いつでも会える。
いつでも行ける。
そんなことを思って蔑ろにしているともう二度と会えなかったりその場所がなくなってしまったりなんていうことはよくあることだ。
別に大切にしていなかったわけではないのにもっと行けばよかったのにと、終わることがわかってから嘆いてみたところで詮無いこともある。
「また遊ぼうね」と別れたきり会えなくなってしまった人もいる。
あの人たちは今どうしているんだろうか...
「ごちそうさま!また食べにきます」と言ったきりもうなくなってしまったラーメン屋なんてたくさんありすぎて泣けてくる。
店のオヤジさんは元気でいるのだろうか...
常連というほど通ったわけでもないのだけどあるビアバーが年内で閉店することを知らされた。
ビールのラインナップが僕好みのお店なんだけど自宅からはちょっと場所的に行きにくくて都内に出てしまうことが多いもんだからまあやっぱり「いつでも行けるから」って感じで蔑ろにしていたのかもしれない。
無くなることがわかってから急に悲しみぶったり馴れ馴れしくなったりするのもなんかそれは違うよな勝手だよなって思ってしまうから店がなくなることがわかったからといって態度をころっと変えるつもりはないんだけどさ。
使い古された言葉だけど「一期一会」ってやっぱりある。
いつでも会える、いつでもその場所があるなんて不遜な考えはやめてさ。
これが最期と思い定めて...なんてのは重たすぎるかもしれないけれど。
会いたいなら会いに行った方がいいし、好きな場所や好きな人がいるなら行動しないとやっぱりなんだかモヤモヤが残ってしまう。
行動すれば後悔しないはずなんて軽々には言えないけれどそれでも後から「もっと〜すればよかった」なんてのは減らせるのかもしれない。
日々をダラダラと惰性で過ごしているうちに以前僕が思っていたこんなことも忘れてしまっていたようだ。
好きなことに好きだって気持ちを全力でぶつけないとやっぱりそれは僕らしくないのではないかと思いつつ僕らしさってなんだよと悩んでしまうあたりがダメなんだよなとか考えまとまらず。
言いっぱなし書きっぱなし。