[ま]万年筆(LAMY アルスター)のインクの色をコッパーオレンジに変えてみた/ペン先洗浄とコンバーター使用法 @kun_maa
先月購入した万年筆「LAMY AL-Star(ラミー・アルスター)」がとても使いやすくて気に入っています。
今使っているモレスキンではインクが裏抜けしてしまうのですが、頭の中で毒づきながらもよく使っています。
先日、以前のモレスキンを何冊か見返していたら、万年筆を使っても裏抜けしていないものがあったので、モレスキンの紙質にはムラがあるようです。
使いはじめは青いインクのカートリッジを差して使っていたのですが、ちょうどそのインクも無くなったところで、2015年限定色のコッパーオレンジ本体に合わせて、インクの色もコッパーオレンジに変えてみようと思いました。
カートリッジタイプではコッパーオレンジのインクは販売されていないので、ボトルインクとインクを吸い上げて使うためのコンバーターを購入しました。
あとはペン先の青いインクを洗浄しなくてはなりません。
洗浄の仕方については、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
<首軸の洗浄>
万年筆を分解して使用中のインクカートリッジを外し、首軸(ペン先が付いている持ち手の部分ですね)を別にします。
首軸部分だけを、ぬるま湯の入ったコップ(今回は湯のみ茶碗にしました)に入れます。ペン先からインクが滲み出てくるので、そのまま一晩放置。
翌朝には湯のみの水が青く染まっていました。
色のついた水は捨て、首軸からペン先に向けてぬるま湯が通るように、蛇口からぬるま湯を流しっぱなしにしてよく洗います。
最後に、キッチンペーパーでよく水切りをします。僕はペン先を包んでよく振って中の水を出しきりました。周囲を拭いて、中もよく乾燥させます。
<コンバーターでインクを吸い上げる>
LAMY AL-Star 本体、コンバーター、ボトルインクを用意します。
コンバーターってのは、空っぽのカートリッジみたいなもんね。
赤いつまみをクルクル回すと、透明な筒の中のピストンが矢印の方向に動いて、それを逆回しするとインクを吸い込むって仕組みです。
ピストンがこんな風に出てきます。
コンバーターを首軸にはめ込んで、ペン先をインクボトルに入れます。
この時にペン先がボトルの底に当たると、ペン先を傷めることがあるそうなので気をつけて下さい。
ペン先がインクに浸ったら赤いつまみ部分を回して、何回かピストンを上下させます。
1回吸い上げただけだと十分にインクがコンバーターの中に入りません。何回かピストン運動をするといい感じで充填できます。やっぱりピストンはよく動かさんとね。
コンバーターが満たされました。
この状態でつまみを少し逆に回して、インクを2~3滴ボトルに戻し、ペン先を上にしてからコンバーターを吸い上げる方にいっぱいまで回します。
最後にインクボトルの下に付いている吸取紙で、ペン先や持ち手の部分に残ったインクをきれいに拭き取って完成です。
実際に文字を書いてみたのがこちら。青とコッパーオレンジの違いが比べられるようにしました。
コッパーオレンジは、もっと色が薄くて蛍光ペンみたいだったらどうしようかなって少し心配だったのですが、文字を書くのにちょうどいい感じの色味です。ちょっと変わっっているし、正式な書類には使えないけどね。
もともとオレンジ色って一番好きな色なんだけど、これで万年筆本体もインクもオレンジ色になって大満足です。
ボトルインクを使うのは初めてなのですが、50mlでどれくらい使えるのかな?
このコッパーオレンジは限定色なので、売り切れたら終了なんですよね。もっと買っておこうか悩み中です。
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