[ま]時々無性に食べたくなるメガガンジャのでっかいラーメン/カラミソアブリWに撃沈 @kun_maa
このブログでも何度かご紹介している、有名つけ麺店「頑者」の系列店にして二郎インスパイア系の名店「メガガンジャ」。時々無性にここのラーメンが食べたくなるんです。
食欲に思考を支配されると、もう他のことや後先のことは考えられなくなるので、ふらふらと引き寄せられるように行ってきました。久しぶりのメガガンジャ。
この店のラーメンが食べたいだけなら、トッピングをせずにノーマルで、麺も通常250gのところを減らすこともできるんです。
それなのにダメなんですよね。それじゃあ僕を支配する食欲が僕を許さないのです。意志が弱いと言われれば「おっしゃるとおりでございます」って言うしかないんですけど。
いつものように券売機で食券を買い、その食券を渡しながら店員さんに「トッピングは?」って聞かれると、なんのためらいもなく「全マシで( ^∀^)」って答えちゃうんですよ!この口が。はい、口じゃなくて僕が悪いんです。
そして、待つこと約7分。カラミソアブリWのトッピング全部マシが キタ━(゚∀゚)━!!!!!!!
横にあるコップが小さく見えますけど、普通サイズのコップです。
一応、これは何かという説明をしておきましょう。
カラミソというのは、ラーメンとマカナイとカラミソという3種類しかないこの店のメニューの1つで、自家製のラー油と山椒を合わせた濃厚な味噌とんこつラーメンです。
カラミソの後ろのアブリというのは、香ばしい焦げ目が入った炙りチャーシューのことです。普通は2枚なのですが、アブリWというように後ろに「W」がつくと4枚になります。
無料トッピングはヤサイ、ニンニク、辛メ、アブラ、ギョフンの5種類。それを全部最大限に増量したのが「全部マシ」になります。
そしてこのすっげーのが「カラミソアブリWのトッピング全部マシ」というわけです。
以前は、これを麺大盛りで食べたこともあるのですが、1寸の虫にも5分の理性が残っておりまして、今回は踏みとどまりました。
ちなみに、お値段1,090円とお腹にも財布にも優しくない仕様となっています。
そびえ立つヤサイの山にギョフンとニンニクと唐辛子の雪が降り積もり、雪崩が起きないようにがっちりと大量のチャーシューで周囲を固めています。
とりあえず、ヤサイをある程度片付けないと麺を引きずり出したり、上と下をひっくり返す「天地返し」なる二郎系の技も使えません。ちょっとでも間違えた場所に箸を入れると、山が崩れて丼の周囲を汚します。
そうそう、これこれ、これが食べたかったんだよねって最初の頃は余裕をぶちかまして呑気にもやしを食べていましたが、食べても食べても麺の姿は見えません。
ヤサイばかりじゃなくて、肉もちゃんと食べなさい!って自分で自分を叱りました。メガガンジャのアブリチャーシューはすごく美味しいんですよ。
香ばしくて柔らかくて一度食べると癖になります。しかもWだから、でっかいアブリチャーシューが4枚も入っているなんて嬉しくて吐きそう泣きそうです。
そうそう、アブリチャーシュー4枚とは別に普通のチャーシューも大きいのが1枚入っているので、それはある程度ヤサイを食べた段階で、スープの下に潜り込ませて温めておきましょう。そうすると後で美味しくいただけます。
ヤサイの山がほぼ消えたあたりで、まだ麺には出会っていませんが8割方満腹感で満たされています。かなり幸せ。
そしていよいよ丼内の上下をひっくり返して、麺とご対面です。
自家製の極太麺はうどんのようなコシとゴワゴワした食感が特徴的で、このこってりと濃厚なスープによく合います。これが食べたかったんですよ!美味しくて幸せ〜♫
アブリチャーシューもワシワシと食べていかないといけません。
この戦いはスピードが勝負なんです。あれ?いつから戦ってんの?
カラミソって名前だし、唐辛子の赤い粉もけっこうかかっているので、かなり辛そうに見えるかもしれませんがそれほど辛くはないです。たぶん、辛いのが得意じゃない人でも大丈夫じゃないかなあ。
完全に麺を引きずり出してヤサイと位置をひっくり返すとこんな感じになります。
高くそびえるヤサイの山から、丼に溢れかえる麺の束って感じに変化していますね。
完全に食べかけの見苦しい写真ですいません。
後半は気合いです。あんなに食べたかったメガガンジャのラーメンが憎くなってくる気持ちを抑えながら、笑顔でいただきましょう。
麺とヤサイを食べ終わっても、気を抜いてはいけません。すべてのエキスと大量の油を含んだとてもこってりと美味しいスープが待っています。
上のような表現をすると、このスープがあまり美味しくないように見えてしまいますが、ぜんぜんそんなことはないんです。とんこつに魚粉も混じり、野菜やチャーシューの旨味もたっぷりと出ているので、深くしみ込むように美味しいです。
ただ、肉体的にキツイだけ。スープに罪はありません。最後の1滴まで飲み干しました。
食べているときはとても美味しくて幸せな気分に満たされます。そして食後に激しく後悔し、胸焼けと胃のもたれに悩まされるくせに、またしばらく経つと無性に食べたくなる。
そんな魔性の女のようなラーメンが僕にとってのメガガンジャなのです。魔性の女に出会ったことはないんだけどさ。
大満足の一杯、ごちそうさまでした!きっとまた来たくなると思います。
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