[ま]三ツ矢堂製麺で「きのこのクリーム和えそば」を喰らう/まるでパスタのような和えそばでした @kun_maa
僕のお気に入りのつけ麺屋のひとつ、三ツ矢堂製麺に新メニューが登場していると風の噂で聞き、それは喰らわねばなるまいと心に誓い朝飯抜きで行ってきました。
まあ、いつも朝飯は抜きなんだけどね。
三ツ矢堂製麺に行ったことのない方のために、念のため簡単に説明しておくと注文は対面式です。なぜなら、麺の温度と量を注文時に細かく指定できるから。券売機方式にしちゃうと混乱しそうだし、めんどくさいもんね。
つけ麺が一番のおすすめなんだけど、ラーメンや和えそば(いわゆる油そばね)も美味しいです。麺にコシがあってツルツルしているまるでうどんのような太麺が特徴です。
店内でメニューを眺めると、どうやら新メニューというのはつけ麺ではなく、和えそばのようです。しかも10月からやっていたようです。この情弱が!あれ?意味が違います?
そしてその名は「きのこのクリーム和えそば」。
中盛り(450g)は50円増しですが、ここは当然中盛りでしょう。
ちなみに和えそばは小(200g)〜中盛りまで。大盛り以上はありません。
この「きのこのクリーム和えそば」ですが、メニューを見るとプチトマトが具材に入っていました。僕はトマトが大嫌いで食べられないので、もちろんトマト抜きにしてもらいましたよ。トマトは抜いても値段は変わりませんからね。
注文して待つこと約7分。「きのこのクリーム和えそば」(中盛り)が キタ━(゚∀゚)━!!!!!!!
和えそば本体には、最初からアンチョビとポルチーニ茸のソースがかかっています。
ポルチーニ茸の風味が強くてアンチョビが目立ちません。
それくらい強烈に香ります。僕はこの香りが好きなのでヨダレがダラーっと出ましたが、ポルチーニ茸が苦手な人は絶対に無理なレベルの濃厚さです。トッピングで乗っているのはフライドオニオンです。
別皿のトッピングはチャーシュー、きのこ、水菜にクリームチーズ。麺にかかっているソースといい、クリームチーズといい、もはやつけ麺屋ではなくイタリアン。
なんとブラックペッパー入りの生クリームソースまでついてきます。洋食か!
まずは、別皿のトッピングだけを全部入れてよく混ぜます。うぉりゃー!!!!
どっこいしょ〜!どっこいしょ!これでもかってくらいごちゃ混ぜにしてやりましたよ。
太くてコシがあるツルッとした麺に、ほぼポルチーニ茸ソースの味が絡みつく絡みつく。
これはとっても美味しいよ。
和えそばというよりもすでにパスタを食べているような錯覚に陥りますが、間違いなく美味しい。斬新だよね。
きのこもいっしょに食べると、より一層風味が増してさらに最高です。超最高って言えばいいのかな?
このままでも十分に美味しいのですが、出されたものは残しちゃいけないという祖父母の遺言どおりに、途中から生クリームソースを加えてさらによくかき混ぜます。
ここでどれだけ愛情を込めて力強くかき混ぜられるかが美味しさを左右します、たぶん。
見てください。この気合が入りまくった豪快な混ぜ方を。
生クリームソースが加わると、ちょっとカルボナーラ風な感じもしましたが、やっぱりポルチーニ茸の風味は全開バリバリ(古いな)です。
コクが絶賛増量中なのですが、これは本当によく麺に合っているソースだなあって感心します。もともと三ツ矢堂製麺の麺って独特の自家製麺ですからね。
もはや完全に太めのクリームパスタに変身しています。
そして最後は、出汁スープを流し込みます。
これがまた旨みが濃縮されていて美味しいんです。スープはポットで提供されるので、自分の好きなだけスープを加えられるのがいいですね。
第三進化は、もはや和えそばの範疇を超えてスープパスタのようになっています。
ひとつの和えそばで3度美味しいので、ちょっと得した気分です。
さらっとしているのに、旨みが濃厚なスープパスタの雰囲気がたまらんですよ。たまらんって何回言っているんだろう?語彙が足りないよね、語彙が。
麺を食べ終わったら、残りのスープがこれまたいろんな味や風味が残っていて。美味しいので一気飲み確実です。
ということであっという間に完食です。
イタリアンと中華の融合!とでもいえばいいのか、とっても美味しくいただけました。
満足の1杯、ごちそうさまでした!またきます。
このブログを気に入っていただけたら、ちょくちょくのぞきに来ていただけるとうれしいです。そして、とっても励みになります。
RSS登録していただける方はこちらのボタンをご利用ください。