まあ、宝くじもtotoも全然当たらないんだけどさ(´・ω・`)ショボーン
これまで、スポーツ振興くじ(愛称 toto)の賭けの対象はJリーグの試合だけでしたが、今年の4月26日に、その賭けの対象となる試合にサッカーの国際試合や海外リーグの試合を加えることができるようにするための「スポーツ振興投票の実施等に関する法律」の改正案が国会で可決・成立しています。知ってました?
スポーツ振興くじ(toto)とは、1口100円から買えるJリーグの試合結果を予想する(自分で予想しなくてもコンピュータにランダムに選ばせて買うこともできます)くじで、キャリーオーバー発生時は最高2億円(通常は1億円)が当たるというものです。
その売り上げは、だいたい年間800億円で推移しているそうです。
売り上げ(つまりハズレた人から巻上げたお金)はスポーツの振興に使われることになっています。趣旨としてはこれもアリかなと思いますけど。
そして、今回の法改正と同時に売り上げの5%を上限にして国立競技場の改築費用に充てることができるように「日本スポーツ振興センター法」の一部改正も行われています。
そうはいっても法を改正しただけでは実施できないのはご存知のとおり。
細かいことは関係省令を改正する必要があるからです。
スポーツ振興くじを所管する文科省では8月中に関係省令の改正案をまとめ、パブリックコメント(どうせ形だけですけどね)を経た上で、早ければ10月の施行を目指し、12月からは海外リーグや国際試合などの新たな対象を加えた toto を販売する予定です。
ところで同じくスポーツ振興くじのBIG(最高当選額6億円!)はどうなるんでしょうね?同じように賭けの対象を拡大するのかな?
なんで国はJリーグ以外のサッカーの試合を対象としたがっているのか。
そりゃ儲けたいからに決まっているじゃありませんか。
Jリーグの試合は12月からオフになってしまうので、Jリーグのシーズンオフは toto も販売できません。賭けの対象を海外リーグや国際試合に拡大することで通年販売をしたいんですね。
見込みとしては、通年販売に移行すると年間1000億円台の売り上げになるようですよ。ざっと現在より200億円以上の売り上げ増。そして、その5%を上限にして国立競技場も改築しちゃおうっていう腹づもりなのでしょう。
儲けの使い道が使い道なだけに一概に悪いことだとは言いませんが、まあなかなかあこぎなことを考えますな。
サッカーファン、くじ好きの方はくれぐれも toto の戦略に乗せられて散財しないようにご注意を。
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