[ま]1日10食限定 地鶏カオマンガイ(エキュート大宮 カオマンガイ キッチン)を食べた @kun_maa
JR大宮駅ナカにある「ecute(エキュート)大宮」でタイ料理といえば「カオマンガイ キッチン」。大宮の街に出ればいくつかタイ料理店はありますが改札を出ずに食べられるので超便利。
タイ料理といってもタイラーメンと店名のとおりカオマンガイ(ゆで鶏のせご飯)、カオマンガイトード(タイ風フライドチキンのせご飯)しかないんですけどね。
久しぶりに立ち寄ってみるとランチ限定10食ということで「地鶏のカオマンガイ」というメニューがありましてね。
店員さんからもこれがオススメです!なーんて言われたものですからじゃあそれでって注文しちゃうあたり僕なんてちょろいもんです。
この「地鶏のカオマンガイ」に使っている地鶏なんですが「土佐はちきん地鶏」っていいまして、今回使われているのは日本で一番小さな村(離島を除く)高知県大川村で飼育されたものだそうです。
パツキンは知ってるんですけどはちきんってなんだっけ?と思いましてググったところ「はちきん」は「男勝りの女性」を指す土佐弁でした。高知県の地鶏ってことが名前に詰め込まれている感あって覚えやすい名前。
それにしても男勝りって言葉を久しく目にしたことがなかったのですがまだ死語ではなかったんですね。逆にパツキンが死語か...
待つこと3分ほどで「地鶏のカオマンガイ」の到着。
もちろん鶏ガラスープ付き。
この店の普通のカオマンガイはテーブルにある4種類のタレや砂糖、塩、酢、唐辛子の4種類の調味料を使って食べますが...
地鶏のカオマンガイはごま油香るネギ塩ソースと柚子、レモンでいただきます。さすが特別なカオマンガイ。
ほうれん草とパクチーも添えられています。
鶏肉の違いは見た目ではよくわかりません。
ブロイラーよりも引き締まって見えるような気がするけれども「地鶏」を意識しすぎてそう見えているだけかもしれません。
まずは上から柚子とレモンを絞りかけ。
ネギ塩ソースを適量かけながら食べていきます。
タイで食べるカオマンガイのタレといえばしょうゆ味や味噌味のものが主流なものですからネギ塩ソースなんて初めてなんですよ。
でもこれがけっこういけるんです。
こんな感じで鶏肉と鶏のゆで汁で炊いたジャスミンライスにネギ塩ソースを絡めて食べるんですけどね、すごく美味しいです。
一般的なカオマンガイの味わいとは異なるけどこれはこれでとても美味しい。
先に絞りかけた柚子とレモンの香りや酸味もネギ塩ソースにぴったりです。
土佐はちきん地鶏の肉はやっぱり引き締まっていて脂少なめなんですけどパサついてなくて噛みしめるほどに旨味がたっぷり。
そうか、鶏肉そのものの味わいを大切にするにはネギ塩味と柚子にレモンか!って思いました。タイのファストフード的カオマンガイのくせして滋味溢れる肉の味わい。くせしては余計。
こりゃ美味しいなってパクパク食べちゃいました。もともと大好物なんですカオマンガイ。
あっという間に完食。
すごく美味しかった...けれどもお値段高いです。
この店の普通のカオマンガイが780円(税込)なのに対して「地鶏カオマンガイ」は1,380円(税込)。あと180円出せば普通のカオマンガイが2皿食べられちゃいます。
これは考えもの。
ゆで鶏とフライドチキンの両方のっているダブルカオマンガイと比べてもかなりの割高感。
ファストフード的に食べるなら普通のカオマンガイで十分だし腹を満たすためならダブルにしたり2皿食べたりという選択肢が有効でしょう。
じっくりと鶏肉の美味しさを噛みしめるなら「地鶏のカオマンガイ」おすすめですけどあの店の形態でカオマンガイでってなるとあまり需要はないんだろうなあと思います。
1日10食限定というのもうなずけます。
美味しいんですけどねえ。
高級志向のカオマンガイ。