こんにちは!賄賂は立派な犯罪 @kun_maa です。
Bribespotというアプリがあります。日本語にすると「賄賂スポット」ですね。
警官や役所、軍隊や入国管理局、病院や学校などで、賄賂を強要されたときに、その場所や金額、要求されたときの状況などを簡単に登録できるというアプリです。
登録された情報は、アプリやBribespotのサイトで世界中に公表されて、みんなで共有することができます。
日本では今のところ賄賂情報は登録されていません。
だって、日本の警官や役所、学校などで賄賂を要求されることなんてないでしょ。
日本の公共サービスに従事する人間の高潔さは世界有数だと思いますよ。
でも、いざという時のために使い方をご紹介。とっても簡単です。
1 賄賂情報の登録の仕方
①アプリを立ち上げて、右上の$マークをタップします
②賄賂を要求された場所を特定します(通常は現在地情報を取得して現在地が表示されますが、それをやると僕の自宅がバレるんで説明写真では新宿を指定しています)
③まず賄賂を要求してきた相手の属性を選択します。
警察/軍隊、役所や学校、Health careは病院関係でしょうか、その他などが選べます。
④次に賄賂の通貨を選択します。世界中の通貨から選べます。
⑤最後に「賄賂の金額」やそのときの状況などを記入して一番下の「Report a Bribe」をタップして登録終了です。
2 登録されている賄賂情報の確認
①まずホーム画面左上の三本線ボタンをタップ。
表示された画面で「SEARCH」をタップします。
②地図が表示されて、その場所に賄賂スポットがあればそれも表示されます。
写真はわかりやすいように、賄賂スポットが多いタイのバンコクにしてあります。
③表示されているスポットをタップすると場所の概要と賄賂額が表示されます。
表示された概要部分をタップすると、詳細がわかります。
警官に200バーツを要求されたようですね。
④登録情報の一覧を見るには、「EXPLORE」をタップ。
こんなふうに表示されます。さすがバンコク!多いですね。
日本でこのアプリを使う日はないかもしれませんが、外国に行った時に運悪く使うことになるかもしれません。また、事前にどこで賄賂要求があったのかを知ることができるので外国に行く時にはチェックしておくのもいいかもしれません。
でも、Bribespotが目指しているのは、きっとこういう形で世界中に賄賂を要求されたという事実を公開することで、抑止力が働くことにあるんじゃないかと思います。
みんなで、どんどん賄賂情報を登録して、世の中がもっとよくなればいいのにと僕は思います。こういう取り組みもスマホやタブレット端末が普及してきたからできることなんでしょうね。
BribespotのWebサイトはこちらです。
Bribespot.com | Report & track bribes
最後に、実際に賄賂の要求が横行しているタイでは「Bribespot」をどんなふうに使うのかというPVがあります。
タイ語がわからなくても、タイで日常的にこんな感じで賄賂の要求があるのかってことがわかりやすく映像化されています。短いし、おもしろいのでご覧になってみてください。
なかなかおもしろいアプリとWebサービスだと思います。
Bribespot 1.0(無料)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, 旅行
販売元: Bribespot - Bribespot Vsi(サイズ: 14.2 MB)
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