[ま]倉式珈琲店の金沢風カツカレーと1日10食限定北海道産完熟メロンの贅沢パフェを喰らう @kun_maa
一時期はとても気に入って通っていた倉式珈琲店。
お店の雰囲気やサービスの低下が著しくて、もう来るのはやめようかなって思い、しばらく遠ざかっていました。
しかし、ポイントカードがちょうどいっぱいになっていて、400円分無料になるので使わないのはもったいないと、嫌な気分になるのを覚悟で久しぶりに倉式珈琲店に行ってきました。
ところがどうでしょう。
驚いたことに以前のように気持ちのいい接客と、明るくていい感じのお店の雰囲気が戻っているじゃありませんか。
一時期は通うたびに嫌な感じで、さすがにあれは酷かったよなーって僕が思うくらいでしたから、お店の方も危機感を持ったのかもしれませんね。それがすっかり改善されていました。よく観察していると店長が代わったような気がします。
今回は、以前のように快適な時間を過ごすことができたので、これからまた利用することにしようと心に決めました。大げさか!
倉式珈琲店利用復活祝いとして「金沢風カツカレー」と、期間限定でしかも1日10食限定という「北海道産完熟メロンの贅沢パフェ」をガッツリと喰らってきました。
スタンプカードの400円引きがあったからってわけじゃないんだからね!気持ちのいい接客を受けたお祝いなんだからね!
まずは本日のストレート珈琲で読書をしながら「金沢風カツカレー」を待ちます。
今日の豆は「タンザニアエーデルワイス農園のキリマンジャロ」でした。酸味が心地よく香りもいい美味しい珈琲でした。
ピンカーの「暴力の人類史」はおもしろいのですが、とにかく分厚くてなかなか読み終わりません。
やっぱり倉式のサイフォン珈琲は美味いなあってしみじみと味わっていると、金沢風カツカレーが到着しました。
<金沢風カツカレー>
そもそも金沢風カレーって何ですか?
僕は全然知らなかったので Wikipedia で調べてみました。
金沢カレーの特徴は次のようなものらしいです。
・ルーは濃厚でドロっとしている。
・付け合わせとしてキャベツの千切りが載っている。
・ステンレスの皿に盛られている。
・フォークまたは先割れスプーンで食べる。
・ルーの上にカツを載せ、その上にはソースがかかっている。
・ルーを全体にかけて白いライスが見えないように盛り付ける。
なお、すべての店舗が上記の特徴を満たしているわけではない。(Wikipediaから引用)
へー!そうなんだ!って思って到着したカレーを見ると...あれ?
とりあえず金沢カレーの特徴をひとつも備えていませんね。
これだけ違うと逆にあっぱれ!って感じ。
アップにしてみましょう。
普通のカレー色のカレーの中にはなぜか揚げ玉が入っています。
そして、ソースがかかっていない薄いトンカツが4枚あり、その上にはコールスローが載っています。これが倉式の「金沢風カツカレー」です。
まあ、金沢「風」だからね。金沢カレーって名乗ってないからね。これもありでしょ。
肝心なのは味ですよ。そしてこれが美味しいんだな。
ルーに入っている揚げ玉が意外といけます。食感も珍しいし、ご飯とも合います。
トンカツは紙切れのように薄かったんだけど、これは金沢風なんですか?
それともケチなんですか?
でもね、コールスローと紙切れカツと揚げ玉入りカレーのコンビネーションが抜群です。コールスローの酸味がいいアクセントになっているんですな。
全部合わせて口の中に入れると旨味が増してまろやかになる感じ。これは美味しい。
金沢カツカレーとは違うようですが、この金沢風カツカレーはなかなかいけますよ。
食べ始めたらもう止まらない。あっという間に完食です。
写真が汚らしいのはご勘弁を。
ちなみに、セットで付いてくるシーザーサラダ風のサラダも小さいくせに美味しいのです。これも「風」だけど。
<北海道産完熟メロンの贅沢パフェ>
さて、金沢風カツカレーを美味しくいただいて、やや冷めかけの珈琲を味わいながら待っていると、いよいよ食後のパフェの登場です。
メニューに「期間限定」「1日10食限定」って書いてあったので、念のために注文の時に「まだありますか?」って聞いたら、「確認して参ります!」と気持ちのいい返事を残して立ち去った店員さんがササッと戻ってきて「まだご用意できます!」となぜか嬉しそうに答えてくれたのが印象的でした。
そしてこれが1日10食限定という貴重な北海道産完熟メロンの贅沢パフェ。
メロンがそびえ立っています。すごいな。
メロンの量がハンパねーな!ってにやけながら食べようとしたら、皮が外側を向いているところは皮だけしか残っていないというがっかり仕様。
実の部分はきれいに切り取ってパフェに載っているのか。
それでも十分メロンの量は多かったんだけどね。だけどやっぱり「ありゃ?」ってなるよね。期待していただけに。10食限定だし、「贅沢パフェ」って名前だしさ。
だけど、そんながっかり感もひとくち食べたら吹き飛ぶほどの美味しさ。
甘〜い完熟メロンです。一緒に食べるソフトクリームもミルク感たっぷりの濃厚さ。
これは確かに贅沢ですね〜♪ メロンが柔らかくてすっごく甘い。ひとくちごとに恍惚としてしまいます。
メロンの下のソフトとクリームをさらに掘り進むと、スポンジとポン菓子が入っていました。食感と味わいにバリエーションを加えて最後まで単調にならずに楽しめます。
メロンだけでも十分美味しいんだけどね。いろいろ味わえるのもうれしいことはうれしい。なんたって「贅沢パフェ」だから。
装飾に使われた皮が邪魔だしちょっと哀しい。
果肉が少しでも残っていればむしゃぶりついたものを...でもかなり北海道メロンを堪能したからよしとしましょう。大満足です。
金沢風カツカレーはレギュラーメニューなのでいつでも食べられますが、北海道産完熟メロンの贅沢パフェは期間限定、数量限定なので近くに倉式珈琲店がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。
倉式珈琲店ってほとんどお店がなくてなかなか出会えないとは思うのですが...近くにあればラッキー!
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