僕はチョコレートもチーズも大好きです。
でも、両方を一度に食べるという行為がまったく想像つきません。
それはいくらなんでもないだろうと。チョコレートのためにも、チーズのためにもならないよって思いませんか?
でも、それを商品化してしてしまった会社があるんですよ。そう、いろんな味が楽しめるあのチロルチョコが。その名も「チーズ&チーズ チョコレート」です。
しかもワインと楽しむって...
味は2種類です。ゴーダチーズチョコとブルーチーズチョコ。
マジか?マジなのか?ゲテモノか!
恐る恐る開けた袋から漂ってくるのは、チョコレートの香りではなくチーズの香りです。
チョコレートなのに香りはチーズっていう先制攻撃のジャブがすでにヤバい雰囲気です。これ、ぜったいマズイでしょって期待(?)がムクムクと膨らんでいきます。
袋から出して並べてみたら、全部で7個入っていました。ゴーダチーズチョコが3個とブルーチーズチョコが4個です。香りに勝るブルーチーズ味が1個多いというところに悪意を感じたのは僕だけでしょうか。
ゴーダチーズチョコ
一見するとホワイトチョコレートに見えますが、かなりのチーズ臭です。香りからはとてもチョコレートとは思えませんでした。
ナイフで切ってみましたが、チーズをチョコレートでコーティングしているわけではありません。もう全体がチーズなんです。
口に含んでみても、やっぱりチーズ以外の何物でもありません。
ホワイトチョコレートの要素はほぼ消し飛んでいます。その塩加減といい、香りといい、濃厚なゴーダチーズにちょこっと甘さを加えてみました的な食べ物になっています。
果たして、これはチョコレートで作る必要性があったのだろうかという疑問が最後まで残りましたが、決してゲテモノ的な不味い食べ物ではありません。9割方チーズですね。少なくともチョコレートではありません。
ブルーチーズチョコ
ゴーダチーズチョコがこれだけ濃厚だったので、ブルーチーズチョコの包み紙を開けるのが正直怖かったです。ところが、開けてみるとゴーダチーズチョコほどのチーズ臭はありません。
ただ、見た目がかなりヤバイです。え?これってカビ入りなの?って思いましたよ。
実際には、青カビのように見える部分は干しぶどうでした。いやー、ホッとしました。
白カビに見えるところはクッキークランチとピーナッツです。これまた安心しました。
口に入れてみると、ゴーダチーズチョコと比べてチーズ度が低めに設定されているのがすぐにわかります。
心配だった独特の香りも強調されていない上に、干しぶどうとクランチの食感と甘みがほどよいチーズ感と合っていて、これはチョコレートとしても美味しいと思います。
これは間違いなくチョコレートです。チーズ度30%って感じ。これならチーズ風味のチョコレートです。
個人的にはこれくらいがちょうどいいなあって思います。
ゴーダチーズチョコはちょっとやりすぎかな。チーズだと思って食べても違和感がないレベルです。
看板の「ワインと楽しむ」ってことで言えば、ワインに合うのはやっぱりゴーダチーズチョコの方かな。でもねぇ...
チロルチョコのホームページを見たら、この「チーズ&チーズ」は全国のローソンで販売しているとのことです。
他のコンビニにはないのかな。とりあえずファミマにはありませんでした。
気になるカロリーは1袋(7個)当たり 274kcal です。なんと 300kcal を切っています。
ヘルシーですね。
ワインのつまみにするかどうかは別にしても、チョコレートというものに対して持っている概念をくつがえしてくれるくらいにはインパクトのある食べ物に仕上がっているし、それでいてしっかりと美味しいので、一度は食べてみても損はしないかなって思います。
でも、たぶんチョコはチョコとして、チーズはチーズとして食べたほうが、少なくとも2.5倍くらいは美味しいんじゃないかという疑問は消えないままですが。
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