まず、最初の問題としてなんて読むのかがわからない。そう、市の名前が読めないのだ。え?読めないの僕だけ?僕だけなの?
この「南砺市」、読み方はわからないけど上の地図をご覧いただくとわかるとおり、富山県の南西端に位置している。
市のホームページによると「南砺市」とはこんなところらしい。ホームページを見ても市の名前にふりがなが振ってないところを見ると、やはり読めるのが当然ということらしい。
平成16 年11 月1 日、4つの町と4つの村
(城端町、平村、上平村、利賀村、井波町、井口村、福野町、福光町)が合併し、「南砺市」が誕生しました。豊かな自然と各地域で大切に伝えられてきた文化を引き継ぎ、さらに住みよいまちをめざしています。
位置・地勢
富山県の南西端に位置し、北部は砺波市と小矢部市、東部は富山市、西部は石川県金沢市と白山市、南部は1,000 メートルから1,800 メートル級の山岳を経て岐阜県飛騨市や白川村と隣接しています。
面積は668.86 平方キロメートル(東西約26 キロメートル、南北約39 キロメートル)で、そのうち約8 割が白山国立公園等を含む森林であるほか、岐阜県境に連なる山々に源を発して庄川や小矢部川の急流河川が北流するなど、豊かな自然に恵まれています。
また、市北部の平野部では、水田地帯の中に美しい「散居村」の風景が広がり、独特の景観を形成しています。
人口と世帯数
平成25 年5 月1 日現在の住民基本台帳人口は54,782 人で、世帯数は17,761 戸です。
どうやら、なかなか風光明媚で暮らしやすそうなところじゃないか。
そんな「南砺市」は2014年4月1日付けの組織改正で、婚活支援や定住対策などの人口減少対策施策の一元化を図ることを目的として「南砺で暮らしません課」というとってもわかりやすい名前の課を新設したそうだ。
課の名前はわかりやすいけど、市の名前がわからん。
「南砺で暮らしません課」は職員数4人で、結婚支援と定住・空き家対策の2つの係を置いている。これまでいくつかの課に別れて推進して来た婚活支援、定住対策、住宅取得対策などの事務を統合した。
それというのも、南砺市は2004年の誕生と現在の人口を比べると約8%減少しており、多くの地方の市町村が抱える問題として、少子高齢化も進んでいる。
そんな中で、これまでも積極的に婚活支援事業や移住希望者への空き家斡旋などを進めてきたところなのだ。今後はそれらの窓口を一本化して、利用者の便を図ろうというのが狙いなんだろうね。
1泊1000円で30泊まで宿泊可能な体験ハウスがあったり。
住むため、働くための様々な支援制度があったり、婚活支援にも力を入れていたりと、けっこういろいろ充実しているなあという印象。相変わらず市の名前は読めないけど。
せっかくいろいろな支援策を打ち出し、それを進めていくための「南砺で暮らしません課」なんて課まで作ったのだから、南砺市にはがんばってもらいたいものです。
ところで、市の名前はなんとお読みすれば・・・え?「なんとし」でしたか。
知らんかったわ。 ちょっと名前を変えた方がいいのでは?
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