こんにちは!昭和41年生まれの @kun_maa です。
僕は行ったことがないのですが、大分県豊後高田市は、昭和30年代の町並みを再生した「昭和の町」として観光振興を図っているそうです。
昭和の町並みを散策できるほか、昭和30年代の民家、商店、教室などを再現した「昭和の夢町三丁目館」という体感施設や、「昭和の絵本美術館」、駄菓子屋のおもちゃの所蔵では日本一という館長がいる「駄菓子屋の夢博物館」などのアミューズメント施設も充実していて、けっこう賑わっているようです。
地方の振興施策としては成功例のうちに入るのではないでしょうか。
ただ、観光客は昼間に集中し、夜間や宿泊に関しては伸び悩んでいるのが課題だとか。
そこで、豊後高田市と豊後高田商工会議所は、夜間の飲食店使用者のタクシーや運転代行費用の一部助成を始めたそうです。
事業の名目は、夜間の商店街の活性化に加え、飲酒運転の撲滅を狙うということで、事業費は182万5000円。
このうちのどれくらいが税金なのかは知りませんが、なかなか思い切ったことをします。
今回この助成対象となるのは、「昭和の町」のなかで、多くの飲食店が立ち並ぶ宮町商店街。このうち、居酒屋やスナックなど28店舗の利用者に対して助成券を交付するそうです。
助成券は1枚500円で、費用の一部を各店舗が負担します。負担割合は不明。
また、1回の乗車について何枚でも利用が可能で、お客に何枚助成券を配るかは、各店の裁量に任せるそうです。
2013年3月までの事業ですが、用意する助成券5000枚がなくなり次第終了の予定です。
この事業でどれだけ効果があるのか、昭和の町周辺の宿泊施設の状況や市外からの観光客の状況などを知らない僕にはわかりませんが、もともと飲みにきていた地元客の利用がほとんどで、観光客の誘致には効果がなかったということのないように、祈ってます。
助成券という現ナマをバラまくような実弾作戦。
実施するにはちょっと勇気がいるような行政の取り組みって嫌いじゃありません。
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