有名な某炎上系ブロガーさんではないですが、東京だけが日本ではないよと。
もっと住みやすいところはあるんだよってことを、県ぐるみで発信して移住者を呼び込もうという試みを新たに事業化したのが福岡県です。
その名も「ふくおかトライアルワーキングステイ」事業。名前長いな...
この事業は、平成26年度補正予算としてすでに2月定例県議会で採決されています。
事業としては、首都圏をはじめとする県外在住者で、福岡県への移住を検討している人に一定期間福岡県内で働きながら生活をしてもらい、その魅力や住みやすさなど体験したことをブログやSNSなどで広く情報発信させ、多くの移住希望者を呼び込むことと、この事業への参加者が最終的に福岡県内に定住してくれることを狙いとしています。
事業の実施主体は福岡県と県内の8市町(田川市、八女市、筑後市、豊前市、宗像市、朝倉市、鞍手町、みやこ町)で構成する「ふくおかトライアルワーキングステイ実行委員会」です。やっぱり名前長すぎ...
住居と仕事については、それぞれの市町が準備してくれるので参加者は心配しなくて大丈夫。この点は心強いですね。募集だけして、あとは自力で頑張れじゃ大変すぎますから。
そして、なぜこの事業がブロガー向けかというと、ワーキングステイ参加者は週2回のブログによる情報発信が義務付けられるからです。したがって、参加者の選定に当たっても情報発信をできることが前提条件となります。
こりゃ地方移住を目指すブロガー向け企画のようなもんですね。
しかも、ブログをタダで書けとは言いません。ブログ発信料として、月5万円が支給されるっていうおいしい話です。
具体的な体験プログラム全般や受け入れ市町村に対する研修やアドバイス、体験居住施設の借り上げなどの事務については、委託業務として外部に発注するということで、企画提案公募方式での受託者を募集している段階です。
その予算規模、なんと15,600,000円!!
「ふくおかトライアルワーキングステイ事業委託業務」企画提案公募の実施について - 福岡県庁ホームページ
参加者の居住期間は3ヶ月間で、1市町あたり2組を受け入れる計画となっています。
単純計算で16組の受け入れ枠があるということですね。
夫婦、子育て家族はもちろん、単身者も対象となるとのこと。
事業の開始時期や参加者の募集方法などは、まだ受託事業者が決定していないので具体的なことは示されていません。
事業にかかる仕様書を見る限りでは、受託契約締結は平成27年4月上旬を予定しており、そこから募集要項等を作成、同年6月〜7月に募集を行い、10月〜12月の3ヶ月間でトライアルワーキングステイを実施するという大まかな予定になっています。
ブログで情報発信することが前提条件で、月5万円も支給された上に、期間中の家賃は無料。仕事も紹介してもらえるので食い扶持に困ることもなく、福岡県内の市町での生活体験ができるなんて、なかなか好条件だと思いませんか。
僕は残念ながら個人的な諸事情により埼玉県を離れることができませんが、そこそこ自由が利く若いブロガーさんや、無職・フリーター・ニート・独立or転職希望のブロガーさんで福岡県への移住体験をしてみたいという人にはまさしくチャンスかも。
検討の価値ありかもしれません。
東京ですっかり消耗しちまったなって人も、福岡県で情報発信しながら心機一転再起を図るってのも有りなんじゃない?なんて思ったりして。
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