[ま]恋愛の嫉妬は愛の深さではなく自分の弱さを映し出しているのじゃなかろうか @kun_maa
バリバリ恋愛体質だけどすっかり色恋沙汰から遠ざかり平穏な日々を過ごしておりまする。こんばんは!僕です。
今でこそ嫉妬心とは無縁な生活をしていますが昔はかなりのヤキモチ焼きでして、それこそ好きな女の子が他の男としゃべったり男のいる飲み会に行くってだけで機嫌が悪くなったものです。青かったな。
そりゃもちろん当時はその女性のことが好きだからこそ嫉妬心もメラメラと沸き起こるってもんさと思っていたんだよね。
愛が深いからこそ大好きだからこそ彼女のことが心配になって、他の男と一緒にいてほしくない気持ちが高ぶって...そんな僕の気持ちがわからない彼女に対して腹を立てたり悲しくなったり。
挙げ句の果てに相手を責めて喧嘩になったりしてさ。本末転倒もいいところ。
それがあるとき逆の立場になったことがあるんだよね。
彼女の方が僕よりも嫉妬深くて僕の行動がガチガチの雁字搦めになったことが。
仕事で他の女性と話すことはおろか彼女の友達とすら口をきくことを禁じられ、もちろん女性がいる飲み会には参加禁止。
今もそうなんだけど僕は昔からかなりの肩こり持ちで、時々マッサージに行かないと死にそうになるんだけどさ、女性の人にマッサージをしてもらう可能性があるからって理由でマッサージも出入り禁止。
挙げ句の果てには仕事で忙しくて連絡取れなかったり帰りが遅くなったりしただけで浮気を疑われてしばかれる始末。何も疚しいところがないのにもかかわらずね。
僕は彼女のことが大好きだったから我慢に我慢を重ねて彼女の機嫌を損ねないように努力をしたんだよ。でも最終的には心底疲れ果てちゃった。
でもやっぱり彼女が好きだしもう少し頑張ろうとか、彼女がいなくなるよりはずっとマシだからもう少し頑張ろうとか...そしてまた疲れ果てて。
そんな生活を繰り返しながらようやくわかったんだ。
彼女の嫉妬心は僕への愛からではなく疑いから出ているんだろうなって。
結局彼女は僕のことを信じていないだけだったんだよね。
他の女と話せば僕の気持ちがその女性に傾く、女性のいる飲み会に行けばきっと浮気をする、マッサージに行って女性にマッサージをされればきっと浮気をする...etc.
それは彼女に限ったことではなくてそれ以前の嫉妬深い僕自身にも当てはまっていたんだ。
僕はずっと愛故に嫉妬すると思っていたけど、やっぱりよく考えると相手のことを疑ってばかりいただけなんだ。
そしてなんでそんなに疑っているのかって掘り下げていくと自分が同じシチュエーションになった時に過ちを犯してしまうかもしれないって思っているからなんだよ。
そんな自分自身の心の弱さを相手に反映して疑う気持ちが膨れ上がった挙句それが嫉妬心になっていたってわけ。
そんなことを実感してから僕は嫉妬心が沸き起こりそうになるとそんな自分の弱さを心の中でぶちのめすようにしている。
好きだからこそ疑うのではなく信じる。
本当は信じようと努力して嫉妬心を抑え込むんじゃなくてごく自然に疑うことすらしないようになりたいものだけどなかなかそこまでは悟れない。修行が足りない。
きっと僕自身がどんな状況でもその人のことを愛していられるって、ふらふらしないって自信を持てたら相手のことを疑う必要なんてなくなると思うんだよね。
こんなの理想論なのかな。
とりあえず最近の僕は恋愛なき時間を穏やかに過ごしているから嫉妬心とは無縁の状態でいるわけなんだけど、今現在まさに恋愛真っ只中にいる人たちに幸あれ!って感じ。
嫉妬ばかりじゃ楽しいはずの恋愛が台無しジャマイカどうだろか。
今日はここまで。
......もしかして俺枯れてきたのかな。
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