2月20日から続いた高熱が、今朝目覚めると嘘のように下がっていました。抗インフルエンザウィルス薬「イナビル」を吸引してから約1日半、ネットで調べたとおりの効き目に、ネットの情報って嘘と陰謀だけじゃ(ry
医学の進歩ってすごいですね。もちろんそれを扱う医師次第だけどさ。
ということで、残る症状は気管の奥の方から出るちょっときつい咳と頭痛くらいとなりました。高熱にうなされ身体中の痛みと寒気に悶え苦しむ地獄のような状態から解放されることが、こんなにも気分がいいものなのかとあらためて健康の素晴らしさを実感しています。
健康最高!元気があればなんでもできる!Viva 健康!ってなもんですわ。
あまりの嬉しさに健康至上主義者になってしまいそうな自分が怖い。明日になったら、健康なら死んでもいいとか言い出しそうです。
もしそうなったら、人ごみに流されて変わってゆく私をときどき遠くでしかってください。
こんなふうに今はちょっと変なテンションになっている僕ですが、昨日の夜はめそめそ泣いてばかりいました。情緒不安定。
すごく不思議なんですけど、高熱があるときってなんであんなに涙もろいんでしょうか。他の人はそんなことないのかな。
僕は普段から涙もろい方で、割とすぐに涙が頬を伝う情けないやつなんですが、熱があるときはちょっと説明できないくらいすぐ泣きます。
僕はNHKのクローズアップ現代を録画していて、休みの日などにまとめて観ていたのですが、しばらく放置状態で録画がたくさん溜まっていました。
熱があるときくらいおとなしくしていればいいものなのにどうもじっとしていられなくて、本を読んだり映画を観たりしたのですが頭痛と眼球痛がかなりしんどくて。
そこで目をつむったまま撮り溜まっている「クロ現」を聴いてみるのはどうだろうと思ったわけです。いいから余計なことしてないで静かに寝ろって話なんですが。
実際これが、もう全然ダメなんですね。
「クロ現」ってけっこうシリアスなネタを取り扱うじゃないですか。
例えば僕が観た(聴いた)のは「外国人と共生していく社会」みたいなのを扱ったシリーズだったんですけど、外国人が日本で一生懸命働いているっていうだけで、涙がボロボロ出てくるわけです。
内容は熱で頭がボーッとしているし、ちゃんと理解できていないんですけど、大泣きなんですよ。バカみたいに。
誰かになんで泣いているの?って聞かれたら、だってみんなすごく頑張ってるんだもん、ヒック、ヒックとか答えそうです。
その後、夕飯のおかゆをぼそぼそと食べながらなんとなくテレビでテレ朝の「しくじり先生」を観てたんですね。昨日のしくじり先生は小林麻耶さんでした。
特にこの人のファンでもアンチでもないので、ホントどーでもいいやーって感じで観ていたんですけど、なぜか彼女の話を聴きながら急に涙が止まらなくなってるんですよ。
これってあれですかね。「これってあれ」っていうフレーズがおっさん臭くて自分で嫌だなあって思いましたけど。
熱で涙腺が溶けてるんじゃないでしょうか。それくらい涙もろいですよ。感情が高ぶりやすいっていうのとはちょっと違って、それほど高ぶっているわけでもないのに涙が勝手に流れて、涙が流れるから悲しくなるみたいな感じ。
やっぱり熱で情緒不安定になっているんでしょうか。
こりゃいかんなあと思い、テレビもラジオも外部からの情報は一切遮断しておとなしく眠ろうとしたのですが、今度は昔の悲しかったことやうれしかったことを思い出して妄想が膨らみ、それで泣き出している始末。
いやー、涙が枯れる前に熱が下がって本当によかったです。
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