[ま]キャプテンハーロック/フルCGは実写のようにきれいだけど・・・ @kun_maa
こんにちは!キャプテンハーロックは憧れのヒーロー @kun_maa です。
キャプテンハーロックと言えば、言わずと知れた松本零士原作の漫画。
本編だけではなく銀河鉄道999にも出てきたりして、その謎多きクールなヒーローに子どもの頃は憧れましたねえ。だって宇宙海賊ですよ。自由の旗のもとに!ですよ。
そんなハーロックが映画になったと聞いては、見ないわけにはいきません。
作品を観たあのジェームズ・キャメロン監督も「空前の出来、もはやこれは伝説だ」と言ったそうですから。期待大です。
<良かった点>
①映像がきれい
フルCGアニメーションって言うんですか?なんかほとんど実写のように映像がきれいでした。さすが総制作費3,000万ドルです。
②声優陣が豪華
ハローックは小栗旬、主役のヤマは三浦春馬、ほかにも蒼井優、古田新太、福田彩乃、森川智之、大塚周夫など豪華な顔ぶれです。セリフも聞いていて安心感がありましたね。
③原作のキャラクターが登場
キャプテンハーロックはもちろんですが、原作に登場していた「有紀 螢(ゆうき けい)」、「ヤッタラン」、「ミーメ」、「トリさん」「トチロー」などがこの映画にも登場します。
かなーり雰囲気は違っちゃってたけど、ヤッタランとトリさんはいい味出してたかな。
<残念だった点>
①ストーリーがつまらない
ストーリーは原作とはまったく違います。宇宙海賊らしさがないし、チラシには「世界を変えたければこの艦に乗れ」とかっこいいことが書いてあったけど、「世界を変える」とかほとんど関係ないし。ラストも「え?なんで?」って感じでモヤッとします。
ストーリー自体あまり盛り上がり感がなく、結局なんなのさ?って感じ。チラシをよく見たら、キャメロン監督が絶賛していたのは「映像」でした。
②ハーロックが情けない
原作では謎が多いものの、自由のためにとか男らしさを語ったりするクールでかっこいいハーロックですが、この作品では過去の自分の失敗に長年囚われています。そして謎の行動はその自分の過去を帳消しにするためだけ。乗組員も騙しています。こんなハーロックは見たくないな。
③アルカディア号のデザインが好きじゃない
艦首のドクロはいいいんですけど、なんか全体的にゴテゴテしていてあまり好きじゃありません。まあ、好みの問題なんでしょうけど。それに笑っちゃうくらい無敵すぎます。あれはないわ。
④主人公の「ヤマ」の行動がブレ過ぎ
ハーロックの暗殺のためにアルカディア号に乗り込んだはずなのに、ちょっと会話しただけでハーロックに心酔しちゃうし、そうかと思えばコロっと寝返ったり、また戻ったりと行動がブレブレで信念が感じられません。感情移入はもちろん無理。
映画『キャプテンハーロック』3分予告編映像 - YouTube
あれ、思いつくままに書いていったら<残念な点>の方が多くなっちゃった。
まあ、残念な点には目を瞑って映像の素晴らしさを味わう映画ですかね。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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