[ま]パチンコの甘い罠 @kun_maa
こんにちは!パチンコとは縁を切ったはずなのに・・・@kun_maa です。
一時期はバカみたいに通っていたパチンコを止めて約3年。
もう2度とやることもないと思っていたのに、自分のコントロールもままならない。
こういうのを魔が差すとでもいうのでしょうか。
仕事帰りに、フラッとパチンコ屋に入ってしまいました。ほんの出来心なんです。
土曜の午後6時過ぎだというのに、若者から年寄りまで老若男女入り乱れて混みあっていました。パチンコって相変わらず人気があるんですね。
たまたま空いていた台に吸い寄せられるように座ってしまいました。
財布の中には1万円札が1枚だけ。これを使ってしまったら来週の昼飯は抜きだな...なんてことが頭の中をよぎりながらも、誘惑には勝てずに投入。
座った台はよくわからない「クロユリ団地」ってホラー映画を題材にした台。
もちろん初めてお目にかかります。
混んでいる割には、この台の並びだけ誰も出ていませんでした。
久しぶりに打ってみて、つくづくパチンコってギャンブルだよなあって思いました。
少なくとも健全な遊戯じゃないよね。
僕の両脇の人たちもまったく出ていなくて僕が見ている間に少なくとも3万円くらい投入していたからね。それで結局あきらめて帰っていきましたけど、ギャンブルだから3万円もつぎ込んじゃうんだよね。
3万円あったら何が買えるって。普通に考えたら大金ですよ。それがあっという間に飲み込まれていくんだから、やっぱり正気の沙汰じゃない。
僕の持ち金1万円もあっという間に吸い込まれていきました。
そりゃもう、悲しいくらいあっという間。
じゃあ、なんで両脇の人が3万円も使うところを観察できたのかというと、僕はラスト500円というところで大当たりしたからです。
僕はどんどん稼いで、両脇は必死に金をつぎ込んでいるっていう状態。
そりゃ、僕の方が後から来て大当たりを出したら、先に打っていた両脇の人も熱くなるって。熱くさせといて当たりは出さないっていうパチンコ屋の手にまんまと引っかかって帰っていった人たちの背中は悲しそうでした。
ギャンブルの悲哀。
僕も結局1万円は使ってしまいましたが、19,474個の玉を獲得しました。1玉4円換算なので、現金77,500円とお菓子を手に入れました。
約3時間の滞在だったので、元手の1万円を差し引いた6万7千500円を3時間で割ると、時給2万2千500円ですね。
これがパチンコの甘い罠なんです。
こうやって苦もなくお金を稼げるという悪の成功体験をさせて、その体験が忘れられずにズブズブにお金をつぎ込ませるってのがやり口。
しかも、僕のように久しぶりやった者や初めてやる者がこれを体験してしまうと、ビギナーズラックが忘れられずにハマりやすいんですわ。
特に勝った直後はまた行きたくなるし、「儲かった」という頭があるから少しくらい負けても大丈夫と思ってしまい惨敗するのがオチです。
パチンコなんてものに足繁く通うようになると、金銭感覚も狂うし、収支を計算すれば絶対にパチンコ屋が儲かるようになっていることくらいすぐわかるのに、それすら「悪の成功体験」という甘い罠で見えなくなってしまう。
ホント、気をつけないといけないですよ。って自分か(๑꒪ㅁ꒪๑)"
昨日の僕はどうかしていました。もう行きません。
3年止めていたんだから、また止められるはず。
とりあえず、昨日の儲けは先日クレジットカードで買って今月請求が来ることになっているiPhone 5sの代金に充てます。
大好きなiPhoneの代金をパチンコのあぶく銭で買うのか!って思うとちょっと情けなくなる程度のナイーブな心は持っています。
パチンコの甘い罠の餌食にならないためには、近づかないことが一番大事。
はあ.....なんで昨日の僕は誘惑に負けたのかなあ。ホント情けないです。
また一から出直しです。
脱パチンコ──元パチンコ店長が書いたパチンコの問題点と「止め方」
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