いつのまにか多くのラーメン店がひしめく激戦区となっている感がある僕の地元川越ですが、その中でもけっこう話題のお店なのに、なかなか行く機会がなかった「麺や 彩〜iro〜」にようやく行くことができました。
実は前日にも店の前まで行ったのですが、行列ができていたので諦めたんだけどさ。
翌日はまったく行列がなかったので「並んだるぞ!オラオラ!」って鼻息も荒く店を訪れた僕は完全に拍子抜けしちゃいました。
日や時間帯によっても違うんだろうね。僕は行列が大嫌いなので、並ばなくて済むならそれに越したことはありません。
入り口を入ってすぐ左手にかわいらしい大きさの券売機があります。
「特製塩そば」が一番上にあるから、たぶんこれがおすすめなんだろうけど、気分はつけ麺だったので、ここは自分の気持ちに素直にしたがって「特製つけそば」を選択。
大盛りにしようと思ったら「大盛券」が売り切れだったのでやむなく「中盛券」を合わせて購入しました。大盛りは 400g で中盛りは 300g なんですね。
日曜日のお昼時でしたが、カウンターのみの店内はお客が半分ほど。これくらいが息苦しくなくてちょうどいいですね。
着席して待つこと約10分。特製つけそば中盛りが キタ━(゚∀゚)━!!!!!!!
なんて言ったらいいんだろう。見た目がとても華やかで美しいです。
「麺匠 MONACO」のつけそばを思い出しました。でも、あれよりも上品な感じ。
麺はもっちりとした食感の中太麺です。それにしても、どうですこのきれいな盛り方。
この丁寧な仕事の仕方、食べる前から美味しいだろうなあって容易に想像できます。
つけ汁は鶏白湯系のスープにオマール海老の頭と甘エビを加えてあるそうです。
実際に食べてみると海老の風味はあまりしません。かすかに残り香がある程度。
濃厚でクリーミーなベジポタ風のつけ汁です。濃厚魚介豚骨系に慣れた舌には、とても優しく美味しいです。色合いも美しい。
そしてトッピングがこれまた華やかで美しいと思いませんか。
もう食べる前から魅了されまくりです。
まずは、色とりどりの生野菜をつけ汁にぶちこみます。パプリカの赤がアクセントになって美しいよね。そして生野菜がベジポタ風のつけ汁によく合うんですよ。野菜だけに。
小麦の風味もよいもちもちとした中太麺に、濃厚なつけ汁が絡む絡む。こりゃたまらん。
すっげー美味いですよ。とても優しい味わい。
想像以上にまろやかで、食べるほどに自分の心の奥に凝り固まったオリのようなものが和らいで消えていくような感覚。食べる人間を優しい気持ちにする不思議なつけ麺。
もちろんレアチャーシューも美味い!適度な歯ごたえとにじみ出る肉の旨みに降参です。
レンコンはそのまま食べてもちょうどいい味付けでご飯が欲しくなります。
素朴に美味しいです。
さっきから「美味しい」を連発しすぎな感もありますが、ここは正直に気持ちを吐露しましょう。だって美味しいんだもん。
だいたいつけ麺のトッピングにレンコンって珍しくないですか?僕は初めてですよ。こういう組み合わせもオツなものです。
ここまでくれば、味玉だって当然美味しいんです。
そりゃもう食べる前から「味玉も美味いんだろうなあ」ってわかっていましたよ。
麺もつけ汁もトッピングも、全てに手抜きなしの全力投球って感じがにじみ出ていますもん。まじめに作ったまじめなつけ麺。そんな感じがひしひしと伝わってきます。
麺を食べ終わったら、スープ割りを頼みましょう。
スープはポットで提供されます。自分好みの味の調節ができるからポットで出てくる店は好きです。
このスープ割りが、魚介出汁が利いていて美味しいんだなあ。鰹節たっぷりって感じ。
鶏×海老の濃厚なつけ汁の味わいを変化させて、〆はさっぱりとごくごくいけます。
こういう風味の変化もとても楽しい。
もちろん完食です。
大満足の一杯、ごちそうさまでした。
この店の全部のメニューを食べてみたくなる。久しぶりにそんな気持ちにさせられた華やかで美味しいつけ麺でした。
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