世界的に有名な児童文学「不思議の国のアリス」ですが、僕は未だに読了していません。
子どもの頃に途中まで読んで挫折したまま、大人になってしまいました。
そんなちょっと苦い思い出のある「不思議の国のアリス」ですが、誕生から150周年を迎えるそうです。すごいですね。
それを記念してモレスキンとコラボレーションした限定版ノートブックが全国のモレスキンアトリエ、オンラインストアで先行販売されています(LOFTなどでの一般発売は2015年4月14日から)。
種類はポケットサイズ(9×14cm)のルールド(横罫)とプレーン(無地)、ラージサイズ(13×21cm)のルールドとプレーンの4種類。
それぞれ表紙の色と絵柄が違っています。自称モレスキンコレクターの僕としては全種類揃えたいところですが、財布と相談して3種類で我慢しました。偉いな自分。
ポケットサイズ・ルールド(横罫)
カバーの色がピンク色なので、おっさんが使うにはちょっと抵抗がありますが柔らかい雰囲気がいいじゃないですか。おっさんだって使うんだからね!ピンク!(なにキレてんだ?)
イラストは挿絵作家ジョン・テニエルの描いたアリスの後ろ姿。作品の雰囲気が出ていると思いませんか?
帯を外すともっとよくわかりますね。バンドまでピンクなんだぜ。
ちなみに帯は裏側に有名な白うさぎのイラストが描かれており、栞として使えるようになっています。
表紙を開くと、ここにもジョン・テニエルによる挿絵が描かれていて「不思議の国のアリス」が全開です。
向かって左側のページには「Everything's got a moral, if only you can find it.(どんなことにも教訓はあるのですよ、見つけさえすれば)」の侯爵夫人の有名な台詞が挿絵とともに描かれています。
また、右側はモレスキンユーザーにはおなじみの「In case of loss please return to:」のページなのですが、こちらもすっかり”アリス仕様”になっています。
さらにもう1ページ開くと著者のルイス・キャロル直筆で物語の第1章を記したページがあり、その続きをユーザーが書き込んでいくという趣向になっています。
まあ、僕の場合は愚痴や呪いの言葉が書き込まれることが多いんですがね。
後ろにあるポケットの中にはトランプのマーク(ハート、ダイヤ、スペード、クローバー)のステッカーが2枚入っていました。やっぱりアリスといえばトランプ兵やハートの女王ですよね。
そうそう、細かいこだわりとして、拡張ポケットの補強部分が表紙と同じ色になっていました。これはこのあとご紹介するポケットサイズとラージサイズのプレーンも同様でした。
ポケットサイズ・プレーン(無地)
同じくポケットサイズのプレーンは表紙の色が淡い感じのブルーです。ピンクよりは使いやすいかな。それでいて柔らかな雰囲気は十分出ているのでいい感じです。
こちらも、帯をとるとジョン・テニエルによるアリスの後ろ姿の挿絵が描かれています。
もちろんバンドも表紙と同じ淡いブルーです。かっこいい。
表紙見開き部分は、先ほどのルールドのノートブックと全く同じです。
ここもノートブックの種類によって変えてくれたらもっと楽しいのになあと思いました。
はい、ご想像どおりに最初のページも同じ。
付属のシールも同じです。まあ、しょうがないか。
ラージサイズ・プレーン(無地)
普段はポケットサイズのノートブックばかり使っているので、まだラージサイズのノートブックの使い道を模索中です。それでも”限定版”の文字には弱くて勝てません。
せめてもの抵抗でルールドは我慢しました。
表紙の色は、おっさんでも安心な黒です。
黒地に金色のイラストがちょっと成金っぽく思えてしまうのは僕だけでしょうか。
表紙のイラストは、ポケットサイズよりも面積が広い分ちょっと複雑になって、アリスがイモムシと出会ったシーンが描かれています。ちょっと怖い?
帯はポケットサイズと同じく白うさぎのイラストが描かれていて、栞に使えるタイプなのですが、帯がポケットサイズよりも長いので端を切り取るように書いてありました。
表紙見開き部分は、サイズが大きくなってもポケットサイズと同じ挿絵が描かれています。ちょっとがっかり。
ということで、やはり次のページも同じでした。みんながみんな全種類のノートを使うわけではないと思うからこれは同じでもしょうがないよね。全種類違う挿絵を使って欲しいと思う僕がわがままだと思います。
ついでに、付属のシールもすっかり同じなんだぜ(・д・)チッ
とかなんとか文句は言いつつも、イラストや有名な台詞、著者直筆の第1章の始まり部分など、物語の雰囲気がどっさりと詰まったこれぞ限定版ノートブックの醍醐味!って感じに仕上がっているので、「不思議の国のアリス」が好きな人も、限定版モレスキンコレクターもきっと欲しくなるアイテムだと思います。
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