[ま]L'OCCITANE CEDRAT EAU DE TOILETTE(ロクシタン セドラ オードトワレ)/きみの知らない香りを纏う僕 @kun_maa
彼女とはすっかり疎遠になるし、駅ではチンピラに絡まれるし、子どもの頃よく面倒を見てくれた優しい叔父は亡くなるし、その葬儀に来て行こうと喪服を引っ張り出したら虫食い穴だらけで着るものがないし...と近頃ロクなことがありません。
もしかして誰かに呪われている?誰だよ呪いかけてるのは|ω・)チラ
12月1日は人間ドックの予定ですが、致命的な病気でも発見されそうな気がしてだんだん怖くなってきました。
こんな風に人生がロクでもない流れに巻き込まれているように感じたら、気分転換でもしなくては身も心も保ちません。どんどんダークサイドに落ちていきます。
香りと記憶と気分が簡単に連動しやすい僕にとっては、香水を変えて気分転換するってのが意外と手っ取り早い方法のひとつです。
使っている香水も好きな香りばかりなのですが、どうしてもいろんな想い出と連動してしまって。
いい想い出が浮かぶのならまだいいのですが、こういうネガティブ真っ最中の状態の時には、悲しくなるようなことばかりが思い出されます。
特に疎遠になってしまった彼女を思い出すのが辛い。
そこで購入したのが、南仏プロヴァンス産の植物原料やエッセンシャルオイルをベースにしたオーガニックコスメブランドとして人気のある、ロクシタンの男性用フレグランス。
爽やかなシトラス系の香りがとても心地よくてリラックスできる香水、L'OCCITANE CEDRAT EAU DE TOILETTE(ロクシタン セドラ オードトワレ)です。
セドラっていうのはレモンの原種となったフルーツです。パッケージの落ち着いたレモン色がすでに爽やかです。
この「セドラ オードトワレ」に使われているのは、自然豊かな地中海のコルシカ島で育った高品質なオーガニックなセドラです。
セドラの見た目はこんな感じ。ごつごつとした不格好なレモンって感じですね。
「男のエネルギー、セドラエキス」とか書かれると、違うものを想像してしまいますが、そっちはまだまだセドラの力を借りるまでもなく元気です。何を言ってるんだ!
ちょっと光の加減で分かり難いのですが、箱には凸凹とした点字が記入されています。さすが自然にも人にも優しいロクシタン。さりげなくバリアフリーですね。
すでに何回か使ってしまったので、若干減っていますが 100ml入りなのでまだまだ。
透明な淡いレモン色がとてもクール。
キャップを外すと、スプレータイプの口が顔を出します。使いやすいです。
実際に使ってみると、最初にセドラを中心としたシトラス系の香りが立ってきます。それもキツい香りではなく、自然にふんわりと香る感じの尖っていない優しいシトラス。その後に感じるのはやや甘めの香りです。
優しいシトラス系とかすかな甘い香りがとても気分をリラックスさせてくれます。
この組み合わせは今まで持っている香水にはない香りでけっこう好きだなあ。
あえて例えるとエルメスの「ナイルの庭」のシトラスさを弱めて甘くした感じ。
そして、その後にじわっと漂うウッディな香りがまたポイント高いです。
ウッディな香りといっても、男性用香水にありがちなキツめの甘くてもわっとくるような香りではなく、ユニセックスな感じの軽めの甘いウッディ感がやっぱり優しい。
どちらかといえば、これからの季節よりは夏に似合う香りかもしれません。
甘く爽やか系だからね。
それでもいいのです。冬につけても決して不自然ではないし、周囲に匂いをばら撒くほどたくさんつけませんから。自分だけの楽しみ。
「最近ついてねーや...」とボヤいてばかりいないで、自分の気にいった香りを少しだけつけ、気持ちを切り替えて新しい人生を歩いていこうと思います。
そう、きみの知らない香りを纏った僕は最強。
このブログを気に入っていただけたら、ちょくちょくのぞきに来ていただけるとうれしいです。そして、とっても励みになります。
RSS登録していただける方はこちらのボタンをご利用ください。