こんにちは!たとえ殺されそうになっても女性には手を上げられない @kun_maa です。
京都市が全国で初めて、男性のためのDV(ドメスティックバイオレンス)電話相談専用窓口を今年の4月から開設しています。
僕はこの話を聞いた時に、てっきり女性からDVを受けている男性専用の相談窓口なのかと思い、「やっぱりそういう時代なのか」と納得したのですが、どうやらそうではないようです。
もちろん被害を受けている男性からの相談も受け付けているのですが、目的は女性に対してDVを行っている加害者からの相談を受けることです。
要は「DVをしてしまっているがやめたい」と思っている男性加害者に対して、相談環境を整えて被害拡大を防ぐのが目的。
今年度予算で70万円を計上し、精神保健福祉士などの資格を持った男性カウンセラー2人が、電話相談を受け付けています。
実際に、今までのところ被害者男性よりも、女性に対して暴力が止められないといった加害者男性からの相談が多いそうです。
京都市はすでに2011年度から「京都市DV相談支援センター」を設置して、DVの被害拡大を防ぐ為に活動していますが、そのセンターへの2012年度の相談件数は全体で、4,176件もあったとのこと。
被害者の相談人数は、女性が441人、男性が9人だったそうです。
今回の男性専用電話相談窓口の設置で、加害者へのケアを進めることで、被害を少しでも減らそうという狙いがあるのでしょう。
でも、実際の加害者がそうそう電話なんかしてくるのかなあとは思います。
自分がやっていることが「暴力」であり、許されないことなんだって自覚があって、それでもどうしてもDVをしてしまうと悩んでいる男なら、相談で改善する見込みがあるかもしれませんが、そもそもそういう自覚がない奴が電話相談なんかしようと思いませんよね。
で、きっとタチが悪いのは圧倒的に無自覚の奴だろうと思うわけです。
そのへんが強制力のない行政の限界なのかなとは思います。
それでも、なにもしないよりはマシだと担当者に思わせるくらいにDV被害は多いのかもしれません。
なんでこんな世の中になっちゃたのかな。
相談は2014年3月までの毎月第2・第4火曜日(祝日・年末年始を除く)午後7時から午後9時まで(受付は午後8時半まで)。
相談費用は無料です(ただし通話料はかかります)。
電話番号は、075ー277ー1326 です。
たとえ少しだけだとしても、この事業でDV被害を減らすことができればいいなと切に願います。自分がそうなんじゃないかと思い当たる男性はちゃんと相談してください。
僕からすると、そもそも好きな女性を殴ったりできることが信じられません。
どんなに腹が立っても、相手から暴力を振るわれても、自分の好きな女性に対しては絶対にやり返せません。これだけは死んでも無理です。
昔、包丁で刺されたり、こん棒で頭を殴られたりしても暴力でやり返す気にはどうしてもなれませんでした。なにをされても好きな女性だけは殴れません。
男にならためらいもなく、倍返しでやり返せるんですけどね。いや、ホントに。
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