9月下旬から配信開始予定とされていたAmazonの「プライム・ビデオ」ですが、2015年9月24日付けでサービスを開始しました。
<プライム・ビデオってなに?>
Amazonのプライム会員向けの動画配信サービスです。プライム会員は追加料金なしで、配信されている映画やドラマが見放題となります。
サービスを利用できるデバイスは次のとおり多彩な上に、ストリーミング再生だけではなく、ダウンロードもできるのでWi-Fi環境がないところでもいつでも楽しむことができるという優れもの。
- パソコン(Windows、Mac)
- スマートフォン(iPhone、Androidスマートフォン)
- タブレット(iPad、Fireタブレット、Androidタブレット)
- ゲーム機(プレイステーション 4)
- スマートTV(SONY、Panasonic)
- Fire TVシリーズ(2015年10月28日発売予定)
<配信されているコンテンツは?>
なんといっても、中身が大事です。配信されているコンテンツがつまらないクズ動画ばかりでは使い物になりません。
僕もサービス開始までは、いったいどうなるんだろう?と不安でしたが心配無用でした。僕はすでにプライム会員でいろいろ利点を享受しているので、そこにこれだけの内容のものが追加料金なしで利用できると思うと驚きです。
2015年9月24日現在での配信動画数は次のとおりです。
- 外国映画(320)
- 日本映画(456)
- アニメ(188)
- キッズ・ファミリー(60)
- ミュージック(226)
- テレビドラマ(221)
- ドキュメンタリー(8)
- お笑い・バラエティ(29)
- ホビー・実用(1)
- エロス(18)
映画もドラマもHuluやdTVなどで配信されているものは大部分揃えてきている印象です。おもしろいのは、プライム・ビデオだけで配信しているコンテンツの他に、すでにAmazonビデオで有料配信している映画やドラマもプライム対象にして無料で観れるようにしているところでしょう。だから内容が充実しているのもうなずけます。
ちなみに「ホビー・実用」ジャンルで1本だけあるのはTBSオンデマンドの「地球絶景紀行」でした。
また、「エロス」はAVというわけではないので、過大な期待はしないほうがいいです。
<注目のコンテンツ>
僕が一番うれしいのは、アメリカの大人気ドラマ「ウォーキング・デッド」のスピンアウトシリーズ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」が日本独占公開されていることですね。これはすっげー観たかったので超うれしいです。
「ウォーキング・デッド」と同じ世界を舞台にして違う家族の視点で描かれているドラマで、シーズン1(全6話)中すでに3エピソードが公開されており、今後毎週追加されていくようです。
そうそう、本家の「ウォーキング・デッド」もシーズン1〜5まで全エピソードが公開されていますよ。すごいな Amazon!
他には、同じく日本独占公開ドラマとして、Amazonオリジナルドラマ「トランスペアレント」や「ミスター・ロボット」なんてのもおもしろそうです。
そして、充実度でいうとAKB48グループのライブ映像が200本以上というすごさ。これは、ファンにはたまらんでしょ。
<実際に観てみた感想>
うれしくて早速「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」をMacとiPadから観てみました。映像は綺麗ですし、Macで途中まで観て、続きをiPadで観るのもシームレスにつながってストレスなく楽しめました。もちろん、一時期どこぞの大手動画配信サービスで話題になっていた「字幕のズレ」みたいなこともありません。
これはかなりいいです。会員特権とはいえ、見放題でいいなんてなんかすいません。
プライム会員の年会費が3,900円なので、単純にこのプライム・ビデオのためだけに会員になったとしても、1ヶ月当たり325円です。325円で見放題ってけっこうお得感あるよなあって思います。
プライム会員の特権ってこれだけじゃないしね。Huluで観ているドラマ「アンダー・ザ・ドーム」がこちらにもあれば、即Hulu解約なんだけどなあ。
ちょっと今迷っています。
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