[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。                     

[ま]映画「ロシアン・ルーレット」/前半のリアリティが続かず結果が読めてしまうところが残念だけど僕は好きです @kun_maa

2010年のアメリカ映画。

実弾を込めた銃によるロシアン・ルーレットに参加する17人のプレイヤーに対して、大金持ち連中が道楽で誰が生き残るかに大金をかけるというアンダーグラウンドなお遊びが舞台となる作品です。

 

ジェイソン・ステイサムや懐かしのミッキー・ロークも出演しているというのにアンダーグラウンドなテーマのせいでしょうか、どうしてもB級臭がしてしまいます。

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主人公の青年ヴィンス(サム・ライリー)は貧困家庭で入院中の父親の療養費を稼ぎ出すのにも困っている様子。

ある家で耳にした「儲け話」と、偶然が重なってその儲け話への招待状を盗み出した彼は、その「儲け話」の内容がどんなものかも知らずに参加しちゃうんだよね。

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前半はこのヴィンスをはじめとする3人の物語の核となる人物が「ロシアン・ルーレット」に参加するまでの過程が描かれています。

ヴィンスの親孝行さと、いかにもやばそうな話に簡単に飛び込んでしまう迂闊さにも感じるところがありますが、刑務所から無理やり拉致されて参加させられる囚人のパトリック(ミッキー・ローク)にも悲惨すぎて同情を禁じえません。

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大金持ち連中が金にまかせてイケナイ遊びをするというと、僕なんかはホラーサスペンス映画の「ホステル」を思い出してしまいます。

本当に金持ち連中が「ホステル」やこの作品のような他人の命をもてあそぶ非人道的な享楽に身を投じているのかどうかは庶民の僕にはわからなくても、いかにもありそうだというリアリティが出せないと作品としては滑稽なだけのコントになってしまいます。

 

そういう意味では、前半のロシアン・ルーレットが始まるまでのシーンは緊張感を伴いながらリアリティを十分に出せているいい作品だと思います。

けっこうドキドキが止まりませんでしたから。

 

そして、前半の良さがあるおかげでこんなふうに17人が円になってロシアン・ルーレットをするなんていう一歩間違えば失笑を買いかねないシーンにも緊張感が漂います。

なんてったって勝率1%ですから。どうやって計算したのか知らんけど。

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ただ実際にロシアン・ルーレットが始まっちゃうと、話の流れ的に誰が生き残るのかが簡単に分かっちゃうんですよ。

で、予想通りの人間が生き残って大金を手にするっていうのがなんとも残念。

 

それにロシアン・ルーレットって完全に運次第じゃないですか。だからプレイヤーが生き残るために知恵を使って工夫をする余地がないんですね。

そんな部分も後半でワクワク感がしぼんでしまった理由なのかなって思います。

だって、生き残るための工夫の余地がなくて、運次第で淡々と予想通りの人間が生き残るんですからワクワクしようがないですよね。

 

前半のリアリティを最後まで持続できなかったところに、この作品の限界があるような気がします。まあ、リアリティを追求しすぎて主要人物を皆殺しにしてもストーリーが成り立たないのは十分承知の上ですが。

 

だからといって全くつまらないクズ映画かというとそんなことはなくて、そもそも「ロシアン・ルーレット」という舞台自体に、その結果はわかっていても心が躍るところはありますし、金にしがみつくジェイソン・ステイサムの惨めさや、勝負が終わった後から死亡フラグ立ちまくりのサム・ライリーの結末など見所もちゃんとあるので、ちょいちょいdisっている割には好きな映画です。

テーマの割には、血しぶき系の残酷なシーンもほとんどないのでそういうのが苦手な方にもおすすめです。

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