[ま]けやきひろば秋のビール祭り(2016年)に行ってきたよ/女医さんとかMiyata Beer 醸造所とか @kun_maa
毎年2回春と秋に行われるさいたま新都心のけやきひろばビール祭りも早いもので今回でもう第16回目。
けやきひろばビール祭りといっても屋外のけやきひろばで行われるのは春のみ、秋はさいたまスーパーアリーナのコミュニティアリーナを会場に行われます。
今回もそうでしたが、ちょうど雨が多い季節ですから秋は屋内のスーパーアリーナがちょうどいいのかもしれません。とか知ったかぶって書いていますが、実はスーパーアリーナでのビール祭りに参加するのは初めてです。
そもそも本格的にクラフトビールに興味を持ち始めたのが今年の春から、そしてひとり飲みでガンガン飲みに行きはじめたのは最近2〜3か月のことなのでビール祭りとかあんまり興味なかったからそれもしょうがないよね。誰に言い訳?
今回は大学時代の同級生とその友だちと3人での参戦です。参戦とか別に戦に行くわけじゃないのに、おっさんてほんとおおげさだよね。
会場で初めて会って話をしてわかったのですが、同級生の友達は学部は違えど同じ大学の同級生で僕と同じ埼玉県民。3人ともまったく違う分野の仕事をしているのですが何気なくちょっとつながりがあったりして世界は狭いもんだなって思いました。
スーパーアリーナは天井が高いので室内といっても圧迫感がなく、雨が降らない屋外みたいな感じでけっこういいですね。
日曜日の午後6時ですがけっこうな賑わいです。祭りって感じ。
それでも春のビール祭りに来た時よりも座席数が多かったり、指定席(有料)があったりするので雑然としてうんざりする雰囲気ではなかったです。
ビールをこぼす人が多いのか床がベタベタするのはちょっと嫌でしたけど。
仕事が終わってから参加した僕よりも一足先に会場入りした二人が席を確保してくれていたので、座って飲むことができました。ありがたい。持つべきものは友ですな。
しかも座席は僕がよく行く「氷川ブリュワリー」のブースの真ん前だったので、社長の菊地さんがすんげー忙しそうに働いているのがよく観察でき、ご挨拶することもできました。
とはいえイベントなので全体的にワサワサしていて、ビアバーでゆっくり味わいながらクラフトビールを愛でるという環境とはほど遠く、落ち着いて飲めないのはしょうがないところ。多くの新しいビールとの出会いの場っていう程度の考え方で参加した方がストレスなく楽しめます。
そんなわけでいつもは一杯飲みながら気づいた点をメモしているのですが、一杯目の途中でメモを断念。ワサワサした環境と3人とも体調イマイチのおっさん3人組での会話を楽しむことにしました。
とりあえず楽しみにしていた「栃木マイクロブルワリー」の「女医さん」という名前の甘美な響きにワクワクする美味しいビールもいただきましたし。
「女医さん」の説明はこんな感じね。
実際に飲んでみると、とても上品な燻製のようなスモーキーなアロマとフレーバーがバシッと決まっている美味しいビール。なんで女医さんなんだろうか?それは聞き忘れてしまいました。
箕面ビールや氷川ブリュワリーの飲み比べセットを適当に楽しみながら、学生時代の辺鄙な町が様変わりしていることや、遺産相続の話や、ちょっとだけ仕事の話、そしてやっぱり女の子の話やおっぱいの話なんぞを、ぐふふっなんておっさん3人で笑いながら楽しみました。
正直、ビールの味がさっぱりわからなくなっている奴もいたりなんかして僕の愛するクラフトビールに失礼だな!なんてふざけたりしてましたが、一生懸命醸造している方にこの場をお借りして謝りたい気持ちでいっぱいです。それくらいぞんざいに扱っていました。僕も含めてけしからんな。
そんなおっさんたちの下品な会話の割に、常に両脇が女性グループだったのは奇跡みたいなものなのに何もいいことはありませんでした。ってか行動してないし、そもそもそういう目的じゃねーし。どういう目的?
こんなふうに超てきとーに飲んでいたのですが、僕なりにピンポイントで飲みたいブリュワリーは決めてありました。今回はそこだけ飲めればいいかなって感じで。
すごく美味しかったのは、けやきビール祭り初出店の「Miyata Beer 醸造所」の「けやき限定新作ミヤタビール Keyaki Golden Ale」。
「Miyata Beer 醸造所」といえば、平日は醸造に専念し金〜日の週末だけ営業しているというこだわりのブリュワリー。一度行ってみたいと思っていたところ今回出店しているのを知り、実はすごく楽しみにしていたのです。
副原料にパクチーの葉と種を使用しているので「パクチー好きなんですよ」て売り子のオネーチャンに言ったら、それほど強い香りはしませんよって言われちゃいましたが、全然そんなことはなくてかなりのアロマもフレーバーもパクチーのいい匂いがふわっと漂います。そしてすごく飲みやすい。これは美味しかったなあ。
お店にも是非行ってみたいという気持ちが強まりました。
次に美味しいなあって思ったのは、栃木の「BLUE MAGIC」アンバーIPA「赤ひげ危機一髪」。
赤ひげだけの写真は撮り忘れました。新作ミヤタビールと並ぶとわかる色の違い。そしてちょっと珍しい香りのホップの香りと苦味が気持ちいいIPAです。モルト感もしっかりあるので、どちらかというとイギリス系のIPAに近いボディ感なのですがホップはアメリカンな感じの絶妙な組み合わせって感じ。
そして最後は北海道はノースアイランドビールのIPA。
これはもう完全に爽やか系の香りでビシッと苦味も効いているアメリカンタイプのIPAの優等生みたいな美味しさ。僕の大好きなタイプ。
トイレに行ったついでに立ち寄った南信州ビールのブースから聞こえた「最後の3本でーす!」という悲鳴のような声に俺が買わねば...というわけのわからない義憤を感じて買った五平餅で〆て、なかなか帰らない客に少しキレ気味な終了アナウンスを聞きながら帰途につきました。
この日の戦利品。コースターもいいけどステッカーはうれしい。他にけやきビール祭り特製グラスを買いました。500円って安いよね。
こういうイベントで試し飲みをして、実際にお店に行ったりするための材料にするってのが楽しみ方のひとつかなあなんて思います。
とりあえず栃木県のブルワリー巡りとMiyata Beer 醸造所は行きたい。
このブログを気に入っていただけたら、ちょくちょくのぞきに来ていただけるとうれしいです。そして、とっても励みになります。
RSS登録していただける方はこちらのボタンをご利用ください。