こんにちは!読書大好き @kun_maa です。
電子書籍の話題に事欠かない昨今ですが、Kindle端末がまだしばらく届かないので、以前から興味があったFeBeのオーディオブックを利用してみました。
<FeBeとオーディオブックの購入について>
FeBeとは、株式会社オトバンクの運営するオーディオブック配信サービスです。
ビジネス書や自己啓発本、語学、小説、ラジオドラマなど様々なジャンルの音声コンテンツが7000本程度用意されているので、有名どころはけっこう揃っています。
Webサイト上でダウンロードしてパソコンで聴いたり、iTunesに保存してiPhoneに入れて持ち歩くことも可能です。
また、iPhoneアプリには無料の専用アプリ「KikuPlayer」もあり、PCを使わず直接iPhoneにダウンロードすることもできます。
利用するには、最初に会員登録が必要です。
氏名やメールアドレス、クレジットカード情報の登録が必要となります。
登録後は、すぐにオーディオブックが購入できますが、なにしろ初めてなのでどんな種類の本が向いているのか見当もつきませんでした。
ラインナップを見ていたら、まとめ買いで安くなるものの中に、前から読んでみたかったけど本で読むのもちょっとめんどくさいなと思っていた「超訳シリーズ」がありました。
一度に2冊分も買って、もしオーディオブックが自分に合わなかったらどうしようとは一瞬思いましたが、思い切って買ってみました。
<実際に体験してみて思った3つのこと>
(1)何かをしながら、また場所も選ばず聴くことができるというのはとっても便利
満員電車の中で本を広げることもできないような状況でも、iPhoneとイヤホンさえあれば聴くことができます。
歩行中や夜寝る前の電気を消した暗い部屋でも「聴く読書」が可能です。
(2)集中力が必要
(1)で何かをしながら聴くことができると書いたことと少し矛盾するかもしれませんが、文字を目で追わなくて済む代わりに、聴くことに集中していないと内容が頭に残りません。ボーッと聴いていると肝心な部分を聴き逃して意味がわからなくなります。
そして、書籍と違ってすぐにわからなくなった部分を読み直すことができません。
(専用アプリを使っているとちょっとだけ戻るというのも簡単にできますが・・)
だから、何かをしながら聴くことはできますが、内容を理解しながらということになると、車の運転や手作業など集中力をそがれることをしながら聴くというのは、ちょっと無理かなと思います。僕が不器用なだけかもしれませんが。
耳に集中することと、ある程度イメージを思い浮かべながら聴くことができる環境じゃないと有効に活用できないなあと思いました。
(3)目が疲れない&記憶に残りやすい
仕事で一日中PCを使ったりするので、仕事帰りにはけっこう目が疲れています(べっ、別に歳のせいなんかじゃないんだからね)。
仕事帰りの電車の中で目を閉じて、じっくりと朗読に耳を澄ませていると、目を休めながら読書体験ができます。これはなかなかいい点だと思います。
そして、慣れてくると耳から入ってきた情報はなんとなく記憶に残りやすい感じがします。最初はそうでもなかったのですが、聴くことに慣れてくると、スーッと頭の中に言葉がしみてくる感覚があります。
もしかすると、もう少し慣れてくると倍速で聴いてもしっかり記憶に残るようになるのかもしれません(ちょっと試してみたけど、今はまだダメでした)。
以上、まだ一冊目の途中までしか体験していないので、本当にファーストインプレッションにすぎないかもしれませんが、初めてオーディオブックを利用してみて思ったことを3つ挙げてみました。
電子書籍も楽しみですけど、耳で聴く読書体験っていうのも使い方によっては、十分アリなのかなと思っています。
紙の書籍での読書、電子書籍での読書、耳で聴く読書とさまざまな読書を体験できるなんて、読書好きにはたまらなくうれしい時代になったものです。