こんにちは!インド映画のダンスシーンで寝てしまう @kun_maa です。
この作品、インド映画史上最高額となる37億円を投じて制作された映画です。
完全版は3時間を超える映画が珍しくないインド映画としては普通の2時間57分という長時間ものなのですが、日本公開版は139分に短縮されたものがDVD化されています。
インド映画と言うと、いわゆるマサラムービーと呼ばれて、ハチャメチャなアクションや唐突に繰り広げられるダンスシーンが有名ですが、この作品もなかなかのものです。
ただ、普通のマサラムービーと違うところは、インド映画のCGの実力をこれでもかと見せつけられるところ。それもCGによるリアリティの追求というよりは、CG力を使ってムダに滅茶苦茶なシーンを連発させるところが凄まじいです。
ストーリーはザックリと次のような感じ。
天才科学者バシー博士が、10年かけて自分そっくりのハイテクロボット「チッティ」を開発します。
ハチャメチャな行動で笑わせてくれるチッティですが、バシー博士はこのチッティを軍事用に役立てようと開発しました。だから、めちゃくちゃ強いです。笑っちゃうくらい。
軍事用ロボットとして認めてもらうために、人間の規律や習慣、感情を学習していくうちに、人間と同じ感情を持ってしまったチッティ。
よせばいいのに、バシー博士の恋人サナに恋をしてしまいます。
そのことが原因で軍のテストに失格、博士の怒りを買い、解体されて捨てられてしまいます。それを悪い科学者が利用しようと殺人マシーンとしてのチップを組み込んで修理。
サナへの想いと、バシー博士への復讐に燃える殺人マシーン・チッティの大暴れが始まります・・・。
チッティのメチャクチャな暴れっぷりも必見です。
感想を一言でいうなら「すげー!おもしろい!」です。
人間に恋したロボットの話なんて、ハリウッド映画だと悲喜こもごもあって悲劇に終わるって感じですけど、さすがインド映画は違います。
超絶なアクション、ド派手な歌とダンス、最新のCG技術の無駄遣いで、一大エンターテイメントに仕上げています。
時にターミネーターを思い出し、マトリックスの世界に紛れ込み、気づくとやっぱりインド映画の歌とダンスに魅せられている感じ。
そして、最後にはなぜかちょっとホロリとくるシーンもあったりして、映画の楽しさをこれでもかと、てんこ盛りにした感のある作品です。
難しいことは考えたくない、ただ映画を楽しみたいというときには絶対オススメの作品です。頭を空っぽにして観てみてください。
もし、インド映画のダンスシーンが苦手な人でも十分鑑賞に堪える歌とダンスシーンだと思いますよ。
そして、サナ役の女優が美しい・・・あ、でもインド映画なのでラブシーンはおろかキスシーンもありませんのであしからず。
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