[ま]ぷるんにー!(พรุ่งนี้)

ぷるんにー(พรุ่งนี้)とはタイ語で「明日」。好きなタイやタイ料理、本や映画、ラーメン・つけ麺、お菓子のレビュー、スターバックスやタリーズなどのカフェネタからモレスキンやほぼ日手帳、アプリ紹介など書いています。明日はきっといいことある。

[ま]Kindleで芥川賞受賞作品を読みたい人に捧げます @kun_maa

 

 

 

 

こんにちは!Kindle本の検索がクセになりそう @kun_maa です。

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by:paolofefe

日本で一番有名な文学賞と言えば、芥川賞直木賞。一番と言いながら2つ挙げちゃったけど。

でも、やっぱり1番は芥川賞でしょう。

正式名称は芥川龍之介賞。純文学の新人に与えられる賞として文藝春秋社内の日本文学振興会によって選考が行われ、毎年2回賞が授与されます。

近いところでは、この受賞者の記者会見が話題になりましたね。

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さて、多くの有名作家を生み出してきた芥川賞ですが、Kindleでいくつの作品を読むことができるのでしょう。

調べてみました。

ちなみに、Kindle本の検索に「芥川賞受賞作」と入力して検索をかけると、なんと1冊だけしかでてきません。

それは第123回(2000年上半期)受賞作の「きれぎれ」(町田康)です。

 

本当にこの1冊だけなのか?たったの1冊?

こうなったらやるしかありません。受賞全作品を検索しましたよ。

1935年から続いている賞ですから、検索しながら気が遠くなりました。

 

まず1935年〜1963年受賞作まで全滅です。

受賞作家の他の作品はいくつかありましたが受賞作に限ると全くありません。

まあ紙の本でも絶版でしょうけどね。

 

そして、やっとちらほらと見つかり始めた1960〜70年代。

やっぱり探せばあるんじゃない。

第51回(1964年上半期)受賞作品「されどわれらが日々ー」(柴田翔

 

第59回(1968年上半期)受賞作品「年の残り」(丸谷才一

 

第61回(1969年上半期)受賞作品 「赤頭巾ちゃん気をつけて」(庄司薫

 

第66回(1971年下半期)受賞作品「砧をうつ女」(李恢成)

 

第68回(1972年下半期)受賞作品「れくいえむ」(郷静子) 

 

第70回(1973年下半期)受賞作品「月山」(森敦)

 

第74回(1975年下半期)受賞作品「岬」(中上健次

 

やっと1980年代に突入!けっこうへろへろです。 

第84回(1980年下半期)受賞作品「父が消えた」(尾辻克彦

 

第99回(1988年上半期)受賞作品「尋ね人の時間」(新井満) 

 

第100回(1988年下半期)受賞作品「ダイヤモンドダスト」(南木佳士

 

第102回(1989年下半期)受賞作「ネコババのいる町で」(瀧澤美恵子)

 

やっと1990年代です。 

第103回(1990年上半期)受賞作品「村の名前」(辻原登

 

第104回(1990年下半期)受賞作品「妊娠カレンダー」(小川洋子

 

第115回(1996年上半期)受賞作品「蛇を踏む」(川上弘美

 

第119回(1998年上半期)受賞作品「ゲルマニウムの夜」(花村萬月

 

ここからは、2000〜2010年代です。

既に紹介した第123回(2000年上半期)受賞作品の「きれぎれ」(町田康)は省略します。

第125回(2001年上半期)受賞作品「中陰の花」(玄侑宗久) 

 

第126回(2001年下半期)受賞作品「猛スピードで母は」(長嶋有

 

第127回(2002年上半期)受賞作品「パーク・ライフ」(吉田修一

 

第128回(2002年下半期)受賞作品「しょっぱいドライブ」(大道珠貴) 

 

第129回(2003年上半期)受賞作品「ハリガネムシ」(吉村萬壱

 

第135回(2006年上半期)受賞作品「八月の路上に捨てる」(伊藤たかみ

 

第139回(2008年上半期)受賞作品「時が滲む朝」(楊逸

 

第144回(2010年下半期)受賞作品「きことわ」(朝吹真理子

 

第144回(2010年下半期)受賞作品「苦役列車」(西村賢太

  

第146回(2011年下半期)受賞作品「道化師の蝶」(円城塔

 

第146回(2011年下半期)受賞作品「共喰い」(田中慎弥

 

以上です。第1回(1935年上半期)から第147回(2012年上半期)までの受賞作品全部検索しました。

疲れました。

全部で27作品がKindle化されていました。やはり受賞作全体から見ると、少ないですね。

でも、いったいなぜ最初に「芥川賞受賞作」で検索した時にこれだけの作品が引っかからなかったのでしょう?検索機能をもっと充実すれば、こんな苦労をしなくても抽出できたのに。

 

個人的には、松本清張宇能鴻一郎芥川賞作家だったこと、MacBookの漢字変換が芥川賞作家名をかなり正確に変換することに驚きました。

 

 

 

 
 
 
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