こんにちは!独り静かに本を読んでいる時間が至福の時 @kun_maa です。
HONZという書評サイトをご存知でしょうか?
成毛 眞を代表とする本好きのレビュアーたちが、「小説」を除くあらゆるジャンルのノンフィクション本のレビューを公開しているサイトです。
そこで紹介されている本のレビューはとてもおもしろいです。そしてなによりも本当にこの人たちは本が好きなんだなあとひしひしと感じます。僕の大好きなサイトです。
そのHONZで紹介されたレビューの中から厳選された110冊のノンフィクション本と何人かの著者へのインタビュー、レビュアーたちのHONZ活動への想いで構成されているのが本書「ノンフィクションはこれを読め!2013 HONZ が選んだ110冊」です。
あらためて読んでみると、サイトで見逃しているレビューがけっこうあったり、厳選されたレビューをまとめ読みすることで新たな刺激を受けたりとなかなか危険な一冊です。
何が危険かって、紹介されている本のすべてがめちゃくちゃおもしろい本に思えてしまい、気がつくとAmazonでポチッとしてしまうのです。
おかげで、本書を読みながら我慢に我慢を重ねたにもかかわらず、読み終えた段階で既に「積ん読タワー」ができ始めている始末です。
もともと、HONZのレビューによる僕のような被害者(次から次へと本を買ってしまい、積ん読本に囲まれる)は後を絶たないようですが、そこから厳選されたレビューをまとめた本書は本好きにとって、まさに劇薬級のヤバさを持っている本なのです。
毎年多くの本がこの世に出版され、それこそ玉石混淆でたまたま手に取った本がすっごくおもしろいこともある反面、期待して読んだ本がまるでゴミくずのような場合も少なくありません。
そんな現代だからこそ、心から本が好きなんだなあと感じさせるレビュアーたちが「これはおもしろい!」と思った本を紹介してくれるHONZのようなサイトやこのような本は、とてもありがたいと思います。
あるレベルのフィルターを通り抜けた本当におもしろい本に出会う確率が高まるからです。たとえ、その効き目が強すぎて本を買いすぎたとしてもね。
なんかおもしろい本はないかなあって感じたら、本書を手に取ることをおすすめします。
参考までに、本書を読んで僕がポチってしまった本を挙げておきます。これでも相当我慢したんですよ。だからこのあともっと増えてしまうと思いますが・・・
①弱くても勝てます
②なぜ、世界はルワンダを救えなかったのか

- 作者: ロメオダレール,Rom´eo Dallaire,金田耕一
- 出版社/メーカー: 風行社
- 発売日: 2012/08
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 138回
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③ランドセル俳人の五・七・五

ランドセル俳人の五・七・五 いじめられ行きたし行けぬ春の雨--11歳、不登校の少年。生きる希望は俳句を詠むこと。
- 作者: 小林凜
- 出版社/メーカー: ブックマン社
- 発売日: 2013/04/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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④本当は怖い昭和30年代 ALWAYS地獄の三丁目
⑤欲望の植物誌 人をあやつる4つの植物
⑥昆布と日本人
⑦死刑でいいです 孤立が生んだ二つの殺人
⑧「空き巣」なう
⑨なぜ、勉強しても出世できないのか?いま求められる「脱スキル」の仕事術

なぜ、勉強しても出世できないのか? いま求められる「脱スキル」の仕事術 (ソフトバンク新書)
- 作者: 佐藤留美
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2012/10/18
- メディア: 新書
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レイヤー化する世界―テクノロジーとの共犯関係が始まる (NHK出版新書 410)
- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2013/06/05
- メディア: 新書
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⑪伝え方が9割
⑫世にも奇妙な人体実験の歴史
いやー、マジヤバいっす。買い過ぎです。Kindle版があるものはKindle版にしましたが、それでも積ん読タワーがすでに崩れそうです。
恐るべし「ノンフィクションはこれを読め!2013 HONZ が選んだ110冊」です。

ノンフィクションはこれを読め! 2013 - HONZが選んだ110冊 (単行本)
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2013/11/29
- メディア: Kindle版
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ノンフィクションはこれを読め! 2013 - HONZが選んだ110冊
- 作者: 成毛眞編著
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2013/10/24
- メディア: 単行本
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