三ツ矢堂製麺で現在行っている季節限定メニューのうちのひとつ「和の夏野菜 冷やし柚子つけめん」を大盛り(600g)でガッツリと喰らってきました。
季節限定メニューのうちのもうひとつは台湾まぜそばだったんで、優先度はもちろん「和の夏野菜 」を使った「冷やし柚子つけめん」が勝るのは必定。
このメニューは「冷やし」つけめんなので、つけ汁は冷たいものですし、麺の温度も熱もりとかはできません。選択できるのは「冷やもり」か「氷締め」のどちらかです。
僕はいつもの「冷やもり」の「大盛り(600g)」の一択です。
体調イマイチでもスルスルと入ってしまうのがつけめんの偉大なところです。
そして、やけに早く来たなと思ったら薬味の「辛味大根」だけが先に届きました。
麺が到着するまでの間に、自分ですりおろして待っているようにとちょっとギャル系の店員さんに言われて、「YES,ma'am !!!」と答えて一心不乱に大根をすりおろしました。
見てください。このきめ細かな丁寧なおろし仕事を。辛味大根の辛味を最大限引き出してやりますぜ。
運動不足が祟って、指先がプルプル震えたのは内緒です。
辛味大根をすりおろすという重要任務を遂行しているうちに、注文から約8分が経過し、ついに「和の夏野菜 冷やし柚子つけめん」が キタ━(゚∀゚)━!!!!!!!
つけ汁は、冷たいために油が目立っていますが決して凝固はしていません。さらさら系のつけ汁は、魚介だしと柚子の香りがとても涼しげで、醤油系の甘酸っぱい香りもします。
麺はいつものうどんっぽい太麺ではなくて、まるでソバのような色合いの中細麺。
トッピングは、京都伏見の甘長唐辛子、泉州の水茄子、みょうが、鶏肉、大葉、水菜です。そこに、先ほど自分ですりおろした辛味大根が加わります。
見た目は完全にソバですが食べてみると、小麦の風味が豊かなうどんに近い感じの麺です。なんでも石臼挽きの小麦を使っているとのことですが、この色合いはきっと全粒粉なのでしょう。
軽く焦げ目の入った甘長唐辛子は、全く辛味はなくてシシトウのようです。僕の好きな味でございます。鶏肉と一緒に食べてもうまうま。
みょうがと大葉の組み合わせの薬味は完全に和風で、ちょっと甘酸っぱい魚介系のつけ汁を引き立てます。
この水茄子がとってもジューシーで、おお!水茄子だ!ってちょっと感動。この一切れからブッシャーとほとばしり、口の中に広がる夏野菜汁!
さらさら系で、和風の魚介だしと酸味がほどよく爽やかさを演出しているつけ汁が、風味豊かでコシのある麺に絡む絡む。美味しいよ!おっかさん!生きててよかった。
いつもと同じ大盛りなので、茹で上がりの麺の重さは600gのはずですが、麺が普段よりも細いのでなんだか量が1.5割増くらいに感じました。
それでもぺろっと、あっという間に喰らっちゃったけどね。
三ツ矢堂製麺で季節限定の「冷やしつけめん」をやっているときはいつもそうなのですが、麺を食べ終わった後のつけ汁にスープ割りをしてくれません。
理由は、冷たいつけ汁に熱いスープは合わないからって言われるんだけど、そんなこと言わずに持って来ればいいのになっていつも思います。
やってみたら絶対美味しいんだって。僕の言うことをちょっと信じてみてよ。
そう言い張っても断固拒否されますから、クレーマーだと思われたくなかったらスープ割りは諦めましょう。
野菜の汁などで最後の方はけっこう薄まっているから、残ったつけ汁は割りスープなしでもぐいっと飲めちゃいました。美味しかったです。
ということで、もちろん完食です。
和風のつけ汁は爽やかでさっぱりとしているのにしっかりと旨味があって美味しいし、麺の見た目はソバみたいだけどソバじゃない、風味豊かでコシのある麺という組み合わせ。
そして、トッピングの夏野菜がみずみずしくて美味しいので、ぜひお試しあれ。
満足の一杯!ごちそうさまでした!
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