久しぶりに大勝軒の甘酸っぱいつけ汁ともちもちの太麺が恋しくなって、池袋大勝軒 川越店に行ってきました。
お昼どきだったけど列は出来ておらず、ほぼ満席状態の店内にはすぐに入れました。
暑い時にはついつい冷たいものばかり選んでしまうのでこういう時こそ熱いものをがっつり喰らおうと、今回は特製あつもりの大盛(麺600g、1,000円)を注文。
待っている間に前を見上げると麺の箱には「池袋 大勝軒」の文字が。
視線を感じて横を見上げると、大勝軒の創業者である故・山岸一雄さんのでっかい写真に見下ろされていました。この店は店内にも外にも山岸さんの写真がやたらと飾ってあるんですよね。よほど尊敬しているのか、客寄せパンダのつもりなのか...
待つこと数分。熱々の特製あつもり大盛りが キタ━(゚∀゚)━!!!!!!!
つけ汁は大勝軒独特の甘酸っぱいしょうゆ味のサラサラ系。辛さはほとんどなくて甘みが強めなのがここの特徴かな。
麺はストレートの太麺。あつもりなので熱々です。
もちもちとしていてちょっと柔らかめの麺は甘酸っぱいつけ汁ともよく合います。僕はもっと硬い方が好みなんだけどね。まあ美味しいです。
チャーシューは昔ながらのノーマルタイプ。脂身少なめの程よい柔らかさがうれしい美味しいチャーシューです。
味玉は半分に切ったのが1個分。黄身のとろみ加減もいい意味でノーマル。
僕の好みはもっととろっとしている方がいいんだけどこれくらいのも嫌いじゃないよ。
メンマも普通に美味しいです。
さっきから「ノーマル」とか「普通」ばっかりだな。別にdisってるわけじゃなくて、こういう普通のを安心して食べたくなる時があるんですよ。
つけ汁はさらっとしているのに太麺への絡みはとてもいいです。
甘さ強めの甘酸っぱいつけ汁が疲れた体にしみます。
ガッツリ系のギトギト感ではなく、無化調のやさしさもないんだけど懐かしい感じで安心できる美味しさっていうのかな。なんとなく昭和の味。
辛さが足りないので、卓上にあった辛そうな鶏そぼろをつけ汁に追加してみました。
これが意外と美味しくて正解。本当は何に使う物かは知らんけど。
ご飯にも合いそうだよなあ。
麺が冷めないうちにハフハフしながら600gの麺を喰らっていきます。辛さを加えたつけ汁の甘い・辛い・酸っぱいがまるでタイ料理の三大要素みたいで元気が出ます。
それならタイ料理を食っとけよって話はなしね。
この店でスープ割りを頼む人って全然いないんだけど、言えばちゃんとやってくれます。つけ汁に熱々スープとネギが加わって戻ってきたのを美味しくいただきます。
甘酸っぱいつけ汁だから最後まで飲み干すのは一般的じゃないような気がします。飲んじゃったけど。
ほら、完食です。
僕が食べている間、ずっと右上から見下ろしていた山岸さんの写真がうれしそうに微笑んだ気がしました。
満足の一杯、ごちそうさまでした。甘酸っぱいのが恋しくなったらまた来ます。
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