サワディークラップ!タイのお寺は居心地よくて眠くなります @kun_maa です。
せっかくタイに行くなら、ぜひお寺にもお参りに行きたいものです。
平日の昼間でも、けっこう多くのタイ人が熱心にお参りする姿を見ることができ、その信仰心にちょっと胸熱になったりします。
どうせ行くなら、自分でもお参りしちゃいましょう。
だって作法がわからなくて・・・
そんな理由で、お寺に行ってもついつい素通りという方も多いのではないでしょうか。
それはちょっともったいないし、仏像やそれを熱心に拝んでいるタイ人にもなんとなく失礼な気がするのです。
<基本編>
仏像のそばには、お参りに必要な花(蓮や蘭、花飾りなどお寺によっていろいろです)、線香、ろうそく、金箔(紙に挟まれて線香にろうそくと一緒に輪ゴムで止められていることが多い)のセットがあります。
お寺によって、係の人がいて手渡してくれたり、下の写真のようにただ積んであるだけのところもあります。
20バーツでいいのでその場で寄進をして、お参りセットを手に入れます。
仏像の前や本堂の前に、お参り用の場所があり、そこにはろうそく立て、線香立て、花置き場がありますので、まずろうそくに火をつけ、その火で線香に火をつけます。
先にお参りしている人がいて、その後ろを通り過ぎるときなどに、人をまたぐような通り方はいけません。すり足で静かに通りましょう。
お参りの際には、横座りか正座で、絶対に仏像の方に足の裏を向けてはいけません。
正しく座って、火のついた線香と花を両手にはさんで合掌してお参りをします。
お参りが済んだら、線香は線香立てに、花は花置き場にお供えします。
金箔は、お参りした仏像に貼付けます。このとき、包んである紙から出さずに、紙を開いて金箔を押し付けるようにするとうまくくっつきます。
たったこれだけです。簡単でしょ?
大きなお寺のご本尊の場合は、以上のお参りを本堂の入口で行って、そのあと本堂に入ってご本尊を拝む場合があります。
このときも、静かに本堂に入り、横座りか正座をします。
そして、まず合掌してそのまま頭ごと、手を開きながら床に頭をつける動作を3回繰り替えします。
そのあと、再度合掌してお参りをし、最後にまた最初の動作をして終了です。
<その他編>
境内に下の写真のように、さまざまな仏像がならんでいて前に灯がともっている場所があったら、10〜20バーツ程度を寄進して、順番に灯がともっている入れ物に油をすくって入れていきましょう。
これは、自分が生まれた曜日ごとに仏像が決まっていて、その仏像が並んでいるのです。曜日によっては生まれた時間帯で2つの仏像に別れる日もあるので仏像は7体ではありません。ちなみに僕は火曜日生まれなので涅槃仏が僕の守り仏です。
タイに行く前に自分の生まれた曜日を確認しておくといいですよ。
本堂など建物のなかに、鉢がいくつも並んでいたら、係の人(箱が置いてあるだけのこともある)に20バーツくらい寄進して、細かくなったコインを受け取り、鉢に入れていきましょう。これもお寺へのお布施の方法のひとつです。うまく全部の鉢に入れられるように調整しながら無心でコインを入れていくのも楽しいですよ。
境内には、お守りを売っている場所(タイ語では借りると言いますが)が、あるので、そこも見てみて、気に入ったお守りがあれば記念にどうぞ。
この場合、気をつけるのはお寺が売っているものを手に入れることです。
境内には露天商のお守り売りもいますが、彼らのは真贋つけ難く、そのお寺とは関係ないお守りを扱っていますので。
以上、タイのお寺のお参りの仕方をざっと簡単にご説明しました。
もし、よくわからない場合は、数分間でもその場でタイ人のお参りの様子を観察するか、その場にいるタイ人に教えてもらうのが手っ取り早いです。
これを参考にお寺巡りを楽しんでいただければうれしいです。
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