こんにちは!北海道よりタイに行きタイ @kun_maa です。
東京にあるアウンコンサルティング(株)は「タイにおける日本の都道県名検索トレンド」という調査結果を発表しました。
これは2013年1月〜8月のタイ語での日本の都道府県名の検索順位を集計したものです。
【タイにおける日本の都道府県名検索トレンド】2013年1月~8月の「日本の都道府県名」検索ランキングinタイ
この調査によると、1位は北海道、2位は東京、3位は大阪、4位は京都、5位は沖縄でした。いずれも日本人にも人気がある観光地ですね。
ちなみに僕が住んでいる埼玉県は9位でした。
8位の千葉県に負けたのがちょっと悔しいです。あれでしょ?どうせ千葉は成田空港があるからですよ。そうに決まっている。はい、偏見です。
寒いのが苦手なタイ人が関心のある都道府県の1位が北海道だったというのはちょっと意外でした。夏はすごしやすく、冬は本物の雪を見ることができるあたりが人気の理由なんでしょうか。タイじゃ雪は見れないもんね。
日本政府観光局の集計によると、2013年1月〜9月に日本を訪れたタイ人は28万5200人と、国・地域別では、韓国、台湾、中国、アメリカ、香港に次ぐ6位なんですよ。
思っているよりたくさんのタイ人が日本を観光で訪れています。
日本人がたくさんタイを訪れているのはよく知られていることですが、タイ人もこんなに日本に来てくれているんですね。やっぱりうれしいです。
日本を訪れるタイ人観光客の数は年々増加しているのですが、今年の7月からは日本政府がタイ人に対する短期滞在ビザ免除を開始したことから、観光で日本を訪れるタイ人が今後さらに増えることが予想されます。
そんな状況の中、札幌市は11月4日にタイからの観光客誘致のための観光商談会を、現地旅行会社を対象としてバンコクで開催するそうです。
この観光商談会には国交省北海道運輸局や道内企業など約30団体が参加して、タイの旅行会社相手に札幌と北海道の魅力を売り込むということです。力が入ってますね。
かなり、本気モードです。
タイ人が最も関心を持っている北海道、そして自ら現地に乗り込み魅力を発信しようとする札幌市。こういう動きはとってもいいですね。
日本もただ待っているだけじゃダメですよね。
いくら「お・も・て・な・し♡」とか言ってても、自分から積極的に魅力を売り込んでいかなくちゃね。
しかも、タイは4月にタイ正月があって長期休暇を取りやすい時期、逆に北海道は3月〜5月は観光の閑散期に当たるそうです。そう、両者の思惑が一致しやすいんです。
バンコクの旅行会社に積極的に売り込むことで、日本人観光客の閑散期にタイ人の需要が喚起できれば札幌、ひいては北海道も助かりますね。
タイ人の人気ナンバーワンの北海道が積極的な動きを見せているのを見習って、他の都府県もどんどんタイに売り込みをかけていただきたいものです。
なんてことを、考えていたら実際のところ他の都府県はどうなんだろう?って気になって調べてみました。
そうしたら、10月だけでも福島県、秋田県、山梨県、岐阜県、岡山県、岡山市、和歌山県、長崎県、埼玉県、大分県などの知事や副知事、市長なんかがタイを訪問して売り込みをしているんですね。いわゆるトップセールス。
観光客誘致のためだけじゃなくて、県産品のPRを目的にしているものや、現地の日本企業とのパイプづくりなんかが目的の部分もあるんですけど、なんだか地方自治体レベルでは、想像以上にタイへの期待感が大きいのかもしれません。今、タイが熱いって感じ。1年中暑いんだけどさ。
あんまり難しいことは抜きにして、日本を訪れるタイ人観光客が増えて、楽しい想い出をたくさん持って帰国して欲しいなあと思います。
日タイの友好が、観光を通してお互いに行き来をすることでますます深まることを切に願っています。
そして、僕はとってもタイに行きたいのです。
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