<ゆるさが魅力のタイの田舎のホテル>
ラオスのターケークという町からナコンパノムに戻った日に泊まったホテルは、ウインザーホテルという名前だけ聞くと、ちょっと高級そうなホテルです。
実態は、典型的な地方の中級ホテルで、エアコン、ホットシャワー、バルコニー付きで1泊350B(約1000円)というものです。このホテルが、よく言えばアットホームですが、まあ気持ちが楽になるゆるさです。
タイのホテルの一般的なチェックアウト時間は正午です。チェックアウトと言っても、部屋の確認をするわけでもなんでもありません。宿代は前払いなので鍵さえ返せばお終いです。部屋の中には
タイ語で、部屋のものを壊したり持ち帰ったりした場合の罰金が細かく張り紙してあるくせに、なんか盗まれたり壊されたりのチェックはいいのかな?って思うんですけどね。
部屋の掃除をするおばちゃんたちも廊下で会うと「今日も泊まるの〜?」とか気楽に話しかけてくるのであまりホテルって感じがしません。究極の
お・も・て・な・し♡ですね。
ちょうど正午にチェックアウトして、荷物を預かってもらったのですが、たまたまフロントの人も含めて従業員がホテルのロビーで昼ごはんを食べていました。日本ではあり得ない光景ですね。
そして、当然のように「ほら、ごはん食べていきなよ」ってイスに座らされました。
こういうゆるいところがホント大好きです。
仮にもホテルのロビーで、従業員が昼飯を堂々と食べているだけじゃなくて、客(だった者)まで誘ってくれるなんて!
おばちゃんたちと、
タイ語で楽しくお話をしながら、イサーン語を教えてもくれました。このゆるさが僕をストレスから解放してくれるんだよなあ。昼飯代も浮いたし。みんなでひとつの皿をフォークやスプーンでつついたり、スープを飲んだりと家族みたいです。
いっぱい食べろとしつこいくらい言うので遠慮なくたくさん食べちゃいました。
だってたくさん食べると、おばちゃんたちがうれしそうにするから。
建物自体はけっこう古くて、値段相応ですが、また泊まりたい!と思わせてくれるゆる〜い雰囲気があります。
<日本好きな警察官>
ナコンパノムは歩いてまわれるくらい小さな町です。ウロウロと町中を歩いていたら、突然警察官に呼ばれました。
きっとなんかの法律違反をでっち上げて、賄賂を要求されるのだとビビりました。恐々と近づくと「お前はどこの国から来た?」と聞かれました。
そうそう、僕はしゃべらければタイではいつも韓国人や、中国人だと思われます。目が細いからね。って大きなお世話だww
「日本から来ました」と言うと、その警察官は「おお!日本人か!東京か?神戸か?大阪か?」ってちょっと興奮状態。僕が「埼玉県です!知ってますか?」と言うと、「知らん」って言われました。もっと知名度を上げなくちゃね。
続いて、その警察官は「日本はベリーグッドだ。サムライ!武士道!」などと、小一時間正座させて本当にわかっているのかと問い詰めたくなるようなことをぬかします。
そう、ただの日本大好きおやじだったんです。
仲良し警察官トリオ。真ん中が日本好き警察官。
なんでも、彼は若い時に
バンコクのラチャダムヌンスタジアムのチャンピオンだったそうです。すごいですね。だから武士道なんですね。合ってますか?
気がつくといつの間にかマイフレンドになってるしw なかなか油断できないおやじでした。
それでもやっぱりこういうゆるいタイが大好き@kun_maa でした。
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